けいおん!@あなざー (From:mixi)
第一話「転校!?」
第一話「転校!?」
ある日の私立桜が丘高校軽音部のお話。
「おーい、澪~」
部室への階段を上っていた澪に律が上から話しかける。
いつものことだと思い澪はそっけなく返事をする。
いつものことだと思い澪はそっけなく返事をする。
「なんだよぉ、何度も呼んでぇ」
「冷たいなぁ…」
「べ、別に冷たくなんてしてないだろ?」
「そうかなぁ…最近澪…私に冷たくないか?」
「いつもべったりされる気持ちを少しはわかれっ」
「あはっ。やっぱ迷惑でしたか」
「冷たいなぁ…」
「べ、別に冷たくなんてしてないだろ?」
「そうかなぁ…最近澪…私に冷たくないか?」
「いつもべったりされる気持ちを少しはわかれっ」
「あはっ。やっぱ迷惑でしたか」
どこまでが冗談なのかわからない返事をしつつ部室に入っていく律。
その背中を追いかけ澪も部室に入る。
その背中を追いかけ澪も部室に入る。
「あ、りっちゃーん。澪ちゃんもきたぁ。今日もいい天気だねぇ」
「そうだなぁ…早くおやつを食べないと寝ちゃいそうだなぁ…」
「こらぁっ。ムギが来るまで練習してろぉ」
「そうだなぁ…早くおやつを食べないと寝ちゃいそうだなぁ…」
「こらぁっ。ムギが来るまで練習してろぉ」
いつも通りのいつもの風景がそこにはあった。
そこに梓がやってくる。
そこに梓がやってくる。
「あ、先輩達こんにちわ…ってまたグダグダして…」
「ほらっ梓も来たんだから練習しよっ?」
「ほらっ梓も来たんだから練習しよっ?」
練習を急かす澪だったが梓が割って入ってくる。
「あ、そうだっ。先輩!今日うちのクラスに転校生が来たんですよ!!」
「何っ!?その子軽音部に入らないかなぁ…」
「何っ!?その子軽音部に入らないかなぁ…」
梓の発言に律が飛び起き食いついてくる。
「うーん…管楽器のケースを持っていたんで楽器は出来るのかもしれないですけど…」
梓がしゃべり終わる間もなく
「なら、誘いに行こうよー」
と唯が立ち上がる。
「駄目ですよ先輩。管楽器ってことはきっとジャズとかやりたいんですよ。軽音部に来るわけ…」
「それでもめげないのが軽音部だよぉ?あずにゃん?」
「それでもめげないのが軽音部だよぉ?あずにゃん?」
そう言いながら梓の頭をなでる唯。
ふにゃ~といった感じになる梓。
ふにゃ~といった感じになる梓。
「それに、あずにゃんも同い年の部員いたほうが楽しいでしょ?」
「そうですけどぉ…」
「よしっ、なら今から誘いに行くぞっ!!」
「おーっ!!」
「そうですけどぉ…」
「よしっ、なら今から誘いに行くぞっ!!」
「おーっ!!」
律がやる気を出し唯が答える。
そして部室のドアを開け外に飛び出していった。
そして部室のドアを開け外に飛び出していった。
「はぁ…やれやれ。」
呆れた様子の澪。
──出て行った二人。
前も見ず、走って階段を降りようとしたその時。
「うわっ…!!」
律が何かにぶつかった。
そしてそのまま階段を転がりそうになる。
そしてそのまま階段を転がりそうになる。
「危ないっ!!りっちゃん!!!」
ぶつかったものは黒いケース。
そのケースが急に宙に浮かんだ。
そしてケースを持っていた人物が律を抱きかかえバランスを安定させた。
そのケースが急に宙に浮かんだ。
そしてケースを持っていた人物が律を抱きかかえバランスを安定させた。
「うおっ…びびったぁ…あ、ありがとな!」
お礼を言う律。
パシッ!!
