ハイロウ昔話

むかしむかしあるところにバルディアという恐ろしい怪物がすんでいました。

バルディアはギラギラとした目が四つもあり、背中に悪魔のような大きな羽が生えていて、
ワイバーンという大きな魔物を従えて、毎日のようにガラガラガラガラと街に現れては、
ピンク色の長い舌で子供を攫ってはもっちもっちもっちもっちと食べていたのです。



とある地層から出土した、バルディアのものと思われる足跡




それに困ったハイロウの王様は、大臣に「何か良い考えは無いか?」と相談しました。
すると大臣は、「最近ハイロウには冒険者という強い者達が居るようです。彼らにお願いしよう」と言いました
すぐに王様は兵士達に命令して、国中にお触れを出して冒険者を集めさせました。
集まった冒険者達は、王様の命令に従ってすぐにバルディアをやっつけに行きました。

剣を振るい、弓を放ち、魔法を使う冒険者に対して、
バルディアも雷を落とし、吹雪を吐いて戦いました
そして、冒険者達はバルディアをやっつけることは出来ませんでしたが、
太陽が出ている間は街に現れないように封印することが出来ました。

こうしてハイロウは平和になりました。
しかし、今でもハイロウでは夜になると封印が弱くなったバルディアが、
夜更かししている子供を攫いにガラガラガラガラとやってくるのです

おしまい









  • 以下実行犯コメント

よくある最後の一行を言いたいがための昔話。
気づいたら書いてただけなんだ・・・うん・・・w

尚、実在の人物・団体・地名とは一切関係がございませんのでご了承ください
最終更新:2010年09月21日 04:15
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