BL勉強会ログ置き場
概要
「いかに落とすか?」
与えられたBLシチュエーションへ対し、即興で回答。
実践的なアプローチというものを学ぶ。
課題その1 「オッサンへたれ受け」 掲示板該当箇所
「相手はオッサンへたれ受けです。貴方と彼(片桐)はふたりきりになりました。
貴方はどう声をかけ、彼を振り向かせようとしますか?
あなたが何攻めであるかも明記の上で行動を書いて下さい」
オラオラ攻め
「お前は、本当にダメな奴だな・・・・・・」
眼下にへたれ込む大柄な男、A(仮名)を見下ろしながら、俺は言い捨てる。
Aは、俺のその言葉に反応するかのように顔を上げ、すがるような目つきで俺を見上げてくる。
「お前は、俺がいないとどうしようもない奴だ」
俺はしゃがみこみ、Aの顎を人差し指で押し上げる。
Aの潤んだ瞳には、唇の両端を吊り上げた俺が、映りこんでいる。
「だから、俺について来い。拒否するのも逆らうのもダメだ。
ただお前は、俺に従っていればいいんだ――」
鬼畜攻め
「片桐さん、あんたまた仕事をしくじったんですか…?本当に使えない人ですね。
オレが面倒を見なければあんたは何もできない…そうだろう?
…いいから黙ってオレについて来い」
課題その2 「小悪魔誘い受け」 掲示板該当箇所
「相手は小悪魔誘い受けです。貴方と彼(秋季)はふたりきりになりました。秋季は貴方を誘惑し始めました。
貴方はそんな秋季に対してどう対処しますか?あなたが何攻めであるかも明記の上で行動を書いてください。」
(鬼畜攻め)
「この俺を誘ってるのか・・・・・・?」
「いいだろう。お前が俺を落とすか、俺がお前を落とすか。賭けをしようじゃないか」
「お前が俺を落としたら、なんでも言うことを聞いてやる。だが、俺がお前を落としたときは、わかってるな・・・・・・?」
「とぼけた振りをしても無駄だ。俺に従ってもらうぞ。俺だけしか見えないようにしてやる・・・・・・!」
(尽くし攻め)
「んー、はいはい……ほら、もう遅いだろう?
まだまだ朝晩は冷え込むんだから、ホットミルクでも飲んで早く寝なさい」
仕方のないやつだなあ、とでもいうように苦笑を浮かべ、ぽんぽんと軽く頭を撫でる。
(鬼畜攻め)
「…おい、何をやっている?
お前ぐらいの年端もいかないガキがオレを落とせるとでも思ったか?
…オレが大人の快楽ってものを教えてやる、覚悟しておけ」
課題その3 「ツンデレ強気攻め」 掲示板該当箇所
「相手はツンデレ強気攻めです。貴方と彼(御堂)はふたりきりになりました。
そして御堂は貴方を突然押し倒してきました。貴方はどう反応を返しますか?
今度は落ちる前提で彼を逆に夢中にさせるような台詞を考えてみましょう。
貴方が何受けであるかも明記の上で行動を書いてください。」
(属性不詳)
「わ・・・・・・も、もう。いきなり何をするの・・・・・・さ・・・・・・?」
「ぼ、ボクでいいの? うん、ボクは別にいいよ・・・・・・」
「御堂君が望むなら、何だってしてあげる。ボクは大丈夫だから、だから」
「どうぞ、ボクを好きにして・・・・・・!」
(属性不詳)
「ちょっ……や、駄目だよ、こんなとこでっ……!
――ね、おねがい、せめてべつのところ、連れてってっ……?」
(ショタ健気受け)
「や、やめてください。学園一の秀才の御堂さんがこんな事するなんて。
嫌、じゃ・・・ないです…
でも、ボクなんかで、アイドル的存在の御堂さんとはつりあいが…
やっぱりダメ・・・ん…じゃ・・・ないです…」
(子犬系誘い受け)
「ぼ、僕なんかが御堂さんとつりあうわけ…ッ!
でも、御堂さんがそう望むなら、僕はかまいません…
でも、お願いです、他の人にも…こんなことしないで…」
「相手は総受けです。貴方と彼(ノーマル克哉)はふたりきりで飲みに行きました。
克哉は今日もまた仕事に失敗して落ち込んでいるようです。
貴方はどう声をかけ、克哉を励ましながらこのままどう克哉を落としにかかりますか?
