「トルテ!“はっぱカッター”!!」
トルテ(ドダイトス)は“はっぱカッター”を放つ。
しかし、スイクンは避けてしまう。
「く・・・・!」
リュウトは焦ってしまう。
先ほどから、攻撃を避けられてばかりだ。
「これが、実力と言うのか!?」
「なら、今度はこちらの番だ!」
「お前の行うことがどれだけ、愚かか、その目に刻むがよい!」
スイクン、エンテイ、ライコウは、
口々に言うと、攻撃を放つ。
それはトルテだけでなく、他のメンバーにも命中する。
そして、みんな倒れていく。
「ラッセル!ルックス!ザンツ!トルテ!!」
リュウトは倒れた仲間に駆け寄る。
「みんな・・。大丈夫・・・?死んじゃ、やだよ・・・・。」
リュウトはポロポロ涙を流す。
リュウトは考える。
どうする?どうしよう?ここで逃げるか・・・。
でも、父さんが・・・。
リュウトの心は真っ暗だった。
「・・・ん・・・?」
リュウトは、腰のベルトに触れる。
まだ、モンスターボールが一個、残っていた。
「そうだ・・・!」
リュウトはモンスターボールを掴む。
そして、それを投げた。
「ゆけっ!セロウディア(イーブイ)!!」
イーブイがモンスターボールからでてくる。
すると、三匹は見下したように、
「笑止!そんな小さな者を戦わせるというのか!」
「落ちぶれたな。」
「フン、一捻りにしてくれるわ。」
しかし、リュウトと、セロウディアは笑っている。
「それは、どうかな?」
「小さいからって、バカにすると、痛い目にあうわよ!」
そして、二人は見つめあうと、小さく頷く。
「ならば、我から参ろう!」
スイクンは“あられ”をくりだす。
あられによって、何もかもが見えなくなろうとしていた。
「今よ!」
セロウディアの声に、リュウトは小さな物体を投げる。
「・・・今のは!?」
うろたえるスイクンに、ライコウは、
「何をやっている!早く、終わらせろ!」
と怒鳴る。
「あ、ああ・・」
スイクンはセロウディアを見つけだそうとするが、
見つからない。
「どこに・・・!?」
その時だった。
「ぐあっ!」
見えない何かが、痛みがスイクンを襲う。
「なんだ!?一体何が!?」
リュウトはニヤリと笑う。
「雪の中を見てみなよ!」
リュウトの言葉に、スイクン、エンテイ、ライコウは小さな雪山を見る。すると!
「なに!?」
「グレイシア!?」
「イーブイが進化したというのか!?」
リュウトは言う。
「・・・このギャラドスがくれた、氷に覆われた岩。実は、イーブイの進化のための道具だったんだ!スイクンが“あられ”を出したおかげで、気付かれずに進化させられたって寸法さ!しかも、グレイシアの特性は「ゆきがくれ」!攻撃と防御と同時にできるってワケさ!」
スイクン達の顔が強張る。
その時だった。
「みんな!」
リュウトはトルテ達の顔を見る。
「ふう・・・辛うじて、HPが残ってたぜ。」
と言うのはルックス(レントラー)だ。
「すまんな。奴らに戸惑ってしまって。」
とトルテ。
「ご主人様・・・時間稼ぎ、ありがとうございます。」
とザンツ(ギャロップ)。
「親分!おまたせしました!充電、完了ッス!」
とラッセル(ラムパルド)。
そして、みんな口々に言う。
「ついさっきの俺(オイラ)(私)(あたし)達だと違うぞ(違いますわ)(わ)!」
スイクン達は、そんなリュウトを見て、苦笑い。
「どうやら、ここからが本番のようだな!」
そう。戦いはこれからだ!。
最終更新:2008年11月29日 17:56