第十一話:(戦いの後)
歩「さ!終わったよ」
進「お、おう。お疲れ」
ミ「かっこよかったよ!アユ姉!」
歩「そう?ありがとう。OVER!」
え?歩美の体が光った!?
って、あれ?
進「お、おい!イーブイに戻ってるぞ!?」
歩「うん、こうすれば戻れるって思ったの」
E「凄い・・・、元に戻ることも出来るなんて・・・」
未「姉ちゃん、何で進化したの?」
歩「ああ、話すと長いんだけど・・・」
私、池に落ちたとき、このまま死ぬのかなって思ってたの、
そうしたら頭の中に声がしてきたのよ。
『諦めてはいけない。まだ諦めてはいけない』
ってね。
そしたら、何か明るくなってきたの、最初は何が光源か分からなかったけど、
しばらくしてこの石、この不思議な石が光ってるのに気付いた。
そうしたら頭の中の声が、
『自分を信じろ。可能性はゼロではない』
って言ってた。
それで頭の中にある言葉が浮かんだの。
E「その言葉と言うのは?」
歩「EVOLUTION」(作者EVの声 あれ?綴り合ってたっけ?
進「進化・・・、か」
『僕が君に少し力を貸してあげよう』
そう言うと頭の中に、さっきのシラヌイって言うポケモンが浮かんで、
その姿を心に写しながら言った。
EVOLUTIONって、
そしたら、いつの間にか私がシラヌイになってたの。
E「・・・不思議な話ですね・・・」
歩「ハァ、ハァ・・・そうよ・・・ね・・・」(バタッ)
進「!!!どうした!?」
歩「大丈・・・夫・・・ううっ・・・」
未「大丈夫じゃなさそう・・・。血も出てるし・・・」
E「とりあえず、一歩さんの家に運びましょう!」
ラ「待ちな」
全「!!!!」
進「お前、まだやる気か!?」
ラ「安心しろ。俺はそんな卑怯な奴じゃない」
歩「うっ・・・くっ・・・」
ラ「俺が運んで行ってやる。場所を教えろ」
進「・・・こっちだ」
俺はまだラルドを信用した訳じゃないが、歩美が心配だ。
信用した信用してないよりも先にな・・・。
ミ「ラルドさん」
ラ「何だ?」
ミ「何でアユ姉を助けてくれるの?」
ラ「・・・俺は強い奴には敬意を表す。それだけだ」
五分後・・・
進「着いた」
ラ「じゃあ、後はお前等だけで何とかするんだな」
歩「うっ・・・ラルド・・・」
ラ「どうした?」
歩「ありがとう・・・」
ラ「・・・フン・・・。じゃあな」
ラルドさんはそう言うと森に帰っていきました。
進「お~い!!」
一「あ、進さん。どこ行ってたの?」
進「・・・一発、殴らせてくれる?」
一「いいよ」
一歩は、どうせイーブイのパンチなんてたいしたこと無いだろうとたかをくくっていたが、
飛んできたのはロケットパンチだ。(作者EVの声 要するに体当たりで前足を前に出しただけです
進「そんなことより、一歩!歩美が!!」
一「イタタ・・・。歩美ちゃんが?」
進「とりあえず階段の下まで来い!」
一「うん、わかった」
E「歩美さん、大丈夫ですか?」
歩「・・・これで・・・大丈夫だったら・・・大丈夫じゃない時って・・・どうなるの・・・」
一「!!!大変だ!」
一歩は歩美に応急処置をした。素人だから仕方ないが、何もしないよりはマシだ。
血は、腹部の噛み付かれたあとから流れ出ていた。
傷は結構深い。ここに来るまで、かなりの量の血を流したから、歩美は衰弱している。
傷薬を使って血は止まったが、あとは体力の問題だ。
一「血は止まったし、多分、これで大丈夫」
歩「・・・ありがとう」
進「喋るな。今はゆっくり休んで、体力を回復させろ」
歩「うん・・・」
E「それにしても、何で一歩さんは夜中にこっそり家から出たんです?」
一「ああ、それはやっぱり、自分で捕まえたポケモンがいないとなぁ、って思ってさ」
ミ「それでポチエナさん達に追いかけられて・・・・」
未「姉ちゃんがこんな目に・・・・」
一「ええ!?僕のせい!?」
進「ほとんどな」
一「そっか・・・、ゴメン」
歩「いいの・・・一歩くんのせいじゃない・・・」
進「歩美」
歩「・・・・」
進「それで良い」
そして夜が明けるまで四時間の間、私はゆっくりと寝た。
最終更新:2008年11月15日 17:22