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第三十一話:テトラのくれた仲間

第三十一話:(テトラのくれた仲間)


(ガチャ)

進「はいよ~。俺、復活!」
歩「早っ・・・」
一「この前まで瀕死の状態だったのに・・・、凄い回復力だね」
進「自分自身もびっくりだよ。ああそうだ、一歩は会ってないよな、サラだ」
一「君がサラ?歩美ちゃんから話は聞いてるよ。僕達に付いてくるんだよね?」
サ「進達のトレーナー?」
進「いや、違う。俺達はただの友達だ。主従関係はない」
サ「そうなんだ」
一「そうそう、トレーナーといえば、僕の枕元にこのモンスターボールとこんな紙が置いてあったんだ」
花「中身は読んだの?」
一「いや、まだです。今読みますね・・・」


〔 やあ。一歩、君はまだポケモンを持ってないって言ってたよね?
 だから私から、このポケモンをプレゼントするわ。
 他のみんなとすぐに仲良くなれると思う。
 この子は少し珍しい種類かもしれないけど、そんな事は気にしないでね。
 お礼なんていらないから。私達友達でしょ?これくらい当たり前よ。
 それじゃ、またいつかね。
                                           テトラ  

一「・・・ですって」
ペ「テトラは友達思いだな。僕達にもこんなプレゼントをくれた」
未「あれ?そのイヤリングは?姉ちゃんも」
ペ「テトラから貰った」
歩「あと、治療室がメチャクチャになってたでしょ?あの弁償もテトラがしてくれたの」
花「両方とも高そう・・・」
歩「イヤリングは数十万円」
ペ「弁償金は1873000円」
一「うえぇぇ・・・。そんなに・・・」
歩「ポケットマネーで大丈夫だって」
全(歩美・ペレンネ以外)「はぁ!?」


おいおいおい、そんな金、ポケットマネーって言っていいのか?
ポケットはち切れるぞ(苦笑


進「・・・で、モンスターボールの中身は何なんだ?」
一「さあ、今出してみる」

(ポン!)

「はいは~い、ただいま登場しました~♪」
未「(テンション高・・・)見た事無いね」
「ボクはティグリアのスピア♪イーブイの進化系だよ♪もう君達の事は、テトラ様から聞いてる♪今日から君がボクの主人だよね?」
一「え、うん。そうみたい」
ス「じゃあよろしく♪一歩くん♪」


ティグリアは簡単に言えばトラだ。違う所は、耳がトラより少し長いのと、長い尻尾の先に鋭いトゲがついている所だ。
大きさはイーブイとほとんど同じで、首周りの毛が少しだけ長くツヤツヤしている。


進「・・・一つ聞きたいんだけど、お前、男?それとも女?」
ス「ボクは女だよ!わからないの!?」
進「いや、“ボク”って言ってたから・・・」
ス「失礼な!」
進「すまん。しかし、野郎が少ないから話し相手が少ないなぁ。な!ペレンネ!」
ペ「僕はそうでもない。僕には歩美が居る」
進「そうだったな。忘れてた。そうは思わんか一歩」
一「確かに、女の人多いよね」

現在の仲間達の性別分け


男:俺(進) 一歩 ペレンネ

女:歩美 未歩 EV ミミ 花歩 サラ スピア


女が四人も多い、男はどうした~!!

進「次に仲間になる奴が、男である事に期待しよう」
一「僕も・・・」
花「まあ、そんな事よりも次の町へ行きましょう」
E「そうですね」
歩「・・・EV、なんか恐いよ?」
E「そんなことありませんよ!」
歩「(ビクッ)そ、そう?」

何かEVの雰囲気いつもと違う・・・。
まあ、そんな事より私達は次の町へ向かった。

進「あ~、何か久々に外に出たなぁ。で、今どこに向かってるんだ?」
一「カトラスシティの北側から出たからこのまま行くと・・・、レイピアタウンだね」
ス「レイピアタウン?聞いた事無いよ?」
花「小さいし、特に有名な物もないしね。仕方ないわよ」
進「レイピア・・・」
サ「どうかした?」
進「んにゃ。なにも」
サ「そ、じゃあ行きましょう」
進「おう」
E「・・・・」


移動中・・・


しんどいなぁ・・・。
俺はまだ実際、完治した訳じゃないから火傷がヒリヒリして、もうイライラしっぱなしだ。
てか遠いんだよ!何時間歩いてると思ってんだ!

