はぁ......これ見てるんですか、先生。
棗イロハです。......まあ先生は知っていますが。
全く、ヒナ先輩やマコト先輩ったら急におかしくなって...
歴史に残っちゃいますよ、あの後先生に話したように.......
これから「真のNKウルトラ計画」を知った後について思ったことを書きたいと思います...
......まあ、つまらないものですがね。
2026/08/19 11:05
真のNKウルトラ計画?
つまり......サツキ先輩が研究していたものとは別物なんですか?そうみたいです。
雷帝が夢見ていたのは、人の根幹に触れる精神操作で、深層意識を意のままに操れるんだそうです。
邪悪で非論理的な実験だそうですね。サツキ先輩が詳細を話してくれるんだそうです。
先輩たちが話したがらない、過去の話......ですね。
2年前、恐怖でゲヘナを実験していた雷帝は非人道的な実験を行っていたようです。
その中の一つに、生徒の自由意志を奪って学園全体を一つに統合する「プログラム」もあったらしいですね...
幸い、その計画が本格的に始動する前にマコト先輩やサツキ先輩を含む反雷帝勢力によって雷帝は失脚したそうです。
そのために、そこまで進むことはありませんでしたね。
サツキ先輩は、雷帝の目指す先が間違っていたようです。なので関連資料は破棄したらしいです。
マコト先輩の場合は雷帝に関わるものは無条件で破棄するほど雷帝の研究は危険だったようですね。
そのはずなのに今の状況だと事態は深刻ですね。
この研究は完成していなかった上に、トリガーに関する情報は入っていないですからね。
どういう仕組みで作動するかわかっていなかったんですよ、サツキ先輩は。
そんなものがあったなんて......にわかには信じられませんね......。
あのマコト先輩がヒナ先輩と手を取り合って、キヴォトス征服を叫んでた。
3年生だけおかしくなってましたね。サツキ先輩除く。
どうやら雷帝の実験は、当時のゲヘナ生を対象にしていたらしいです。というわけで、今2年生で当時いない私は無事ですね。
チナツ?卒業した生徒にはそこまでの影響はないですね。
放送が届く範囲なんてせいぜいゲヘナの敷地内ですからね。
サツキ先輩。あれを元に戻すことはできますか?え、わからない?面倒なことになりましたね。
どうやらあれは雷帝の遺産だそうです。サツキ先輩の催眠にかかったマコト先輩みたいに、ひと眠りしたら解けるなんて簡単な話ではありませんね。
はあ......どうしましょう。サツキ先輩はできることを全部やってみるようです。
サツキ先輩が望むのは世界平和で、誰も傷つかない世界を作りたいようですが、
あれだと正反対ですからね。
あんな馬鹿げたことに風紀委員長が乗っかるだなんて......。
はぁ...本当に厄介なのは別のことですか。マコト先輩が本気に見えることも問題視されているようです。
マコト先輩は倒すべき敵がいる時、強くなります。その相手が強ければ強くなると、なおさららしいです。
雷帝と対峙していた時はいきいきしていたようです。あれ以来本気を出していないようですが......。
どうやら面倒で済んでいることが幸運なんだそうです。
マコト先輩は敵に回ったら厄介です。あの執念深さと闘争心はキヴォトスでは負けませんね......
それが本気の闘争を決めたとなれば、簡単には終わらないようです。
それは......そうですね。普段は抜けたところばかり見せるくせに......。
サツキ先輩が平気なのは、あの研究に関連しているらしく、NKウルトラ計画について研究したからですね。
雷帝の研究から着想を得た倫理的に問題なく強制力も弱い、「京極サツキ流NKウルトラ」らしいです。
はぁ...あれ考えたのマコト先輩らしいです。名前を上書きしてやるということで...
あれでサツキ先輩は効かなかったようです。そんな偽の計画にゲブラが泣いてるなんて恐ろしいですよ、まったく...。
あのサツキ先輩除く3年生は洗脳されているようです。......なんにせよ、無事でよかったです。
とりあえず洗脳を解除できる方法を探そうと先生が言いましたよ......
