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ポケモン物語~願いを叶えるために~第八章

ポケモン物語~願いを叶えるために~第八章


「トルテ!“はっぱカッター”!!」

トルテ(ドダイトス)は“はっぱカッター”を放つ。
しかし、スイクンは避けてしまう。

「く・・・・!」

リュウトは焦ってしまう。
先ほどから、攻撃を避けられてばかりだ。

「これが、実力と言うのか!?」

「なら、今度はこちらの番だ!」

「お前の行うことがどれだけ、愚かか、その目に刻むがよい!」

スイクン、エンテイ、ライコウは、
口々に言うと、攻撃を放つ。
それはトルテだけでなく、他のメンバーにも命中する。
そして、みんな倒れていく。

「ラッセル!ルックス!ザンツ!トルテ!!」

リュウトは倒れた仲間に駆け寄る。

「みんな・・。大丈夫・・・?死んじゃ、やだよ・・・・。」

リュウトはポロポロ涙を流す。
リュウトは考える。
どうする?どうしよう?ここで逃げるか・・・。
でも、父さんが・・・。
リュウトの心は真っ暗だった。

「・・・ん・・・?」

リュウトは、腰のベルトに触れる。
まだ、モンスターボールが一個、残っていた。

「そうだ・・・!」

リュウトはモンスターボールを掴む。
そして、それを投げた。

「ゆけっ!セロウディア(イーブイ)!!」

イーブイがモンスターボールからでてくる。
すると、三匹は見下したように、

「笑止!そんな小さな者を戦わせるというのか!」

「落ちぶれたな。」

「フン、一捻りにしてくれるわ。」

しかし、リュウトと、セロウディアは笑っている。

「それは、どうかな?」

「小さいからって、バカにすると、痛い目にあうわよ!」

そして、二人は見つめあうと、小さく頷く。

「ならば、我から参ろう!」

スイクンは“あられ”をくりだす。
あられによって、何もかもが見えなくなろうとしていた。

「今よ!」

セロウディアの声に、リュウトは小さな物体を投げる。

「・・・今のは!?」

うろたえるスイクンに、ライコウは、

「何をやっている!早く、終わらせろ!」

と怒鳴る。

「あ、ああ・・」

スイクンはセロウディアを見つけだそうとするが、
見つからない。

「どこに・・・!?」

その時だった。

「ぐあっ!」

見えない何かが、痛みがスイクンを襲う。

「なんだ!?一体何が!?」

リュウトはニヤリと笑う。

「雪の中を見てみなよ!」

リュウトの言葉に、スイクン、エンテイ、ライコウは小さな雪山を見る。すると!

「なに!?」

「グレイシア!?」

「イーブイが進化したというのか!?」

リュウトは言う。

「・・・このギャラドスがくれた、氷に覆われた岩。実は、イーブイの進化のための道具だったんだ!スイクンが“あられ”を出したおかげで、気付かれずに進化させられたって寸法さ!しかも、グレイシアの特性は「ゆきがくれ」!攻撃と防御と同時にできるってワケさ!」

スイクン達の顔が強張る。
その時だった。

「みんな!」

リュウトはトルテ達の顔を見る。

「ふう・・・辛うじて、HPが残ってたぜ。」

と言うのはルックス(レントラー)だ。

「すまんな。奴らに戸惑ってしまって。」

とトルテ。

「ご主人様・・・時間稼ぎ、ありがとうございます。」

とザンツ(ギャロップ)。

「親分!おまたせしました!充電、完了ッス!」

とラッセル(ラムパルド)。
そして、みんな口々に言う。

「ついさっきの俺(オイラ)(私)(あたし)達だと違うぞ(違いますわ)(わ)!」

スイクン達は、そんなリュウトを見て、苦笑い。

「どうやら、ここからが本番のようだな!」

そう。戦いはこれからだ!。


最終更新:2008年11月29日 17:56
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