デュエプレ ストーリーまとめwiki
第1話 残された守護者
最終更新:
dmps_fun
-
view
ストーリー
| はぁっ……はぁっ……! | |
| ルピコ | |
| この辺りまでくれば 大丈夫でしょうか…… | |
| ルピコ | |
| ……いい加減、離しなさいよ | |
| JJ | |
| ごめんなさい 無理やり連れてくる形に なってしまって | |
| ルピコ | |
| JJさん 大丈夫ですか? | |
| ルピコ | |
| せっかく…… | |
| JJ | |
| せっかくパパと会えたのに…… | |
| JJ | |
| ここは私達に任せて、君達は その子を連れてデュエマシティの 外へと逃げるんだ | |
| ロイ・マッカラン | |
| もはやこの街に安全な場所はない | |
| ロイ・マッカラン | |
| できるだけ彼らの足止めをする その隙に行くんだ | |
| ロイ・マッカラン | |
| パパを置いていくなんて そんなの、ありえない……! | |
| JJ | |
| 一緒に闘えれば なんとかなったかも しれないのに! | |
| JJ | |
| ………… | |
| ルピコ | |
| JJお姉ちゃん…… | |
| ヴィヴィ | |
| あの助けてくれた人は パパだったの……? | |
| ヴィヴィ | |
| ごめんなさい 私のせいで…… | |
| ヴィヴィ | |
| アンタがパパのことを 口にしないで | |
| JJ | |
| アタシとパパのこと 何にも知らないくせに……! | |
| JJ | |
| これも全部 アンタのせいなんだから! | |
| JJ | |
| ……こうなったら 無理矢理やるしかないわ | |
| JJ | |
| JJは手に持ったカットちゃんを ヴィヴィに向ける | |
| え……? | |
| ヴィヴィ | |
| アンタの力を無理やり引き出して パパを助けに戻る | |
| JJ | |
| そんな……! 一体何をする気なんですか!? | |
| ルピコ | |
| コイツも危険が迫れば 力を使うはずでしょ | |
| JJ | |
| あのギョウとかいう奴は ヴィヴィの力を 見たような口ぶりだった | |
| JJ | |
| 凄い力があるのは間違いない 私が引きずりだしてやるわ | |
| JJ | |
| だからって傷つける気ですか!? やり過ぎですよ! そんな事は―― | |
| ルピコ | |
| …………わかった | |
| ヴィヴィ | |
| い、今、なんて…… | |
| ルピコ | |
| 私も、試したい JJお姉ちゃんの案 | |
| ヴィヴィ | |
| それは本気なの? テキトーに言ってたら 許さないから | |
| JJ | |
| 本気、だよ…… | |
| ヴィヴィ | |
| 私だけ何もしないのは 間違ってると思うし それに…… | |
| ヴィヴィ | |
| 私のせいなのは 間違いない……と、思う、から | |
| ヴィヴィ | |
| だ、ダメです! だからと言って仲間を傷つける なんて、変ですよ! | |
| ルピコ | |
| ルピコ、邪魔 ヴィヴィは良いって言ってる アンタは黙ってて | |
| JJ | |
| ヴィヴィ 本当にやるからね | |
| JJ | |
| うん、大丈夫 これでJJお姉ちゃんの 気が済むなら……やって欲しい | |
| ヴィヴィ | |
| JJの持つ武器が掲げられ ヴィヴィはぎゅっと目を瞑る | |
| 強い痛みに備えて身構えると 逆に感覚が鋭敏になっていくのを 感じてしまう | |
| 武器が振り下ろされるまでの 時間がまるで無限かのように感じ 意志に反して体が震える | |
| 今にも逃げ出したくなる身体を 自分のせいだからと 何度も言い聞かせて抑え、堪える | |
| しかし、いつまで経っても その刃が振り下ろされることは なかった | |
| あれ……? | |
| ヴィヴィ | |
| チッ……やめた 無抵抗な奴をイジメても 楽しくないし | |
| JJ | |
| ルカ姉と…… アンタを守るって 約束したし…… | |
| JJ | |
| ……ごめんなさい | |
| ヴィヴィ | |
| そうやってすぐ謝る アンタなんか嫌いよ | |
| JJ | |
| ……JJさん きっとマッカランさんとは またすぐに会えますよ | |
| ルピコ | |
| あれだけ沢山のジャマー団の 方々が真のデュエリストの力を 使えるんです | |
| ルピコ | |
| きっとあっという間に 牛次郎さん達を やっつけてくれますよ! | |
| ルピコ | |
| ………… | |
| JJ | |
| ルピコは何とも思わないわけ | |
| JJ | |
| アンタもダピコを 街に置いてきてるでしょ | |
| JJ | |
| 私は…… | |
| ルピコ | |
| 私は、皆さんを信じてますから | |
| ルピコ | |
| ……チッ 泣きそうな顔で言っても 説得力ないわよ | |
| JJ | |
| 本当にごめんなさい 私のせいで…… | |
| ヴィヴィ | |
| そんなに謝らないでください ヴィヴィさん | |
| ルピコ | |
| 今はみんな、落ち着きを 失ってるだけなんです | |
| ルピコ | |
| 誰のせいかなんて分かりません | |
| ルピコ | |
| そんなことより、この状況を 切り抜けることを考えた方が 建設的です | |
| ルピコ | |
| その為にも 一度心を落ち着かせて 冷静にならないと、ですよ | |
| ルピコ | |
| そして、落ち着くためには―― | |
| ルピコ | |
| ……あれ? 【プレイヤー】さんが 急にシャッフルを…… | |
| ヴィヴィ | |
| 【プレイヤー】さんは 流石ですね | |