なんで止めた方がいいって......シャーレは連邦生徒会長所属、ゲヘナの問題に連邦生徒会が介入するらしいですね。
ゲヘナ自治区の主権に関わる話になりかねないので、ゲヘナの問題は、ゲヘナが解決するようです。それをサツキ先輩はやり遂げるようです。
まずは私たちで頑張れって押し付けてきましたよ......
ゲヘナの首脳部がキヴォトスに攻撃を宣言しただけで、大混乱になりますね。
というわけで何としてでも、内々で片づけないといけませんね。
手遅れになる前にできる限り自分たちでなんとかする、というのが目標だそうです。
......って夕方まで議論しましたがね。決定的な方法が最後まで浮かばなかったんですよ。はぁ...
どうやら変な音声がトリガーですね。その可能性が高く、
文脈が一定じゃない特定の言葉の組み合わせがトリガーとなり眠っていた深層意識が目を覚ますというところに手がかりがあるようです。
単語を逆再生で聞かせると...はダメなようです。
頭に響きますね。そういえば、あの音、放送のときも鳴ってましたよね。
周波数のこと?先輩......?
何かをひらめいたようです。手がかりを見つけたようでサツキ先輩は戻って研究してみるらしいです。
...面倒事に巻き込まれないといいのですが......
サツキ先輩が変な人なのは事実ですから......。でも、やる時はやる人なんですよ。
どうやら洗脳されてる人は逆らうものには容赦しない雷帝のやり方をするようですね。
...はぁ。戻りましょう。それにどのみち、事を起こすにも私たちだけでは限界がありそうですし。
とはいえ、サツキ先輩の懸念が正しいのなら、一番危ないのは先生なのでは?
ただでさえ目立つのに、派手に動いたら......。慎重に動くらしいです。
はぁ......先生のことですから。賢く立ち回るとは思いますけど。
解散するようです。皆さん、気を付けて。
2026/08/19 11:30
あの復興している3人が帰っていきましたね。マコト先輩?言いたいこと?
マコト先輩は......本気なんですよね?
え、知っているんですか?マコト先輩は戯言を口にしたことは一度もないようです。
じゃあ......私、万魔殿、辞めます。
私の知っているマコト先輩は、そんなことは言いません。
変わってしまったマコト先輩を......私はもう、見たくないので。
そうですね。好きにします。ここまでです。はい。短くない間、お世話になりました。
私は、悲しそうな表情で万魔殿を辞めました。
ばかばかしいマコト先輩が、もう見たくありませんでしたので。
こんなことまでして万魔殿をやらせるんだったら、バカバカしくなりましたよ。
よく見たらイブキ後輩まで悲しんでましたね。せっかく夏を楽しんだのに。
2026/08/19 11:52
万魔殿を辞めて現実時間で約22分後。
気が付いたら、ゲヘナ再興委員会のレジスタンスにいました。
いつも「一つになったゲヘナ」「一つになったゲヘナ」なんて......
流石は先生。信頼が厚いですね。......まあ、私も同意見ですけど。
ともかく、現状に問題を感じる者が集まっている。そういうことでしょう。
ショウコちゃんって前も会ったのですが...。風紀委員会の中でも意見が割れるくらいですからね。
分かっていることの全てを説明されたようです。
洗脳......NKウルトラ......阻止します。必ず。
洗脳を解く方法は、別で研究中なようですね。
手がかりが見つかったようですね。サツキ先輩です。
3年生がみんなおかしくなったのですが、サツキ先輩は例外です。
さっき言ったでしょう?NKウルトラを研究していたと。
イブキ......?
反逆者クラブですか。はぁ...イブキは何も知らないままの方がいいかもしれません。
......それはそうと、サツキ先輩は手がかりを見つけたのでは?
人間の神経網はそれぞれ固有の共振周波数があり、
真のNKウルトラ計画である雷帝の洗脳はこの固有振動数を外部の周波数によって強制同期させた、となれば、
1つの仮説が浮かぶようです。
脳波を特定の状態に無理やり固定しているのだとしたら、波の打ち消し効果でその固定を解けることが理論上可能なようです。
洗脳に使われた周波数が分かっていることが大前提なようで、
どうやって割り出すのかが問題なようですね、はぁ......
