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第2話 感染する侵略
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ストーリー
| コタロウさん! | |
| ルピコ | |
| ようやく追いついたぜ 我がライバル達! 無事だったか? | |
| 忍者 コタロウ | |
| は、はい コタロウさんのおかげで なんとかここまで…… | |
| ルピコ | |
| さっきはありがとう カッコいい忍者のお兄ちゃん! | |
| ヴィヴィ | |
| へっ、俺は忍者だぜ お安い御用だ! | |
| 忍者 コタロウ | |
| それでお前達はどこに 向かってんだ? | |
| 忍者 コタロウ | |
| チュリンさんを探して 森をさまよってるんです | |
| ルピコ | |
| デュエマシティがクリーチャーに 占拠されて、デュエリストも それに協力している…… | |
| ルピコ | |
| この異常事態を 何とかしないと いけませんから | |
| ルピコ | |
| 忍者のお兄ちゃんは何でここに? | |
| ヴィヴィ | |
| フッ……忍者、だからな | |
| 忍者 コタロウ | |
| そ、そう……なんだ | |
| ヴィヴィ | |
| だが、 もう逃げたり隠れたりする 必要もないぜ | |
| 忍者 コタロウ | |
| なんせデュエマシティは もう平和を取り戻しつつ あるからな! | |
| 忍者 コタロウ | |
| えっ……!? | |
| 一同 | |
| 嘘だ! ついさっきパパが身を挺して 助けてくれたばっかりなのに! | |
| JJ | |
| ちょうどライバル達が 探しているチュリンや 他の守護者が現れてよ | |
| 忍者 コタロウ | |
| あっという間にクリーチャー達を 制圧していってくれたんだ! | |
| 忍者 コタロウ | |
| デュエマシティに 平和が訪れるのも時間の問題だぜ | |
| 忍者 コタロウ | |
| ほ、本当に? じゃあ、デュエマシティに 戻ってもいいんですね……! | |
| ルピコ | |
| ……………… | |
| JJ | |
| ん? 何か変って…… どうしたんです? 【プレイヤー】さん | |
| ルピコ | |
| 確かにコタロウさんが 守護者の皆さんを呼び捨てする のは珍しいですけど…… | |
| ルピコ | |
| そうだよ、何か変、だよ! 少しだけ、忍者のお兄ちゃんから 嫌な感じもする…… | |
| ヴィヴィ | |
| あー悪い悪い チュリンさんの闘いぶりに つい興奮してな | |
| 忍者 コタロウ | |
| そんなことはどうでもいいから 早く戻ろうぜライバル! | |
| 忍者 コタロウ | |
| もうこんな所にいる必要は なくなっただろ? | |
| 忍者 コタロウ | |
| 本当に終わったの? あんなにクリーチャーが居て 街が占領されていたのに? | |
| JJ | |
| 【プレイヤー】と 私だって苦戦したのよ | |
| JJ | |
| おう! チュリンさんが敵の不意を突いて 見事な大逆転よ! | |
| 忍者 コタロウ | |
| ……嘘だ | |
| JJ | |
| 守護者の名前が出るなら ルカ姉の名前が出ないと おかしい | |
| JJ | |
| はぁ? なんだよいきなり | |
| 忍者 コタロウ | |
| ルカお姉ちゃんは……私達を 逃がすために、クリーチャーの 所に残ってくれたの | |
| ヴィヴィ | |
| ルカお姉ちゃんが一番 敵の中心に近い所に 居たんだよ | |
| ヴィヴィ | |
| チュリンさんが凄く強かった としても…… | |
| ヴィヴィ | |
| この街に現れた敵は…… 一人でどうにかなる相手だと 思えないの | |
| ヴィヴィ | |
| た、確かに…… 敵のデュエリストの 皆さんも居たし…… | |
| ルピコ | |
| そのデュエリストの皆さんも 私達をずっと苦しめてきた 方々ですもんね | |
| ルピコ | |
| いくらチュリンさんとはいえ 一人でどうにかできるのは 変です…… | |
| ルピコ | |
| グレンさんだって 怪我をしているはずで…… | |
| ルピコ | |
| ……うるせえな 細かいことはいいだろ とにかく戻ろうぜ! | |
| 忍者 コタロウ | |
| ルカだって活躍してたさ! これでいいだろ ほら、来いよルピコ! | |
| 忍者 コタロウ | |
| ダメっ! 離れてっ! | |
| ヴィヴィ | |
| ぴぇッ!? ヴィヴィさん? | |
| ルピコ | |
| ち、違う…… この感じ……何か 知ってる…… | |
| ヴィヴィ | |
| この人、違う……! カッコいい忍者のお兄ちゃん じゃない! | |
| ヴィヴィ | |
| ……会ったばっかのお前が 俺の何を知ってるんだよ? | |