| ルピコ | |
| 私が言わなくても意図を 汲んでくれてます | |
| ルピコ | |
| もはや以心伝心です! | |
| ルピコ | |
| JJさんも、ヴィヴィさんも まずはデュエマで頭を すっきりさせましょうよ | |
| ルピコ | |
| ……アンタ達のデュエマ脳には 時々ついていけなくなるわ | |
| JJ | |
| ほらほら JJさん、デュエマしますよ! | |
| ルピコ | |
| はぁ……わかったわよ やればいいんでしょ、やれば | |
| JJ | |
| 【プレイヤー】さん ……一緒にデュエマしてくれる? | |
| ヴィヴィ | |
| ……うん、やってくれるんだ ありがとう | |
| ヴィヴィ | |
| それじゃあ、えーと…… デュエマ・スタート……! | |
| ヴィヴィ |
勝利時
| 皆さん、少しは 落ち着きましたか? | |
| ルピコ | |
| …………ええ | |
| JJ | |
| うん…… ありがとう、ルピコお姉ちゃん 【プレイヤー】さん | |
| ヴィヴィ | |
| これから、どうするの? | |
| ヴィヴィ | |
| あのデュエリストの人達と クリーチャーから 逃げ続けるの……? | |
| ヴィヴィ | |
| 実は…… まだ何も思いついてなくって…… | |
| ルピコ | |
| 逃げてる最中に デュエマシティに連絡を 入れようとしても繋がらないし | |
| ルピコ | |
| ピンチは何度もありましたけど 自分が育った街から逃げるなんて 初めてですから…… | |
| ルピコ | |
| 心のどこかで、デュエマシティは 大丈夫だって思ってたんです | |
| ルピコ | |
| 以前、この街でクリーチャーが 暴れた時もみんなの力で 止めることができました | |
| ルピコ | |
| 別の世界で、とんでもない クリーチャーが現れても 何とかすることができたのに | |
| ルピコ | |
| それなのに、今回は ここまで何もできないなんて…… | |
| ルピコ | |
| デュエマシティの外に 助けてくれるような お友達は居ないの……? | |
| ヴィヴィ | |
| あはは……お恥ずかしながら デュエマシティの外に お友達は居ないんです | |
| ルピコ | |
| というより、デュエマシティの 外は大体森や山になってるんです だから人が居る所は限られてて | |
| ルピコ | |
| …………? | |
| JJ | |
| もしかして チュリンが居るんじゃないの? | |
| JJ | |
| あ……! | |
| ルピコ | |
| 確かに、森ならチュリンさんが いる可能性があります! | |
| ルピコ | |
| デュエマシティの異常を察して 森の動物や、迷い込んだ人間を クリーチャーから守ってるかも! | |
| ルピコ | |
| ……じゃあ、どうやって探す? この広大な森を | |
| JJ | |
| えーと…… そうだ、いつもチュリンさんから 見つけてくれるから…… | |
| ルピコ | |
| 森の深部を目指せば チュリンさんが出てきて くれるはずです! | |
| ルピコ | |
| チュリンさんを探して これからの対策を 練りましょう! | |
| ルピコ | |
| デュエマシティを このままにはしておけません! | |
| ルピコ | |
| じゃあチュリンを探すわよ | |
| JJ | |
| チュリンと一緒なら…… ルカ姉と合流できるかもしれない | |
| JJ | |
| 逃げた時もかなり移動したし あれから割と動いてるのに 全然移動した気がしないわね…… | |
| JJ | |
| 森の中だと、景色の違いが 分かりませんからね…… | |
| ルピコ | |
| 足元も安定しないから 歩くのにも時間がかかるね…… | |
| ヴィヴィ | |
| 【プレイヤー】さんは 大丈夫そう? | |
| ヴィヴィ | |
| むむむ…… | |
| ルピコ | |
| なんだか……同じところを 回ってるような…… | |
| ヴィヴィ | |
| ルピコ、あの樹さっきも 見た気がするわよ | |
| JJ | |
| も、森ですから 似たような樹もありますよ! | |
| ルピコ | |
| やっぱり 同じところを回ってない? | |
| ヴィヴィ | |
| そ、そんなまさか~ | |
| ルピコ | |
| ルピコ、試しに樹に傷を 付けてたんだけど 同じ傷がついてる | |
| JJ | |
| やっぱり同じ場所を ぐるぐる回ってるじゃない | |
| JJ | |
| ピエェ…… | |
| ルピコ | |
| はぁ……完全に迷った デュエマシティの案内人も 外じゃ役立たずね | |
| JJ | |
| だって、樹海ですよ! | |
| ルピコ | |
| それに、大体迷ってたら チュリンさんがいつも 来てくれるんです | |
| ルピコ | |
| 今日は一向に、来てくれる 気配はないですね…… | |
| ルピコ | |
| チュリンさんも…… 私のせいで……? | |
| ヴィヴィ | |
| い、いやいや! そんな事はないはずです! | |
| ルピコ | |
| チュリンさんのことですから 今はお昼寝中とか かもしれませんね! | |
| ルピコ | |
| あっ! ねえ、あれ……! | |
| ヴィヴィ | |
| 見つけたの? | |
| JJ | |
| ううん、あの人! カッコいい忍者の人だ! | |
| ヴィヴィ |
敗北時
| へへ……勝てちゃった! | |
| ヴィヴィ | |
| デュエマをしている時は…… 自分が引き起こしたことを 考えなくてすむね…… | |
| ヴィヴィ | |
| ねぇ、 【プレイヤー】さん もう一回やろう……! | |
| ヴィヴィ |
