スイクンも、エンテイも、ライコウも、
前より強くなったトルテ(ドダイトス)に
苦戦を強いられている。
「ぐあっ・・・!」
スイクンが悲鳴を上げて、倒れる。
「く・・・!こうなったら、あの技だ!」
スイクンの言葉に、ライコウ、エンテイも頷く。
リュウトは目を開き、皆を見る。
「終わりにしてやる!」三人は口々に言うと、
口を開く。
あの合体技の合図だ。
「そっちの技が、合体技なら、こっちも合体技だ!」
リュウトがそういうと同時にリュウトのポケモンたちは
横一列に並ぶ。
スイクン、エンテイ、ライコウは
“れいとうビーム”、“かえんほうしゃ”、“10まんボルト”を放つ。
リュウトは大声を張り上げる。
「トルテ!“はっぱカッター!ルックス(レントラー)!“10万ボルト”!
ザンツ(ギャロップ)!“かえんほうしゃ”!ラッセル(ラムパルド)!“げんしのちから!セロウディア(グレイシア)!“れいとうビーム”!」
リュウトの命令でみんなは技を放つ。
そして、それは、一つになり、美しい虹となった。
そして、三大伝説ポケモンの技と衝突する!
「負け・・・るな・・・。」
リュウトは祈る気持ちで言う。
トルテ達もリュウトの思いに応えようとする。
「いっけぇー!!」
そして、トルテ達の合体攻撃が三大伝説ポケモンの
技を打ち破った!
「・・・やった。勝った・・・。僕達が勝ったんだー!!」
リュウトはトルテ達にかけよる。
「みんな!ありがとう!」
その声にポケモン達は、こう言う。
「リュウトの私を信じる声が、勝利を呼んだのだ。礼を言うのは、私のほうだ。」
トルテは笑顔で言う。
「フッ・・・、リュウトが大好きだから、あの力が出せたのだ。」
とルックスは照れくさそうに言う。
「ご主人様のおかげですわ。」
とザンツ。
「オイラは、親分に恩返しをしたかっただけッス!」
と赤くなって言うのはラッセルだ。
「ウフフ。あたしはがんばらきゃ。って、思っただけよ。ダーリン。」
と、妖艶な笑顔で言うのはセロウディアだ。
リュウトはスイクン達にかけよる。
そして、リュックの中の道具を使って、治療する。
「ふっ・・・。変わったヤツだ・・・。」
とライコウ。
「だが、負けたわけがわかった。」
とスイクン。
「我々には、お前らみたいに、「絆」と言うものが無かったからだ。」
とエンテイ。
そして、三人(?)は顔を見合すとリュウトに
「行きな。お前の勝ちだ。」
と言った。
「・・・ありがとうな、スイクン、エンテイ、ライコウ。」
とリュウトは恥ずかしそうに言うと、
大きな扉開けて、さらに天辺を目指して昇った。
リュウトが去った後、スイクン達は
笑うとこう言い合った。
「人間も、満更捨てたものじゃないな。」
とスイクン。
「あの少年の幸運を願いたい気分だ。」
とライコウ。
「・・・我々の役目も、終わった・・・」
とエンテイ。
その時だった。
スイクン達の後ろに何かが現れる。
「貴様は・・・!」
スイクン達は向かえうとうとした。
しかし、光線のようなものを打たれ、スイクン達は倒れこんでしまう。
「な・・・ぜだ・・・。」
「貴様・・・。人間をよく思わんのか・・・」
そんなスイクン達の声に耳も傾けず、
黒い異形のポケモンは、
リュウトの目指す塔の天辺に移動した。
最終更新:2008年11月29日 18:38