放送室で割り出すようです。マコト先輩の演説は放送室の機材を使っていたらしく、
一緒にずっと流れていたノイズとか変な単語も同じなようで、放送室を探れば何か出てくるのかとチアキさんは言いますね。
逆!?大手柄!?鋭い着眼点だと思いますよ。放送室で使われた機材を解析できれば手がかりを得られるようです。
キャリアウェーブを摘出できる装置と......なんでしたっけ?
2026/08/19 11:57
イブキ後輩に出会いました。帰ってきた?...それは違います。
これは......自分でもどうしてまだ持っているのか分かりませんけど......。
マコト先輩が元通りになるまでは、万魔殿に戻るつもりはありません。
イブキはどう過ごしていましたか?心配で様子を見に来たんです。
すっごく元気に、それからなんでした?......元気に過ごせているわけではなさそうですね。
あれからマコト先輩も一生懸命お仕事して、忙しいようです。他の人たちといろいろやってるようで、作戦、計画をいっぱいやっているようです。
そのため疲れていて、イブキとマコト先輩は遊んでくれないようですね...はぁ...
サツキ先輩もチアキ先輩もあんまり来てないようで、イブキ後輩はさみしいようです。
......予想通りでしたか。イブキ、私と一緒に来ますか?
はい。万魔殿は......もうイブキにとって良い環境じゃない気がするんです。
ちゃんと見てくれる人がいないのならなおさら。私と一緒に来れば髪を溶かしてあげますし、本も読んであげますよ。
......ふふ、はい。
え、そしたらマコト先輩がひとりぼっちになっちゃう?......そうですね。
マコト先輩とそんなに一緒にいたいのですか。そうですね。
はぁ......。
万魔殿に戻る、はい、そうします。
約束ですね。はい、編集権上げますよ。これ。
2026/08/19 12:00
文字が出せるかテストしてみるね、こんな感じで!
わぁ~!できちゃった!
わーい!イブキ、イロハ先輩からこの日記の編集権もらっちゃった!
うれしいな~!イブキ、日記の作者になったよ~!
お絵描きは戦術中にするけど、日記書くの初めて!
これからどんな展開が待ち受けているだろう~!イブキ、書くね!
......マコト先輩!もう忙しいの終わった?
そうなんだ、1つ山場を越えただけなんだ......。
イロハ先輩はこんなものをいっぱいやったんだって!
マコト先輩、イロハ先輩に会いたい?
マコト先輩一人でも処理できるんだね!
違うよ。イブキは、合いたい?って聞いたの。
......最近のマコト先輩、すごくさみしそう。え、そんなことはない?
来る者拒まず、去る者追わず、反旗を翻したもの......
うん......イブキ、そういう難しいのはよくわかんない......
でもマコト先輩!前に言ってたよね!反抗はかっこいいことだって!
そうだよね!
イブキ、どうして命令に従わないのですか?
マコトさんがかわいそうだから......
イブキがスイッチを上げたら、マコトさん痛がるから......。
あれはゴミですよ、イブキ。
統制に従わず、
体制に反抗して留年したゴミ。
ち、違うよ......。ゴミじゃない......。
いたっ!
ごほっ、ごほっ......キシシッ、どうした雷帝。
......思い通りにならんのか?
あたま、どうしたの?マコト先輩......!!
マコト先輩......大丈夫......?
ごめんなさい......イブキが.......。
頭痛がしただけなの......?
何の罪もない?
イブキが望むことを、イブキがしたいことをやればいい......?
......だったら、イブキはマコト先輩のそばにいたい。
2026/08/19 12:02
はぁ......なんですかこの日記の干渉みたいなこと。
イブキの過去ってこんなヤバいことだったのですか......?
というか放送室厳重警備で入れないんですよね。
サツキ先輩が入れたとしても、すぐに手掛かりを見つけられる保証はありません。
その間に別の戦力が......。特に風紀委員長が来たら終わりです。
見方を変えれば、サツキ先輩たちの仮説が正しいことになりますね。
警備にあれだけの人数を割いているんですから。そこまで守るものが放送室にあるんですか...。
警備が固すぎて入れないことを除けば、良いことですがね。
イオリが違和感に気が付きましたね...。その言い方だと...あそこに手がかりを知っている誰かがいるようです。
ということはこの状況を仕込んだ人がいるということですね。
事故ではなく、事件を起こした誰かがいるようで...
