第九十二話:(無気力)
ス「お、やってるやってる」
コロシアムでは既にバトルフィールドでバトルが行われていた。
マルマインとブーバーが戦っている。
ア「スピア、勝手に来るなよ。進さん置いてきたら意味無い」
ス「だって居心地悪くて」
ア「はぁ・・・」
ちょうどその時マルマインが爆発した。
決着ついたみたい。
ペ「気分変わるかな」
フ「戦ってるの見て?どうかしらね」
次のトレーナーとポケモンがフィールドに登場する。
でも進くんは全く見てない。
ぼんやりしたままだ。
グ「まったく、程度の低い・・・」
サ「あんたは黙る。あんたにはそうでも向こうは真剣なの」
グ「程度が低いと言っただけだ。文句は言っていない」
そのバトルにも決着がついた。
グリードが立ち上がるとステージに降りた。
サ「あんた何してんの!?」
グ「戦い方というものをここにいる連中に見せてやるだけだ」
サ「あんたトレーナーいないでしょ!」
グ「野生のポケモンが参戦してはいけないとは参加受け付けに書いていなかった。問題あるまい?」
サ「はぁ・・・、もう勝手にして・・・」
グリードは悠然とフィールドに飛び乗り、相手を待った。
グリードの相手はホエルコになった。
一見するとグリードは不利だ。
グ「美しくないな」
試合開始早々ホエルコはトレーナーの指示で水の波動を繰り出した。
グリードは容易くそれを避ける。
グ「あまり退屈させないで貰いたい」
ホエルコはその言葉に怒った。
波乗りを仕掛けてくる。
避ける隙はない。
グ「炎は水に弱いと思うか?・・・違うな」
グリードは口の端で笑うと尻尾を広げた。
グ「【フレイム・ド・オール】!」(ゴォォォォ!!!)
金色の炎が波乗りの水に当たる。
一瞬で水は蒸気に変わった。
グ「これ以上の戦闘は、お前の死を意味する。棄権を勧めよう」
ホエルコは大急ぎでトレーナーの所へ戻った。
グリードも観客席に戻ってきた。
グ「・・・退屈な戦いだった」
あたしは敢えて何も言わなかった。
進も相変わらず、無気力でボーッとしている。
結局進は一日中その調子だった。
最終更新:2009年01月25日 22:01