2024年06月05日20時21分のバトル
現在妖狐カムラヲがタイトルを33回防衛しています! 挑戦者がタイトルを奪取するのか、チャンピオンが防衛記録を伸ばすのか!?
残り体力( 妖狐カムラヲ:60 , ズゴック:5 , めがね:5 , 九七式中超硬壁:31 )
残り体力( 妖狐カムラヲ:60 , ズゴック:5 , めがね:5 , 九七式中超硬壁:12 )
残り体力( 妖狐カムラヲ:60 , ズゴック:5 , めがね:5 , 九七式中超硬壁:12 )
残り体力( 妖狐カムラヲ:60 , ズゴック:5 , めがね:5 , 九七式中超硬壁:12 )
残り体力( 妖狐カムラヲ:60 , ズゴック:5 , めがね:5 , 九七式中超硬壁:-25 ) 九七式中超硬壁のLIFEは0になった! 九七式中超硬壁はやられた・・・ ![]()
残り体力( 妖狐カムラヲ:13 , ズゴック:5 , めがね:5 )
残り体力( 妖狐カムラヲ:-13 , ズゴック:5 , めがね:5 ) 妖狐カムラヲのLIFEは0になった! 妖狐カムラヲはやられた・・・ 妖狐カムラヲ 「(邪気が抜け、斃れた)WIN! ズゴック「コンナワタシデモ、ヤレバデキマチダァ!」
妖狐カムラヲ やられた回数:33回
|
四季の味わいを一皿に
コッコロ
「荒れていた天気も落ち着いてきましたね。
狐さまも、憑き物が落ちたかのようにおとなしくされておりますし。」
ペコリーヌ
「ここに来るまでたいへんでしたね......
うぅ、おなかが空いちゃいました......」
コッコロ
「登ってくる途中に季節の味覚も集めましたし、
ピクニックと参りましょうか。食事の準備をいたします。」
ペコリーヌ
「それじゃあ、わたしも手伝いますね☆
キャルちゃんも一緒に......って、あれ?
さっきまでそこに居たのに......キャルちゃ~ん?」
キャル
「やっぱり......何もないわね。
狐の神様、なんていうから期待しちゃったじゃない。
......陛下......」
覇瞳皇帝
「......よく来たわね。」
キャル
「へ、陛下っ......!?」
覇瞳皇帝
「前にあなたが持ってきたおにぎり......ひどい味だったわ。
よくあんな物を出せたわね。
塩辛くて、手慣れていない不出来な形で......」
キャル
「も、申し訳ありません......!
陛下のお口に合わなかったですよね。」
覇瞳皇帝
「勝手にしゃべっていいと言った覚えはないのだけど?」
キャル
「......っ! も、申し訳ありません。
覇瞳皇帝
「だけど......間に合わせの包帯なら
必ずしも清潔である必要はないのも事実ね。」
キャル
「えっ......?」
妖狐カムラヲ
「―――――♪」
覇瞳皇帝
「別に頼んでもいないけれど......
あなたたちのおかげで、私の眷族――この子へ
貸し与えていたモノの楽に回収できたわ。
気分がいいから、今日は見逃してあげる。
私も本調子には程遠いし......
それでも、この場で猫一匹を縊り殺すくらいは訳ないのだけれど。」
ペコリーヌ
「キャルちゃーん、もー捜したんですよ......
っ! あなたは......」
覇瞳皇帝
「あら、新しい飼い主のご登場ね。
これ以上騒がしくなるのは御免だわ。」
キャル
「陛下、あの......!」
覇瞳皇帝
「神に御饌を献上するなら、
もっと繊細な味付けと、彩りを学びなさい。
行くわよ、カムラヲ。
次から次へと、主人の手を煩わせてくれること。
あなたも躾け直す必要があるのかしら。」
(覇瞳皇帝は去っていった)
ペコリーヌ
「消えちゃい......ましたね。
キャルちゃん、怪我はありませんか?」
キャル
「あ、うん、あたしは大丈夫。」
ペコリーヌ
「さっきのあの人......わたしの気のせいでしょうか?
前はもっと、刺すような威圧感を感じたんですけど......」
コッコロ
「確かに、敵対する様子もなく退いていきましたが......
油断ならない相手なのは間違いありません。
警戒は緩めないようにいたしましょう。」
キャル
「陛下......」
妖狐カムラヲ
「―――――♪」
コッコロ
「わぷっ。き、狐さま?
頭をすりすりするのはおやめくださいまし。
わたくしでは、受け止めきれま――ひゃあっ?」
キャル
「ちょ、ちょっとあたしもっ?
あっ痛っ、思ったより力強いわねあんた!」
ペコリーヌ
「この流れは......わっ、やっぱりわたしもですよねっ?
あうぅ......あ、ちょっとお日様のいい匂いがします♪
あっ、もう離れちゃうんですか?
もう少し堪能させてくれても良かったのに......」
妖狐カムラヲ
「―――――」
(妖狐カムラヲは去った)
キャル
「行っちゃったわね......ん、何よこれ?」
ペコリーヌ
「これって......稲荷寿司、ですよね?」
コッコロ
「狐さまからのお礼......でしょうか?」
ペコリーヌ
「わぁ、お醤油とお砂糖のいい匂いがします♪
じゅわっと味が染みてておいしそうですねぇ。」
(ペコリーヌのお腹が鳴った)
ペコリーヌ
「あぅ......緊張が解けたらおなかが空いちゃいました。
せっかくですし、ちょっと味見を......あーん♪」
キャル
「ちょっ、待ちなさいってば! コロ助、パス!!」
コッコロ
「申し訳ありませんペコリーヌさま。
味見とつまみ食いはブロックでございます。」
ペコリーヌ
「あぁっ! そんなっ......!
もう、キャルちゃんったらいじわるです~」
キャル
「見て食べるまでがノータイムすぎんのよ!
なんでそう動作が直結してんのあんたはっ!
......ねぇ、あたしが言うのもなんだけどさ。
何か仕込まれてるとか考えたりしないわけ?
あんた、一度それで痛い目に遭ってるわよね?」
ペコリーヌ
「うーん?でも、誰かを疑いながら食べるご飯より
信じて食べるごはんの方がおいしくないですか?」
キャル
「ああ、そうだった......あんたなら絶対そう言うわよね。
分かり切ってる答えを聞いたあたしがバカだったわ。」
コッコロ
「キャルさま、ご安心を。
ペコリーヌ様の胃袋は並大抵ではございませんので。」
キャル
「そういう話じゃないと思うけど......はぁ。
もういいわ。その代わり、最初はあたしが食べるから、
毒見ってわけじゃないけど、一応ね。」
ペコリーヌ
「えぇ~? こんなにおいしそうなのに~
んもぅ、キャルちゃんの心配性~♪」
コッコロ
「こちらで作っていた料理も、すぐに出来上がります。
旬の存在を生かした素朴で繊細な味に仕上げてみました。」
ペコリーヌ
「それじゃ、このお寿司も並べちゃいますね♪
ほら、キャルちゃんも早く早く!」
キャル
「ねぇ、コロ助。
今度、あたしにもその繊細な味付けってのを教えてくれる?
ちょっと......作る機会があるかもしれないから。」
コッコロ
「もちろんでございます。
また一緒に食材を採り、料理を作り、
一緒に美味しい食卓を囲みましょう♪」
by.Donald-2nd-R(妖狐カムラヲ発案者)