状況証拠から見れば......ほぼ確実でしょうね。
え
ショウコ......マユミ!イオリ先輩が止めたようです。
何がゲヘナにとって正しいのか、悟るための機会というチャンスを差し上げるために来たらしいですね。
正しさってなんでしょうね。はぁ...どうやらゲヘナを裏切らないことらしいですね...。
秩序に則り偉大なるゲヘナに貢献することと、戦列に加わり、血と鉄をもって敵を打ち倒すことらしいですね...。
イオリ先輩がキレていますね。ショウコは力ある者によって記される歴史が証明するらしいです。
マユミとカレンが去るショウコを止めましたね......。ですがあの2人と1人の道が分かれたことは、確かです。
はぁ...どうやらこんなことになったのはゲヘナの再興のためらしいですね...。
マユミの言う通りです。全然違いますね......。
感傷はここまで?はぁ...どうやら1本線を引くらしいですね。
私たちが邪魔すればゲヘナの結束に綻びが出るようです。という警告らしいですね...。
真にゲヘナを思うなら、分裂を煽るな、ですか......。
私たちの行いはゲヘナの不利益なのですか?
はぁ...なんか来ましたね。ヒナ先輩だそうですね...
無断での離脱はその場で処分することもできる案件なのですか...?
風紀委員長、落ち着いてください。私たちはただはな
えぇ、万魔殿をやめると言ったそうと言われました。......その通りです。
それはゲヘナに反発するという理解でいいのですか?
なにか風紀委員会の中核が反旗を翻した者がいるらしいのですが...。この事実ですか?
サツキ先輩とチアキ先輩が万魔殿をやめた?
どうやらめんどくさいことになりましたね...書記が睡眠を削ってまでして最善の計画を立てているようです...。
あのゲヘナ復興委員会が夢見ていたのは、「勝手気ままな放縦を捨て、ただ1つの目標に向かって進む統制された集団」なのでしょうか......?
まあ、違いますね。カレンの言うとおりです。狂気ですね...
ヒナ先輩、圧がすごいですね。ピアニストとしても猛威を振るっているだけに。
せ、先生......!?
どうやら空虚な「自由」にかまけて怠惰を放置していたゲヘナは終わったようです。
持ち場に戻って、今後また不穏な動きを見せるなら相当の覚悟をするようです...
先生がヒナに連れ去られたようです。それを私たちは黙ってみてました。
はぁ...めんどくさいことでもありますね...。
2026/08/19 12:16
どうやら倉庫に来たようです。目立たないところですね......。
イオリは先生が連れ去られるのを黙ってみてるしかなかったことが風紀委員失格なようです。
これも先生が予測していたようです。だから前もってわたしたちに役割を託されたようですね...。
......先生。言ってましたよね。支柱が消えれば、向こうは油断するって。
私たちがそれぞれの役目に戻ることこそ、作戦の始まりだって。
...はぁ。そう簡単に割り切れない、ですか。
みんな同じだから、1発食らわせてやらないと、ですね。
まずは仲間集めですか...。私は似た考えを持っていた子たちに接触してみます。
3年生以外なら説得できるはずです。
とはいえ、肝心要は妨害周波数の完成です。私たちがどれだけ人を集めても、洗脳を解かなければ全部無駄になりますけど...
サツキ先輩、大丈夫なんですか?大丈夫ですか......
雷帝の研究に関しては優秀なんですね......
はい、よろしくお願いします。その上私たちがこんなに頑張っていることを褒められましたね。
確かに、あんなマコト先輩は見ていられないですが...。...まあ見ていられないのは同感ですね。
決行日になったら、放送室に向かう道をイオリ先輩たちが切り開くようです。
あのヒナ先輩とマコト先輩たちや、ショウコの監視には気を付けた方がいいですね。
もし発覚すれば、反逆者扱いの後にひどい目に合うか、運が良くても拘束でしょうね。
そこまでしてくるかな、ですか...。ヒナ先輩の警告はなんでもやる目でしたからね。
作戦の最中に鉢合わせした場合?止める術はないようですね。
ゲヘナへの攻撃準備はすでに最終段階です。戦端が開かれる前に動かなければ意味がありません。
なので、ヒナ先輩側の弾薬と補給物資の承認手続きをできる限り遅らせることがチナツ先輩の見解なようです。
同じ考えの生徒は、この場以外にもいますから。
代表的なのは...
