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神々の先輩 後編
最終更新：
dmps_fun
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ストーリー
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さあ、待ち合わせ場所に 着きましたよ カノンさんも すぐに来ると思います |
| ルピコ | |
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あ、ありがとうなのだわ 予定まで押さえてもらって…… 感謝してもしきれないのだわ |
| コットン | |
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いえいえ、大したことは していませんよ カノンさんにも すんなり了承して頂けましたし |
| ルピコ | |
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これでお二人が意気投合すれば ハッピーエンドですよ！ ほら、噂をすれば…… |
| ルピコ | |
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ルピコ！ 【プレイヤー】！ 待たせてしまったかしら？ |
| カノン | |
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いいえ、今来たところですよ 時間ぴったりですね！ |
| ルピコ | |
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それで、私達に引き合わせたい 子っていうのが…… その子でいいのね？ |
| カノン | |
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彼女は……誰かと思えば、 この間の不審者ですか 何のつもりです？ |
| ウェディング | |
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まあまあ、まずはお話して みませんか？ ほら、コットンさんも！ |
| ルピコ | |
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は、はひ！ ……この間は ごめんなさい いきなり声を かけて驚かせてしまったかしら？ |
| コットン | |
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いいえ、気にしていないのだわ それより、話したいことが あるのでしょう？ |
| カノン | |
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ええ、それは……まずは 自己紹介してから、順を追って 話すのだわ |
| コットン | |
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――と、いう感じなのだわ それで、街中で貴方を 見かけたのだけど |
| コットン | |
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服装や雰囲気が似ていたから 同志なのかもと思って…… 思わず声を掛けてしまったのだわ |
| コットン | |
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そういうことだったのね その、服装とかは趣味、 なのかしら？ |
| カノン | |
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趣味と言えば趣味だけど、これは 教団の服なのだわ |
| コットン | |
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でも一万年前の神話の時代にいた カノン様の雰囲気は 目指しているのだわ！ |
| コットン | |
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勇敢に敵に立ち向かい ゼニスの神官として民を導く 凛々しい御姿…… |
| コットン | |
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ゼニスの神話は私達にとっての バイブルなのだわ！ |
| コットン | |
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特に、平和を目指すという理念は いつの時代も人々を魅了して やまない輝きがあって―― |
| コットン | |
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やっぱり…… ウェディング、この神話って 私達のこと……なのよね？ |
| カノン | |
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そのようですね 次元の亀裂は時間も超越する、 ということでしょう |
| ウェディング | |
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え？ まさか…… カノン様、ウェディング様…… え？ |
| コットン | |
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そ、それじゃあ…… 神話に出てくるご本人様達！？ |
| コットン | |
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ととととんだご無礼を……！ ああでもお話しちゃった……！ |
| コットン | |
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（ねぇ、ウェディング…… これって私達のことを 誤解してる？） |
| カノン | |
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（我々のことが正確に 伝わらないほど遠く離れた 時間軸の存在のようです） |
| ウェディング | |
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（彼女の話している内容が 原典とは思えませんが） |
| ウェディング | |
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（じゃあ、夢を壊さないためにも 私達のしたことは 伏せた方がよさそうね） |
| カノン | |
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えっ、と…… そ、そんなにかしこまらなくても いいのだわ！？ |
| カノン | |
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そうだ！ コットンはこの街に 来たばかりだそうだけれど 生活の方は順調なのかしらー！？ |
| カノン | |
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（カノン……目が泳いでいるし 声が上ずってます もうちょっと自然に） |
| ウェディング | |
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（そんなこと言われても 難しいのだわ！） |
| カノン | |
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ええ、それはもう…… 生活基盤はしっかり整えたのだわ ただ…… |
| コットン | |
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先ほど話した教団の布教は、 いまいち上手くいって いなくて…… |
| コットン | |
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【プレイヤー】や ルピコに話を聞いてもらったり したこともあったのだわ |
| コットン | |
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その時はデュエルで励まして もらって、負けはしたけれど…… 接戦だったのだわ！ |
| コットン | |
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……疑わしいですね 貴方が 【プレイヤー】と 拮抗した実力の持ち主、ですか？ |
| ウェディング | |
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う……そ、そんなに疑うなら 証明してみせるのだわ！ さあ【プレイヤー】！ |
| コットン | |
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いいとこ見せてやるのだわ！ デュエマ・スタート！ |
| コットン |
勝利時
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ごめんなさいなのだわ 見栄を張ってしまったのだわ…… |
| コットン | |
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見え見えでしたね～ |
| ルピコ | |
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全くです |
| ウェディング | |
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確かに接戦とまではいかないかも しれないけれど、 私はいい勝負だったと思うのだわ |
| カノン | |
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あ、ありがとうなのだわ…… |
| コットン | |
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ねえ、コットン 私は教団のことはよく分からない けれど…… |
| カノン | |
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貴方は自分のするべきことを 見据えて活動を頑張っている とてもすごいことだと思うのだわ |
| カノン | |
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カノン様……！ |
| コットン | |
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私はシティでは一応先輩だし、 教団以外のことなら…… 相談に乗ってあげたいのだわ |
| カノン | |
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頼りない先輩で申し訳ないけれど ……それでもいいかしら？ |
| カノン | |
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そ、そんな！ 是非、是非お願いするのだわ！ |
| コットン | |
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相談はいいですが、 あまりカノンの手を煩わせないで くださいね |
| ウェディング | |
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ひっ、ひゃい…… |
| コットン | |
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そう萎縮されると困りますが ……節度を守るのであれば、 ある程度は構いません |
| ウェディング | |
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なら改めて……これからよろしく お願いするのだわ、コットン！ |
| カノン | |
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はい！ 末永く、よろしくお願いします！ |
| コットン |
敗北時
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これで私の実力が証明 されたのだわ！ |
| コットン | |
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ピノキオもかくや、ってくらいに 鼻高々ですね…… |
| ルピコ | |
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あら、まだやる気かしら？ いいのだわ、何度だって 返り討ちにしてやるのだわ！ |
| コットン |
