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ポケモン物語~願いを叶えるために~第十章

ポケモン物語~願いを叶えるために~第十章


リュウトは大きな扉を開ける。
そこには、紫色のクリスタル以外、何も無かった。

「あれだ!あれにジラーチが眠ってるんだ!」

その言葉にトルテ達は首を傾げる。

「・・・なぜ、分かる?」

トルテ(ドダイトス)の言葉にリュウトは、

「・・えーと、著作権法で詳しくは言えないけど、僕の住む世界では、ポケモンはアニメでね、ある映画では、ジラーチは”ねむりのマユ”で眠ってる設定になってるんだ。」

トルテは驚いた顔をする。

「なんと、そんなものに・・・。で、アニメとはなんだ?」

リュウトは説明に戸惑う。

「アニメ・・・えと、上手く説明できない・・・」

リュウトが首を傾げていると、
黒い異形のポケモンが現れる。
それは、ダークライだった。
だが、リュウトは気が付いていない。
すると、ダークライは黒い球を放つ。
それは、見事、リュウトとトルテに命中。
リュウトとトルテは吹っ飛んだ。

「な、なんだよ!?」

リュウトとトルテはケガはしなかったものの、
一瞬、パニックに陥った。
そんなリュウトを見て、ダークライは呆れた。

「こんな、バカにあやつらは負けたと言うのか・・・」

リュウトは立ち上がって、ダークライを見る。

「ば、バカはないだろ!バカは!」

リュウトは負けじと言い返す。
トルテもダークライを睨む。

「フン、命が惜しければ、願いの塔から去れ。」

ダークライは冷たく言い放つ。
リュウトより先に、怒ったのはトルテだった。

「貴様!もう一度、言って見ろ!リュウトの願いは私利私欲ではない!
現実世界の父上殿のために、ここに来たのだ!とっとと帰るのは貴様のほうだ!」

ダークライはトルテの言葉に怒りを覚える。

「そうか・・・!貴様、よくもこの私にそんなことを言ったな!!後悔させてやる!」

ダークライは両手を上げる。
黒い塊が手と手の間に現れる。
そして、それはポケモンの形をして、塔の外へと飛んでいった。


最終更新:2008年11月29日 18:52
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