2026/08/19 12:26
カッコウは――巣の上へ飛んでいく。
どうやらカレンが待っていたようです。はぁ......息苦しくなっていきますね。
監視がどんどん厳しくなっていきます。しかも私たち、要注意人物だそうです。
このままではすぐに限界が来ます。焦りは禁物、そうですね......。
どうやら問題が起きたようです。何があったんですか......?
集中指揮室に、機材の遠隔操作システムがあるようですね......。
つまり放送機材に触れた時点で、集中指揮室に気づかれるようですね。電源を入れた瞬間、遠隔で落とされるようです。
目的を果たすためにこれを欺くかシステムを無力化する必要があるんですね...。
作戦会議室にはヒナ先輩がいて、そう簡単には手が出せないようで、放送室に潜入して妨害電波を流すには、
遠隔操作システムをどうにかしないといけないようですね......
頭を冷やせ、ですか......。
八方ふさがりにも思えますが......何か他の手は......。
放送室への潜入......放送室......。
サツキ先輩、放送室の機材から遠隔操作システムを切り離すことってできますか?
断言はできない、ですか。時間も足りない......。はぁ......。
!?待ってください、そういえば――放送室に詳しそうな人に心当たりが......。
......というわけでキララとコノカを連れてきました。
即答ですか!?何をしようとしてるのか、ちゃんと分かってます?
校内放送の経験があるお二人ならと思ったのですが、正直ここまで話が早いとは......。
万魔殿をやめたこと?えっ、それもうそんなに広まってるんですか?
万魔殿の進もうとしている方向に合わなかったからやめたのはその通りです。
あの二人も、ゲヘナがキヴォトスに攻撃宣言するのが意味が分からないようですね。
他の学園にも友達いるのに本気で戦えなんて...はい。ほんと、何を言っているんでしょうね。
キララとコノカも、協力するようです。持つべきものは友ですね。
そうやって話は進んで......。
そう、遠隔操作システムを迂回できれは良いらしいですね。
電源を介さずに送信機へ直接繋げられたら理想的だそうです。それができるのいいですね、エリカは。
最後のピースがはまったようですね。それでは、給食部が時間を稼いでくれているうちに作戦を立てましょう。
少なくとも数日。運が
大変?もうすぐ攻撃が始まりそう!?ものすごい威力の化学弾!?
どうやらそれがゲヘナにあったようですね......はぁ......。
なんでマコト先輩がそんなことを知っているんですか!?雷帝の痕跡を処分したことを知っていて、
マコト先輩の目で見ているようですね......はぁ......。
マコト先輩が記憶力良いなんて知ってますが......こんなときにスーツケースなんてあったらですね......。
ほんっとうに......こういう時に限って有能なんですから。
マコト先輩が本気になったらキヴォトスの誰よりも厄介ですね......。
......行きましょう。今すぐ。誰よりも猛威を振るっているスーツケースなんて、持っていませんがね。
......決戦の時がこんなに早く来るとは思いませんでしたね。ああ、それと、あっちにも連絡を入れておきます。
はい、では――
2026/08/19 12:34
今から30分前の話をします。
作戦の概要は、戦闘を担うのはイオリさんとチナツさん、風紀委員会の皆さんです。
便宜上、このチームを戦闘班と呼びます。戦闘班の最大の役目は、風紀委員長に放送室の異変を察知させないことです。
作戦開始と同時に騒ぎを起こして、敵の視線を引きつけてください。
戦闘班が目指すのは、作戦会議室があるゲヘナ本館です。
あそこには万魔殿の精鋭戦力に加えて、風紀委員長が常駐しています。
もしも放送室の異変を察知されたとしても、可能な限り足止めしてください。
イオリさんはやるしかないようですね。...お願いします。
次に技術班。戦闘班が引きつけている間に放送室へ侵入して作業を進めます。
技術班は、サツキ先輩、エリカさん、キララさんです。
エリカさんとキララさんが、遠隔操作システムをごまかす細工を行い、
サツキ先輩が妨害周波数を解析した後に学園全体に送信します。
その間も放送室の警備は厳重なままだと思われます。