上に投げたケースを片腕でキャッチしながら答える少女。
「あ、いえ。ボクもちゃんと周り見てなくてすみません。こんなことじゃ生きてけない…」
何やらブツブツ言っている少女を気にせず唯が話しかける。
「すごいよっ!今の動きっ!!りっちゃん助けてくれてありがとー!それと…ボクっ子だぁ…」
「私からももう一回お礼を言うわ。ありがとな。」
「い、いえ。今日転校してきたばかりで校舎の中がわからなくて迷ってて…とりあえず購買を見つけたんですけど…」
「私からももう一回お礼を言うわ。ありがとな。」
「い、いえ。今日転校してきたばかりで校舎の中がわからなくて迷ってて…とりあえず購買を見つけたんですけど…」
少しオドオドしながら話す少女。
そこに追い打ちをかけるように二人はテンションを上げ
そこに追い打ちをかけるように二人はテンションを上げ
『転校!?今日!?』
と言い放った。
「はい…そうですが。」
「やったねりっちゃん!」
「さすが私だ!偶然を装って対象Xに近づくとは…」
「た…対象X…?ボクがですか?」
「やったねりっちゃん!」
「さすが私だ!偶然を装って対象Xに近づくとは…」
「た…対象X…?ボクがですか?」
よくわからない様子の少女。
「私は軽音部部長の田井中律、ちなみにドラム。」
「私も軽音部でギターの平沢唯です。よろしくね~」
「ボクは今日転校してきた三浦茜と言います。」
「私も軽音部でギターの平沢唯です。よろしくね~」
「ボクは今日転校してきた三浦茜と言います。」
自己紹介をしたところで動き出す二人。
「じゃあ唯…」
「そうだね、りっちゃん!!」
「え…?ボクどこn…?」
『軽音部へレッツゴーッ!!』
「そうだね、りっちゃん!!」
「え…?ボクどこn…?」
『軽音部へレッツゴーッ!!』
そう言いながら腕を引っ張り部室へ連れて行く。
ガタンッ
「澪っ!!早速見つけてきたぞ!」
「あずにゃんと同い年で転校生の~」
「えと、三浦茜…です。」
「澪っ!!早速見つけてきたぞ!」
「あずにゃんと同い年で転校生の~」
「えと、三浦茜…です。」
びっくりした顔をしながらも3人に近づき…
「何やってるんだよ!怯えてるじゃないかっ。あ、私は秋山澪、よろしくね。」
「はい…別に怯えては無いですよ?」
「あの、私同じクラスの中野梓です。わかりますか?」
「覚えてますっ!よく公園に来る猫さんに似てるなぁ…って思ってました。」
「猫…」
「はい…別に怯えては無いですよ?」
「あの、私同じクラスの中野梓です。わかりますか?」
「覚えてますっ!よく公園に来る猫さんに似てるなぁ…って思ってました。」
「猫…」
何とも言えない感情になる梓を横目に唯と律は…
「ねぇ~その楽器何~?音楽できるの~?」
「背高いなぁ…軽音部入らない?」
「えとえと…この中にはユーフォニウムが入ってます。音楽は…全然できません…なので軽音部に入っても…」
「そっかーなら今から練習すればいいよ!私もギター始めたのここに入ってからだしっ」
「背高いなぁ…軽音部入らない?」
「えとえと…この中にはユーフォニウムが入ってます。音楽は…全然できません…なので軽音部に入っても…」
「そっかーなら今から練習すればいいよ!私もギター始めたのここに入ってからだしっ」
そこでふと疑問をもった澪が一言。
「なんで音楽できないのにユーフォニウムなんて持って学校来てるんだ?」
「部屋に置いとくと濡れて錆ちゃうか、子供に持っていかれちゃうんで…父から貰ったものなので大事にしたいんです。」
「そか…強制は出来ないけど、軽音部に入りたかったら言ってくれ、いつでも歓迎するから。」
「おい、澪っ。何自分で片付けてるんだよ~」
「いいじゃないか、強制は出来ないだろぉ?」
「ぐっ…そうだけど…」
「部屋に置いとくと濡れて錆ちゃうか、子供に持っていかれちゃうんで…父から貰ったものなので大事にしたいんです。」
「そか…強制は出来ないけど、軽音部に入りたかったら言ってくれ、いつでも歓迎するから。」
「おい、澪っ。何自分で片付けてるんだよ~」
「いいじゃないか、強制は出来ないだろぉ?」
「ぐっ…そうだけど…」
そこにドアの開く音が聞こえる。
「こんにちは~あら?今日は人が多いのね。よかった~今日お菓子持ってきすぎちゃったの♪」
その“お菓子”という言葉に反応する茜。
「お菓子…ってあの食べ物のお菓子ですか?」
「そうだけど…」
「もしかして毎日持ってくるんですか?」
「うんっ。みんなで食べるとおいしいじゃない?あ、私は琴吹つむg…」
「軽音部入りますっ!!」
「そうだけど…」
「もしかして毎日持ってくるんですか?」
「うんっ。みんなで食べるとおいしいじゃない?あ、私は琴吹つむg…」
「軽音部入りますっ!!」
紬の言葉を遮りながら軽音部に入る決意表明をした茜。
喜びはしゃぐ律、唯、梓を横目にため息を吐く澪。
喜びはしゃぐ律、唯、梓を横目にため息を吐く澪。
この先どうなっていくのだろうか…?