74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] :2010/03/25(木) 01:27:39.05 ID:FDlkYTRV0
私の父は、スn…軍人です。母は昔、なぜかユーフォニアムでヘビメタをしていました。
任務に疲れた父が立ち寄ったライブハウスで、頑張ってヘビメタっぽく楽器を壊そうと思っても、
どう壊したらいいか分からなくてオドオドしている母に出会ったそうです。
父はそのヘビメタとはかけ離れた行動と楽器の母に心を奪われ、任務をすっぽかして
母にモーレツなアタックをしたそうです。
詳しくは聞いていませんが、色々とあり、結婚したそうです。
確かプロポーズの言葉は「俺の隣でずっとユーフォニアムを吹いてくれるか?」だったと思います。
私の父は、スn…軍人です。母は昔、なぜかユーフォニアムでヘビメタをしていました。
任務に疲れた父が立ち寄ったライブハウスで、頑張ってヘビメタっぽく楽器を壊そうと思っても、
どう壊したらいいか分からなくてオドオドしている母に出会ったそうです。
父はそのヘビメタとはかけ離れた行動と楽器の母に心を奪われ、任務をすっぽかして
母にモーレツなアタックをしたそうです。
詳しくは聞いていませんが、色々とあり、結婚したそうです。
確かプロポーズの言葉は「俺の隣でずっとユーフォニアムを吹いてくれるか?」だったと思います。
しかし、任務を放棄していた父には重い罰が待っていました。
父は、永遠に海外で働くことを強いられました。
しかし、母は諦めなかったのです。そして、決断しました。
「わたしは、あなたとずっと一緒にいます。いつまでも」
そのころには、私は母のおなかで眠っていたらしく、私が生まれたのは海外でした。
どこの国で生まれたのかは分かりません。
父は、永遠に海外で働くことを強いられました。
しかし、母は諦めなかったのです。そして、決断しました。
「わたしは、あなたとずっと一緒にいます。いつまでも」
そのころには、私は母のおなかで眠っていたらしく、私が生まれたのは海外でした。
どこの国で生まれたのかは分かりません。
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] :2010/03/25(木) 01:29:19.27 ID:FDlkYTRV0
時が経ち、私は5歳になるかならないかの時です。
家族で砂漠のほうに任務で行ったときのこと…。私はあの時のことを忘れられません。
ものすごい数の茶色のバッタの群れが、私の目の前を通過しました。
とても怖かった。いったい何匹のバッタがいるのかと考えるだけでゾッとしました。
そんなとき、体を震わしていた私の頭を撫で、父が言いました。
「茜、怖いか?…大丈夫だ、父ちゃんが守ってやるからな」
その時の父は、とてもカッコよくて、とても眩しかったです。
そんな父のようになりたいと、私は、父の真似事ですが色々とやりました。
食べられる草と食べられない草、飲める水の作り方、寒さをしのぐ方法…。
そんな生活をして8年、私は13歳になったころです。
時が経ち、私は5歳になるかならないかの時です。
家族で砂漠のほうに任務で行ったときのこと…。私はあの時のことを忘れられません。
ものすごい数の茶色のバッタの群れが、私の目の前を通過しました。
とても怖かった。いったい何匹のバッタがいるのかと考えるだけでゾッとしました。
そんなとき、体を震わしていた私の頭を撫で、父が言いました。
「茜、怖いか?…大丈夫だ、父ちゃんが守ってやるからな」
その時の父は、とてもカッコよくて、とても眩しかったです。
そんな父のようになりたいと、私は、父の真似事ですが色々とやりました。
食べられる草と食べられない草、飲める水の作り方、寒さをしのぐ方法…。
そんな生活をして8年、私は13歳になったころです。
母が突然倒れました。原因は不明です。
父の冷静な判断と処置で一命は取り留めましたが、危ない状況でした。
医学の発達がどこの国よりも長けている国、母の故郷、日本へ行くことになりました。
母の様態はとても危険な状態にあるらしく、絶対安静を強いられました。
父の冷静な判断と処置で一命は取り留めましたが、危ない状況でした。
医学の発達がどこの国よりも長けている国、母の故郷、日本へ行くことになりました。
母の様態はとても危険な状態にあるらしく、絶対安静を強いられました。
母の眠っている病室のドアの前で父が言いました。
「茜、父ちゃんな、涙がとまらねぇんだよ…、まだ死ぬと決まったわけでもないのにな」
「こんな顔、母ちゃんにはみせらんねぇんだよ…。情けない親父だろ…?笑ってくれていい…」
「父ちゃんはこれからは一人で任務に出る。茜にはわりぃが、これから茜はホームレスってやつよ」
「でもな、父ちゃんは必ず帰ってくる!もっと立派な男になってな!!だから、待っててくれ。」
「茜、父ちゃんな、涙がとまらねぇんだよ…、まだ死ぬと決まったわけでもないのにな」
「こんな顔、母ちゃんにはみせらんねぇんだよ…。情けない親父だろ…?笑ってくれていい…」
「父ちゃんはこれからは一人で任務に出る。茜にはわりぃが、これから茜はホームレスってやつよ」
「でもな、父ちゃんは必ず帰ってくる!もっと立派な男になってな!!だから、待っててくれ。」
私は、父の言葉を聞きながら泣いていました。言葉も出ませんでした。
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] :2010/03/25(木) 01:31:13.52 「デビちゃんの回想 ID:FDlkYTRV0
「…母ちゃんに、よろしく言っといてくれな」
その言葉を最後に、父は私と母の前から姿を消しました。
病気になってしまった母のおなかには、子供がいました。私の弟か妹です。
しかし、母の命を助けるには、子供をおろさないといけないらしく、私に姉妹ができることはなくなりました。
病気になってしまった母のおなかには、子供がいました。私の弟か妹です。
しかし、母の命を助けるには、子供をおろさないといけないらしく、私に姉妹ができることはなくなりました。
でも、きっといつか、また父と一緒に暮らせると信じ、私は今、ホームレスで生きています。
食べられる草と食べられない草、飲める水の作り方、寒さをしのぐ方法…。
そんな生活をして2年、私は母と同じ、ユーフォニアムを演奏しています。
食べられる草と食べられない草、飲める水の作り方、寒さをしのぐ方法…。
そんな生活をして2年、私は母と同じ、ユーフォニアムを演奏しています。
いつか、父と母の前で演奏できる日を夢見て…
END