予備戦力が抜けたとしても、散発的な戦闘は起こるはずです。
その相手をするのがマユミさん、カレンさん、ゲヘナ復興委員会の皆さんです。
それからチアキ。先生を現場まで案内する役割です。
戦闘班が注意を引きつけている間に、温泉開発部が先生を脱出させます。
途中で引き継いで、指揮を必要とする場所まで安全にお連れしてください。
任せてって言われても、決して簡単な任務じゃありません。
先生の顔は広く知られています。最悪の場合、向こう側の生徒と何度も交戦する可能性があります。
それをかいくぐって、絶対に先生を守ってください。
......そしてエリカさん、キララさん、サツキ先輩。...三人がこの作戦の要です。
妨害周波数を設定し、学園全体へ送信できるかどうかで勝敗が決まります。
周波数がズレても失敗、送信ができなくても失敗、そもそも仮説が間違っていても失敗です。
私たちの勝利条件は、戦闘班が持ちこたえている間に洗脳を解くこと。
......こうして口にすると絶望的ですね......。
呼ばれました。......はい。誰一人、心配いらないのですね。失敗なんてしない、守りたい人のために必ず勝つようです。
はぁ......これで負けたら責任持ってくださいね......。
というか......先輩、いつからそんなに頼もしくなったんですか?昔から?
......はい。よろしくお願いします。全体の調整ですね。わかりました。
オペレーションは任せてください。それでは――
ゲヘナ奪還作戦を開始します。
(動画が添付されている)
CHA0Z_and_Bouquet.wmv
|
2026/08/19 12:44
作戦中、ゲヘナ本館に着きました。
......マコト先輩。私が現れないことを願ってたのですね。
何かが笑っている?役者がそろったショウコですね。クライマックスですね。
秩序は即に築かれた......今更揺るがそうとしている負け犬?
私たちの些細な悪あがきは歴史に記録されないようですね。
......はぁ。勝者だけが生き残る、ですか。新たな正当な歴史が刻まれるのですか?
彼女の思想と価値観こそ正しかった意志を肯定する世界ですか......
彼女......?誰の話をしているのですか?
......雷帝、ですか。
2026/08/19 12:46
天才的な発明家にして、戦略家、最高の政治家、偉大なる暴君、恐怖の絶対者。
ショウコは雷帝の追従者らしいです。はぁ...黒幕はショウコだったのでしょうか。
みんなを洗脳して、ゲヘナを狂気の中に叩きこんだのもショウコらしいですね。
偉大なる先覚者の足跡をたどれるようにこの学園を手助けしたようですね......。
雷帝が果たせなかった夢を、遅ればせながらこの手で成し遂げるようですね...。
ヒナ先輩、マコト先輩!?はぁ、操り人形になってます......。復讐ですか?
偉大なゲヘナは雷帝時代...。めんどくさいですね......。
どんな理想を掲げたって......その手段が洗脳じゃ意味ないじゃないですか。
はぁ、そう思わないですか......。それが正しい道ですか......。
私が不穏分子!?狂ってる、イオリさんの言う通りです。負け惜しみですか?
私たちがやることは、反逆を骨の髄まで食いながら雷帝の思想と価値観に従って戦列に加えることですか!?
戦って、キヴォトス全土であのお方の遺産が炸裂する!?
灰の上に築き上げる真の秩序、世界の果てまでゲヘナの旗が翻る!?
その時に雷帝にささげる鎮魂歌が完成する......はぁ......
Long Live The Emperror、ですか......。
どうやら先生が横やり入れてきました。それはショウコ自身の考えなのですかね......。
あんな目で見るななんて......。
無力な......ん?変なやる気のない不協和音が流れましたね。
妨害周波数が流れました。放送室に配備していた戦力との通信も切れさせましたね。
どうやらゲヘナ万魔殿の情報部長が、過去と戦い続けた人の成果だそうです。
あ、サツキ先輩......。キララさん、コノカさん。...援軍ですね。
すでに操られている人を元に戻すのは簡単だそうです。
ショウコはもう終わりです。え?この秩序に適応しろ?
まさかショウコ*テラーになる気ですか?...取り返しがつかない?
