エレノーア・ロクサーヌ・ファルクシュタット

種族:エルフ
年齢:336
性別:女
生まれ:神官
出身:ルキスラ
職業:服飾店店長
外見:銀髪碧眼。ふわふわした髪型で青系統の衣装を好む。毎回、違うデザインの衣服を着ている。

カシュカーンにあるエレノーア服飾店の店長。
魔動機文明時代の数少ない生き残りで、滅んだ文明のセンスが彼女の服飾デザインにもふんだんに取り入れられている。
元々、ダーレスブルグでは有名なデザイナーだったが、現在では彼女の服を買うために本土から使いが来るほどの人気。
物事に動じずおっとりした性格をしているが、裏を返せば常に冷静な為に人の思考の裏を指摘する言動も多い。
ニールダの高位神官であり、カシュカーンにおいてはニールダの神官長や街の互助会の会長も兼任している。

クレア・シーズの師匠であり、海エルフの集落付近の河出身である。
また、ルナの家出身の孤児たちとは面識があり、数少ないブリンク・ローリングストーンエント?が苦手とする人物でもある。

経歴

魔動機文明時代の大国ルキスラに海から出稼ぎにやってきた海エルフの一人。
様々な職種の中でも殊の外、服飾関係の仕事が性に合ったようで以降、大破局まで様々な技術を取り入れ独自のスタイルを築き上げた。
大破局が始まってすぐ、ニールダの教えに従い非戦闘員の避難に協力。戦火を避ける為、多くの避難民を連れダーレスブルグへと逃走した。
その後、国が、人々が、戦禍と言う名の傷跡を癒しつつある間、エレノーアは服飾技法で人は救えないと考え、周辺の蛮族の脅威を討ち払う為、冒険者に鞍替えし復興を支援した。

それから二百と八十年程のち、ダーレスブルグにおいて地道な冒険者活動を続けていくうちに、ルナという女詐欺師と敵対する事となる。
互いの信条をぶつけ合い、幾度かの直接対決を経て和解。その後は孤児院:ルナの家の経営に協力し、再び服飾の道を歩むこととなった。
しかし、20年前の戦乱の折にルナは孤児院の子等を人質に取られ投降。犯罪者として懲罰部隊に編入され、孤児院も取り壊された。
エレノーアは孤児院に残った子等だけでも世話をしながら本業に打ち込み、子供たちが全員成人したところで服飾業も引退し隠居生活に入る。
だが、8年前ルキスラを放浪中にふとしたことから自らの古い作品を見た少女に熱烈に弟子入りされ、都会の猥雑さを避ける意味もあってカシュカーンへとやってきた。

花火大会の時に脅迫状をめぐる一件でPC達と知り合い、意気投合。
カシュカーン攻防戦においては三百年の英知を遺憾なく発揮し、幾つかの奇策を提言した。


現在

弟子のクレアをモード修行のため本土の信頼できる人物に預け、カシュカーンにてデザイン性と実用性を兼ね備えた防具の開発に取り組んでいる。
最終更新:2009年12月24日 14:01