『鉄狼王』三日月・オーガスとガンダムバルバトスの魂は一度ディスペクターから分離した後、さらに別世界へと飛ばされた。それを追い、オルガは単身別世界へ飛び込んだ。
オルガがたどり着いた世界では、五人の少女と1人の少年が戦っていた。歪んだ少女達と少年の事を、オルガは知っていた。
「…シャル…ラウラ…一夏…ミカ!」
オルガはその王の力を持ってして、少年に加勢する事を決めた。
「…シャル…ラウラ…一夏…ミカ!」
オルガはその王の力を持ってして、少年に加勢する事を決めた。
織斑一夏は困惑していた。親しい仲の少女達が醜く歪んだISを纏い、自分に襲い掛かって来たのだ。そこに現れた白い髪の青年を、一夏は初対面だが知っていた。会ったことは無いはずなのに、確かな信頼がそこにある。
「頼りにしてるぜ、団長!」─織斑一夏
「お前の剣が頼りだ、頼むぞ!」─オルガ・イツカ
「お前の剣が頼りだ、頼むぞ!」─オルガ・イツカ
一夏とオルガは、まずは凰鈴音に目をつけた。彼女はコンピュータウイルスを撒き散らしていたが、その分動きは遅かった。そこでオルガが彼女の気を引き、その隙を突いて一夏が零落白夜で切り裂く。まずは1人、龍魂珠から解放された。
鈴を助けた2人に、セシリアの拳とラウラのメイスが振るわれる。
敵も一筋縄では行かない。油断した隙に距離を詰められてしまったのだ。
オルガはラウラの振るうメイスに見覚えがあった。そしてその意味も。そうしてオルガは叫ぶ。
「…何やってんだ、ミカァァァァッ!」
敵も一筋縄では行かない。油断した隙に距離を詰められてしまったのだ。
オルガはラウラの振るうメイスに見覚えがあった。そしてその意味も。そうしてオルガは叫ぶ。
「…何やってんだ、ミカァァァァッ!」
敗北を覚悟したオルガは、紅蓮の炎が渦巻く空間にいた。そして、目の前にはガンダム。
「お前は何を望む」
ガンダムが聞く。
「決まってる。アイツらを助ける。団員を守るのが俺の仕事だ。何度死のうと、何度でも立ち上がってやるよ」
オルガが応える。
気に入った。
その声が届く前に、オルガの意識は戻っていた。新たな力と共に。
「お前は何を望む」
ガンダムが聞く。
「決まってる。アイツらを助ける。団員を守るのが俺の仕事だ。何度死のうと、何度でも立ち上がってやるよ」
オルガが応える。
気に入った。
その声が届く前に、オルガの意識は戻っていた。新たな力と共に。
一夏はセシリアの腕を掴み、投げ飛ばす。そして右腕に召喚したビームマグナムを放つ。セシリアの身体はビームの奔流に一瞬包まれ、そして元の姿に戻っていた。
オルガはラウラに加勢して来たシャルロットを相手取っていた。
振るわれる2本の大剣を掴むと、オルガは自身の体を炎に包み、そのまま強烈な一撃を喰らわせた。フェニックスの炎に包まれ、シャルロットは解放された。
オルガはラウラに加勢して来たシャルロットを相手取っていた。
振るわれる2本の大剣を掴むと、オルガは自身の体を炎に包み、そのまま強烈な一撃を喰らわせた。フェニックスの炎に包まれ、シャルロットは解放された。
そして一夏は大砲を構える箒に向けバーニアを噴かせた。ビームをひらりひらりと避け、ビームマグナムから持ち替えた雪片弐型で炎を切り裂く。零落白夜が発動し、箒の身体が顕になる。
オルガはラウラの太刀を握り潰し、メイスを柄から折る。
「…やっぱりミカはミカじゃないとな」
そしてオルガは再びフェニックスの炎を纏い突撃する。
ラウラとバルバトスが分離し、『鉄狼王』の魂は空に帰るように消えた。
「…やっぱりミカはミカじゃないとな」
そしてオルガは再びフェニックスの炎を纏い突撃する。
ラウラとバルバトスが分離し、『鉄狼王』の魂は空に帰るように消えた。
オルガ達レクスターズの戦いは続く。この世界を一夏に任せ、オルガは新たな世界へ向かった。
作者
快雄王来列伝
登場キャラクター
オルガ・イツカ
織斑一夏
剣砲電融 シノミティ・ホウガン
雫拳縫合 ディナリア・ガンコット
龍瓶混成 ファンダム・アクエリン
廻緋連結 シャルター・デュクス
黒魔接続 ラウム・バルヴィッヒ
織斑一夏
剣砲電融 シノミティ・ホウガン
雫拳縫合 ディナリア・ガンコット
龍瓶混成 ファンダム・アクエリン
廻緋連結 シャルター・デュクス
黒魔接続 ラウム・バルヴィッヒ