...ショウコ*テラーになるのですね。...めんどくさい。
真なるNKウルトラ計画の危険性が洗脳にだけあるわけではない?
どうやら偉大なる雷帝が洗脳が解けた場合への備えをしているようですね。
雷帝は見越していたようです。洗脳が強制的に解除された場合、即座に致命的装置が発動するようです。
強制的に洗脳を解いた場合被洗脳者の精神は破壊されるようですね...はぁ...。
このままじゃヒナ先輩とマコト先輩はお陀仏、退場でバトロイ出場停止です。
...特に空崎ヒナ:洋服が使えなくなるのは辛いですね。私のせいで。
ひどいですね。しかも止められる方法はない。...空崎ヒナ:洋服がお陀仏ですか?
ど、どうしたらいいんですか!?サツキ先輩!放送を止めますか!?
通知:空崎ヒナ:洋服が出場停止になりました...?
――マコト先輩。
先輩、知ってますか?先輩は馬鹿みたいなことばっかり言ってて、
とてもじゃないですけど尊敬できるところなんてどこにもありません。
いつも勝手に私のプリンを食べるわ、予算はしょうもないことにばかり使うわ。
正直、うんざりしてました。馬鹿みたいな日々と、私に押し付けられる大量の書類仕事。
でも......。そんな先輩でも、たまには......ほんっとうにたまには、格好いい時があるんです。
なんだかんだ、憎まれ口を叩きながら。......それでも私は、嫌いじゃなかったんですよ。先輩のこと。
だから――
だから――!!
なんとかしてくださいよ、ポンコツ大バカ間抜けマコト先輩!!
マコトちゃんは......どうして権力が欲しいの?
人は欲望に生きる存在です。
ですが同時に、欲望と折り合いをつける術を知っている。
いつでもどこでも、妥協ができるのです。
だからこそ、もろく儚い。
私は絶対の欲望において、決して妥協しません。
それは......貴女も。
人は時として、自分が嫌うものに似ていくものです。ふふ......。
キシシッ......そうか......。これが貴様の遺産であり、呪縛というわけか。
――だが。
私は、お前のようにはならない。
さて、どうでしょうね......。
見届けることにしましょう。
ああ。お前のようにはならん。
「このままで終わる気ですか!?
あなたがそんなはずないでしょう!?」
なんとかしてくださいよ!!」
「このままで終わる気ですか!?」
「マコト先輩!!!」
「マコト先輩!!!」
鎖が、
完全に
斬れる
声が届きましたね......。マコト先輩......。
あの信じていた、マコト先輩ですね。忌々しいというか胸糞悪い呪縛をマコト先輩がどうにかするようです。
ゲヘナの諸君、いつの日か我らが皆消え去り、いつの日かゲヘナから自由という名が失われ、
巨大な闇が我らを覆いつくす日が来るかもしれないですね......
いつの日か、ゲヘナに避けがたい破滅が訪れる日もあるらしいですが、
そしてその瞬間は、今この時も刻一刻と近づいているかもしれないようです...。
......日記の干渉がすごいですね。
従いたくはないですね。統制される日々は送りたくないですね。
何者かに植え付けられた思考で物事を判断したくないですね。
そうです。私たちは違います。マコト先輩が、保証するようですね......。
私たちが、ゲヘナです。Ms.花束裏ですね。誰も言うことなんて聞きませんね。人形芝居なんてやめてしまいましょう。
3年生のみんな、洗脳が解けました。雷帝の呪縛を、気合でぶち壊したようです。
通知:空崎ヒナ:洋服の出場停止が取り消されました。
マコト先輩......。正気なんですよね?マコト先輩なんですよね?そうですね......。
うぅっ......。
謝ってきましたね。えぇっ!?
分かってるなら――
分かってるなら、ちゃんとしてくださいよ!
うぅ......ひっく......。
バカ。アホ。間抜け。ポンクラ。ポンコツ。
人にこんなに苦労させといて――すべてが瀬戸際だったんですからね。
こんなのは二度と御免です。次があったら万魔殿辞めますから。
え、それはできない、ですか?なぜ!?私はマコト先輩のものですか!?
マコト先輩が万魔殿のトップにいる限り私を手放さない、ですか...はぁ...
これからもずっと、マコト先輩と一緒に働く、ですか...まためんどくさい...
