「各々方!どうか、拙者と共に戦って欲しいでござる!」
モモキングの号令に各世界のレクスターズは口々に頷く。その中には、戦友と再会するスパイダーマンの姿もあった。
「スティーブン……!」
「相変わらずだな、ピーター」
「あの、僕、こんな日がまた来るなんて思わなくってその……」
「その話は後だ。モモキングと、“別の私”たちと……そして、他のヒーローたちと話を付けてきた」
「相変わらずだな、ピーター」
「あの、僕、こんな日がまた来るなんて思わなくってその……」
「その話は後だ。モモキングと、“別の私”たちと……そして、他のヒーローたちと話を付けてきた」
ストレンジが手を翳すと、2種類の魔法陣が展開され、それはスパイダーマンに重なるとスーツを新たに形成し、魔法陣そのものは盾としてスパイダーマンの腕に収まった。
「これは……」
「いいか、スパイダーマン。今から君は私たち“レクスター・アベンジャーズ”チームのリーダーだ」
「僕がリーダー!?だって、そんな……」
「いいか、スパイダーマン。今から君は私たち“レクスター・アベンジャーズ”チームのリーダーだ」
「僕がリーダー!?だって、そんな……」
「君には多くのヒーローを惹きつけ、従えることができる才能とカリスマがある。だからレクスターズに力を与えたトニーは、それを通して君に再びスーツを託したんだ」
「スタークさんが!?でも、ならこの盾は……」
「盾はシンボルだ。レクスターズのキャプテンとしてのな。同じようにキャプテンが君に持つべきだとさ」
「スタークさんが!?でも、ならこの盾は……」
「盾はシンボルだ。レクスターズのキャプテンとしてのな。同じようにキャプテンが君に持つべきだとさ」
ストレンジはスパイダーマンの肩を叩き、激励する。
「君がアベンジャーズの臨時キャプテンだ。もうスパイダーボーイじゃないんだろう?」
その夜、会合するレクスターズたちにモモキングたちキングマスターが報を伝えた。
「この度!レクスターズ・チームの新しいリーダーが決まったでござる!」
「マジでボンバーな新チームと新リーダーの名は、“レクスター・アベンジャーズ”!そして“ピーター・パーカー”だ!」
「『正義はいつでも君と共にある〈アイアムジャスティス・イフユーウォント〉》。ピーター、君の正義を見せてくれ」
みんなの前に出たピーターは、マスクを付けながら告げる。
「僕が……キャプテン・アイアンスパイダーだ!」
レクスター・アベンジャーズがスパイダーマンの後ろから現れ、マスクの下で微笑んでピーターは宣言する。
「アベンジャーズ!!アッセンブル!!」
作者
不明
登場人物
ピーター1
ドクター・ストレンジ
モモキング
ダイナボルト
『正義星帝』
ドクター・ストレンジ
モモキング
ダイナボルト
『正義星帝』