貴方が何攻めであるかも明記の上で行動を書いてください」
(へっぽこ攻め)
「そうか・・・・・・でもな、そうあんまり落ち込むなよ」
「お前は確かに仕事に失敗したのかもしれない。でも、そんなに自分を卑下することはないさ」
「なぜかって? だって、お前には沢山いい所があるじゃないか。仕事の失敗の一つや二つ。
関係ないさ。マニュアルじゃお前という人間は計れないよ」
「それにな、俺はお前が笑っているところが好きなんだ。だから、元気になれよ。俺のためにもさ」
(属性不詳)
相手の愚痴を逐一聞きだし、大袈裟なくらいに同情する。
我が身のことのように嘆く。たぶん本人よりも憤ってる。
ばんばん酒を重ねていって、自分泥酔。
「ちくしょー!」って泣き喚きつついきなりキス。
「おまえこんないいやつなのになあ! ちくしょー、大好きだ克哉ー!」←絶叫
(ツンデレ尽くし攻め)
会社、辞めようだなんて思うなよ。苦しかったら全部俺にぶちまけろ。愚痴でもなんでも聞いてやる。
なんだそこまでしてくれるのかって?
決まってるだろ、お前がいなくなったら、俺がつまんねーんだよ。
お前より仕事ができる奴は他にたくさんいるかもしれねえけどよ、俺にとって、お前の代わりなんてどこにもいないんだからさ。
お前と一緒に過ごすこの時間が、俺の生きがいなんだ。
(尽くし攻め)
「なんだよ、また落ち込んでんのか?
でもよ、考えてみろよ。なんでそれでもみんながお前の周りにいるかってさ。
お前のことが必要なんだよ、みんなも…モチロン、俺も。
一緒に、ふたりで会社変えてこうぜ、ふたりが一緒にいることで、楽しくなれるような、そんな会社にさ。
そのためなら俺、なんでもするぜ!克哉、これからもずっと俺と一緒にいてくれよな」
課題その5 「子犬系無邪気攻め」 掲示板該当箇所
「相手は子犬系無邪気攻めです。貴方と彼(太一)はふたりきりになりました。
太一は貴方を無邪気に翻弄しながら貴方を落とそうとしているようです。貴方はどう回避しますか?
貴方が何受けであるかも明記の上で行動を書いてください」
(総受け)
「ごめんね。ちょっといきなりの事で、混乱しちゃって・・・・・・」
「う、うん。ほんと、ちょっとだけ待っててね・・・・・・うん」
「少し、考えさせてくれないかな? キミの事は好きだけど、ほんと、何度も言うけれど急な事でさ・・・・・・」
「今日はさ、こんなところで、勘弁して、お願い・・・・・・」と、頬だか額だかに軽くキス
(クール受)
「ねー? 俺の事、そんなに嫌い?
もしかして……俺、何か困らせちゃった?」
……そうとも。
君は僕の事を困らせているさ。
僕は今――太一の事が欲しくて欲しくて、たまらない……
「……いいだろ?
俺達、恋人同士じゃないのかよ……」
「静かにしてくれ。仕事に集中できない……
これは社の命運を左右する、重要なプロジェクトなんだ。
それに……君と僕はまだ、そんな関係じゃない」
「えっ……!?」
「手伝ってくれないか……
僕がワープロ打つのが苦手なのは知ってるだろ。
早く、仕事を終わらせたいんだ」
「俺は……俺は、ただ……」
太一の手が僕の手に触れる。
その手を、強く握り返して、引き寄せる。
「そうだ……僕と君はまだ、恋人同士じゃない。
だけど僕が早く、この仕事を終わらせる事ができたら――」
(総受け)
「太一君、またこんな…僕みたいなのからかって楽しいかい? …え?本気?
でも…僕は君より年上だし、何も取り柄だってない…
だから、釣り合いがとれるような、そんな僕になれたら…
その時はもう一度同じことを僕に言ってくれるかな?
そうしたら笑顔で君に返事が出来る…そんな気がするんだ」(照れくさそうな笑顔)
最終更新:2009年10月29日 00:45