くっ......むかつくんですよ、その顔!
最後の最後まで文句言い続けますから、覚悟してくださいよ!!
2026/08/19 13:03
あれから、私たちを対象にした集会が行われたようです。
ヒナ先輩は呪縛にとらわれて、あれが真の秩序であり平和だと信じ込んでいたようです。
洗脳していたからではなく、ヒナ先輩が嫌悪していた雷帝と何一つ変わらないことをしてしまっていて、
勝手気ままな日常をヒナの独善的な判断で消し去ろうとしたらしいです。
私たちが正しかったようです。私たちがヒナ先輩を止めてくれなければ、ゲヘナは取り返しのつかない道を進んでいたようで......。
避難や恨みもヒナ先輩が全部背負うつもりらしいです。
どうやらヒナ先輩は権限を返上したいようですが、マコト先輩が止めに入りました。
マコト先輩も、雷帝の亡霊に踊らされたようです。古臭い計画に振り回され、銃を取れと命じられて...謝罪してきました。
......謝り方までやかましいんですね。ですが、ヒナ先輩は違います。
最後の最後まで、ゲヘナを守るために必死で戦っていたようです。
ゲヘナの全ての責任は、マコト先輩が背負うようです。
はぁ......。謝罪までマコト先輩らしいですね。
2026/08/19 13:13
......で、いつまでしょぼくれているつもりですか?調子が狂うじゃないですか。
他に誰がいるんですか。馬鹿っぽくて、意地っ張りで、自己肯定感だけは天井知らずなマコト先輩に言っているんです。
挑発!?分かりますよ。あの日からずっと、ちゃんと眠れなくて無駄に寝返り打ってますよね。
あれは間違いなく失態でした。ですが、罪人みたいな顔してないでくださいよ。
「雷帝」のことを考えすぎるのもやめましょうよ。「またこんなことが起きたらどうしよう」って、びくびくして。
不安がって怖がってるのなんて、先輩には似合いません。今まで通り、勢いで押し切ってください。
得意でしょう?いつもみたいに、自信満々でいてくださいよ。それでいいんです。マコト先輩は。
見くびっているようですね。でも、届きましたね。私の生意気な言葉。
ですが効かんようです。勢いが削がれることもないようです。
眠れないとしたらコーヒーを飲み過ぎただけで、罪悪感に苛まれるとしたらイブキ後輩のプリンを食べた時くらいですね。
今回はやっていないようですが......。
立ち直りが早すぎるのも、慰めがいがないと言いますか。
......まぁ、昨日よりはずっとマシですね。
サツキ先輩曰く、マコトちゃんはマコトちゃんで、どんなことがあろうとマコトちゃんらしいです。
......そう、ですよね。ん、あの時のマコトちゃんはかっこよかった?
あれは気合で説明できるものじゃない?気配を感じたようです。
はぁ...マコト先輩のそれは、それは、ゲヘナの力ですね...
2年蓄えたゲヘナの自由などが結んだ結果らしいですね......。
まあ、今となっては確かめようもないですけど......。
先輩たちのやってきたことには意味があった。そういうことにしておきます。
これから先も、行きましょう。チアキさんが写真撮ります。
私たちの、写真を撮りますね。
......はぁ。これが終わってもこの続きである第3章があるんですか。
もうこれでこの「炎と影」編はおしまいでいいんじゃないですかね。
しかも雷帝の遺産がまだ消えたわけじゃなくて、真なる雷帝の遺産ともいえる
イブキがいるらしいんですよ。......めんどくさいですね。
一緒に戦車乗っては、貝殻持って行ってスーツケース使った後に戦術を終えてダブルソーダアイスで乾杯をするイブキが、
なんで真なる雷帝の遺産なんですかね......。というかよくわかりませんよ。
はぁ......これからがめんどくさいですね......。こんなことすることもよくわかりませんが、
危うくキヴォトスまで滅ぼされるところでしたからね......
その危機がまた迫ろうとしているの勘弁ですね......。まさかヒナ*テラーとか来るかもしれないし、
それに備えて、今日はここまでにしときます。
......はぁ。じゃ、続編で待ってます。
Fin
And...
それは赤の花束か、紫の中立か。
製作決定!!
続報をお待ちください。