194 :ちょっとだけ:2010/03/25(木) 21:45:22.25 ID:KM6DYbEZ0
唯「おお!台風ですよ、律っちゃん隊長!」
唯「おお!台風ですよ、律っちゃん隊長!」
律「うっわ、風強っ!雨もだいぶひどくなってるし」
紬「ホント!空が真っ暗になってるー」
澪「うーん、こりゃ早めに練習切り上げて帰ったほうがよさそうね」
梓「…とかなんとか言いながら、みなさん今日もこうやって練習サボる気満々ですね?」
唯、澪、律、紬「……」カーン
茜「……ははは…」
唯「ねえねえ?でもさ、台風が来るとさ、なんかこう、ワクワクしない?」
律「…お前は子供かよ」
澪「なあ唯、とりあえず全国の台風被害にあった人たちに謝っとけ、今すぐ」
唯「えー」
紬「や、やっぱり、ワクワクなんてしちゃダメよね、うん。……てへっ」
梓「…ムギ先輩?」
196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 21:47:42.37 ID:KM6DYbEZ0
さわ子「やっぱり!あなた達ここにいたのね?」ガチャ
さわ子「やっぱり!あなた達ここにいたのね?」ガチャ
唯「あ、さわちゃん先生!見て見て!風すごいよー!もうビュービュー!」
律「ちーっす」
さわ子「ホントにもう呑気ね、校内放送聞いてないの?今日はもう部活はダメよ。さっき職員会議で決まったの。さ、あなた達も早く帰った帰った」
紬「え?そうだったんですか?」
澪「全然聞こえなかった…」
唯「おお!律っちゃん!本格的だよ」
律「本格的も何も、本物の台風だっつーの」
澪「しょうがない、今日はもう帰ろう」
梓「あーあ、やっぱり今日も練習できなかった……」ブツブツ
茜「……」
梓「茜さん?」
茜「え?」
梓「あの鍵閉めますよ?」
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 21:49:06.79 ID:KM6DYbEZ0
――帰り道
――帰り道
ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
唯「お…おお!律っちゃん隊長!向かい風ですよ!ぬおおお!雨がすごく痛いです!…お!おおお!」
律「うっわー!前が見えねえ」
唯「おお!敵は!敵はどこですか?律っちゃん隊長!」
澪「あ…ほ…」
律「しかし、こ…これは…」
紬「ホント風強ーい、あはは、あはは!」
梓「…ム…ムギ先輩?」
澪「きゃ――――っ!?」
唯「おお!澪ちゃんの可憐な悲鳴!って、あれ?澪ちゃん傘は?」
澪「ひええ…、もってかれちゃった……」
紬「あ、あそこ!」
唯「おお!あれこそUFOですよ、律ちゃん隊長!」
律「あ…あははは…」
199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 21:52:11.86 ID:KM6DYbEZ0
澪「うう、や、やだ!びしゃびしゃになっちゃった…きゃ!?風が!」ビュウ
澪「うう、や、やだ!びしゃびしゃになっちゃった…きゃ!?風が!」ビュウ
梓「あ、先輩…スカートがはだけて…、その…、縞々が…//////」
澪「もういや―――!」
唯「あれ?」
律「ん?どした?」
唯「ねね、そういえばデビちゃんどこ行ったの?」
律「あれ?…さっきまでいたと思ったのに」
梓「……」
梓「……あ」ハッ
梓「ああああああ!!!!!!」
唯「あ…あずにゃん?」
200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 21:53:11.71 ID:KM6DYbEZ0
梓「あ…あの!私!ちょっと行くところがありますのでこれで」ダダダダダダダッ
梓「あ…あの!私!ちょっと行くところがありますのでこれで」ダダダダダダダッ
律「梓ー!って、あーあ、いっちゃった」
唯「どうしちゃったんだろ?」
律「な、なあ、とにかくさ、どっかで雨宿りしていこうぜ、こりゃ無理だ」
澪「…へくちっ!…ううう…寒い……ん?あれ?ムギ?」
携帯電話と話してる紬「だからー!お迎えはいいからー!一人で帰れるからー!このままでいいのー!」
澪「…ムギ?」
201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 21:58:41.46 ID:KM6DYbEZ0
――公園の段ボールの家
――公園の段ボールの家
ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
茜「お母さん!お家の補強終わったよー!ちゃんと滑り台にしっかり固定したから多分もう大丈夫だよ!うう…風強い…」バタバタバタバタバタバタ
茜母「ありがとうね茜」ゴホゴホ
ポータブルテレビ「…大型で雨風の強い台風13号は、今晩から明日にかけて勢力を保ったまま……」
茜「あっ、よかった、ヘキサゴンまだ始まってなかった。…って、えーと、
床をレンガ3段敷きにして、段ボールは2重にしたから、これでなんとかいけるはず!」
床をレンガ3段敷きにして、段ボールは2重にしたから、これでなんとかいけるはず!」
茜母「あなただけでもこれでカプセルホテルに…」ゴホゴホ
茜「だから、今度も大丈夫だよお母さん!あ、そうだ。あたし、ドラム缶見てくるね?雨水が溜まったらお湯沸かしてお風呂入れるよ?」
茜母「ホントにもう、あなたって子は…」ゴホゴホ
茜「こんなのあの雪の日に比べたらどうってことないよ、ね?あ、そうだ、見てこれ、学校の売店のおばさんがね、売れ残ったパンくれたの」
電柱の陰の梓「……あうあうあう………、こ…こここ……これは………………………!?」ガーン