…二時間だって、イライラのせいか・・・。


進「暇だ~・・・。チクショ~、なんか出てこ~い」
歩「そんな事言ってて、バンギラスとか超ヘビー級のポケモンとか出てきたらどうするの?」
進「無論、逃げる。だけど何もないよりゃマシだ」
ミ「結局は逃げるんだ」
進「そりゃそうだろ。踏みつぶされてペシャンコになりたいなら別だけどな」
ミ「そだね」

しかし、依然何も出てくる気配なし。
ああ~、暇だ~。イライラに輪をかけてるんだけど!!腹立つ~!!!

ス「!!進くん、退屈しないで済みそうだよ」
進「はぁ?」
ス「だって囲まれてるから。数は十二人」
一「何?どうしたの?」

はい、ただいまポケモンの言葉で喋っておりま~す。
小さな声で説明説明。何でかって?俺達の事をあまり広く知られたくないからだよ~。おわかり?
ま!要するに俺は目立ちたくないんだ。目立つのは嫌いでな。

一「全然気が付かなかった・・・」
ス「来る!」
全(一歩・花歩以外)「!!!」

来た来た来たぁぁぁ!!!飛ばして行くぞおりゃぁぁぁ!!!

相手はジグザグマ九人、マッスグマ三人か・・・。
良いんじゃない?かかって来いよ!

「全員散開!一気に行け!」
ジ・マ全「サーイエッサー!!」

進「お?あれがボスか?」
ス「アイツを叩く!」
進「だぁぁぁ!!待て待て待て!!せっかく暇つぶしの相手が出来たんだ。俺にやらせてくれよ。それに・・・」
ス「それに?」
進「あんな軍人ぶってるんだ。殲滅させてやる」
サ「一人で?」
進「おう!ま!危なくなったら救助してくれ。じゃあ行くぜ!EVOLUTION!イグニス!」

(ピカッ!)

E「進さんが進化した!?」
進「おう。サラと戦ってる時に出来るようになってな」
E「・・・・」

「!!奴を囲め!集中攻撃だ!」
敵全「ラジャー!!」(サッ!)

進「おうおう、来たか。それじゃあ行くぜ!【影分身】!」(シュバババ!)
「無駄だ!俺達の数より少ないじゃないか。影分身は一撃で消えるんだぞ」
進「コンボ【陽炎の舞】!」(ボゥ フワァァ・・・)
敵全「何!?」
進「俺をなめてたんだろ?正直、ガッカリ来たぜ。俺はそんなにバカじゃない」←陽炎の舞を使ってる時はエコーを付けて下さい
「みんな!こんな物ただの幻だ!片っ端から攻撃するんだ!」
敵全「ラジャー!」(バッ!)
進「(ヒュン バッ シュッ)はぁ・・・。お前等バカじゃねえの?コンボ【シャドーフレイム】」(ボッ!)

ブォン!!ガッ!!

「ギャ!」
進「さあ、俺はどこにいると思う?」


その後、間抜けにも奴らは影分身にしか攻撃してこない。
俺は実際は影分身の後ろで、攻撃のタイミングを見計らっていた。
全く・・・、影分身と同じ位置にいる訳無いだろ・・・。
そのあと、俺は次々と奴らを倒していった。
残りはジグザグマが二人、マッスグマが一人。マッスグマの方はボスの奴だ。アイツは攻撃せずに命令ばっかしてたからな。


進「退屈しのぎには良かったけど、バカすぎるな」
「むぐぐ・・・。まだだ!俺も行く!」
進「お?ボスさん、やっと来たか」
「ていっ!」(ヒュン!)
進「おっと(サッ)危ねえな。食らえ!」(ブォン!ガッ!)
「ぐへっ!」
進「お前も終わりだ!」(グォン!バシッ!)
「ぶわっ!」
「そこだ!【切り裂く】!!」(バッ!)
進「ゲッ!ヤバい!」

攻撃の後だから場所がばれたか!避けられない!

ス「貫け!【ジャベリン・ストライク】!」(ヒュ!:注 尻尾を勢いよく突き出す音)
「(ズバン!)ぎゃあ!」(ドサッ!)
進「ふぅ。助かったぜスピア、一つ借りだ」
ス「貸しとく♪」
歩「・・・私達は、暇なままだったね・・・」
未「うん・・・」
進「さてと・・・。ストレス解消出来たし、さっさと行こうぜ」
一「あ、進さん!一人で行かないでよ!」

さてさて、スッキリしたし次の町に出発出発!


最終更新:2008年12月14日 16:01
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