| 忍者 コタロウ | |
| 我がライバルなら 俺のことが分かるだろ? なぁ? | |
| 忍者 コタロウ | |
| 【プレイヤー】……? | |
| 忍者 コタロウ | |
| まさか、付き合いの長い俺より ソイツの言うことを信じるのか? | |
| 忍者 コタロウ | |
| いい加減本性を表したら? アンタは誰なの! | |
| JJ | |
| コタロウさん…… あなたは本当にコタロウさん なんですか? | |
| ルピコ | |
| クソッ! 面倒くさくなっちまった じゃねーか | |
| 忍者 コタロウ | |
| もうこんな 仲間ごっこはやめだ! | |
| 忍者 コタロウ | |
| 全員ぶっ倒して ソイツを奪い取ってやる! | |
| 忍者 コタロウ | |
| いやぁっ!? | |
| ヴィヴィ | |
| コタロウさん!? やっぱり偽物ですか!? | |
| ルピコ | |
| 本物か偽物かなんて関係ない 憂さ晴らしさせてもらうわ! | |
| JJ | |
| 【プレイヤー】さん どうしましょう……! | |
| ルピコ | |
| 本物のコタロウさんだとしたら クリーチャーで 反撃するわけにも……! | |
| ルピコ | |
| 闘わないならアンタ達は 引っ込んでなさい! 行くわよ、カットちゃん! | |
| JJ | |
| ウケケケケケ! | |
| カットちゃん |
勝利時
| ぐっ……! | |
| JJ | |
| JJお姉ちゃん……! | |
| ヴィヴィ | |
| なんだ、威勢よく前に出た割には 大した事ないんだな | |
| 忍者 コタロウ | |
| 攻撃するのも 戸惑ってるみたいだし好都合だぜ | |
| 忍者 コタロウ | |
| (こんな格下…… とっとと切り刻んじゃえば 楽なのに……!) | |
| JJ | |
| もうっ! ぴょんぴょん飛び回って 鬱陶しい! 大人しくしなさい! | |
| JJ | |
| それはこっちのセリフだ! 大人しくやられろっ! | |
| 忍者 コタロウ | |
| このっ……! | |
| JJ | |
| どうしましょう、 コタロウさんを傷つけずに 無力化しないと……! | |
| ルピコ | |
| もう我慢の限界よ……! 腕の一本くらいは覚悟してよね! | |
| JJ | |
| お前じゃ俺を―― | |
| 忍者 コタロウ | |
| ぐっ!? | |
| 忍者 コタロウ | |
| わっ……!? あ、貴方は…… | |
| ヴィヴィ | |
| やっほ 思ったより早い再会だったね | |
| キョウカ | |
| キョウカさん……! | |
| ルピコ | |
| 話は後よ! まずはコタロウを 縛り上げるわ! | |
| キョウカ | |
| へっ、キョウカ姉ちゃんかよ 今なら負ける気がしねえ……! | |
| 忍者 コタロウ | |
| 俺の真の実力で まとめて倒してやるぜ! | |
| 忍者 コタロウ | |
| うっ……く……そ…… | |
| 忍者 コタロウ | |
| よし、これでオッケー | |
| キョウカ | |
| コタロウには抜けられないよう 縛ったし、これで安心よ | |
| キョウカ | |
| すごい…… コタロウさんをあっという間に 無力化しちゃいました | |
| ルピコ | |
| 忍者のお姉ちゃん カッコいい……! | |
| ヴィヴィ | |
| ……別にキョウカがいなくても これくらいの奴 どうとでも出来たのに | |
| JJ | |
| 分かってるって そう怒んないでよ | |
| キョウカ | |
| 私もロイ様から 頼まれてきたのよ | |
| キョウカ | |
| パパから? パパは無事なのよね!? | |
| JJ | |
| ええ、もちろん | |
| キョウカ | |
| ただ、状況がより悪く なってるの…… | |
| キョウカ | |
| 牛次郎さん達に 何かされたんですか……? | |
| ルピコ | |
| パパが負けたなんてこと 言わないわよね!? | |
| JJ | |
| 負けてはないわ ただ…… | |
| キョウカ | |
| 牛次郎達が ウイルスのようなものを 使い始めたのよ | |
| キョウカ | |
| このコタロウがまさに ウイルスの影響を受けた状態なの | |
| キョウカ | |
| それでこんな乱暴な性格に…… | |
| ルピコ | |
| 性格を変える……ウイルス…… | |
| ヴィヴィ | |
| これはまた牛次郎さんの発明品か 何かでしょうか…… | |
| ルピコ | |
| 分からない でも、こんなものを 使われてるから、今…… | |
| キョウカ | |
| 誰が敵で誰が味方か分からない 前以上に街は混乱状態よ | |
| キョウカ | |
| 例え知り合いであっても 最早信用できないわ | |
| キョウカ | |
| この状態を重く見て ロイ様にアンタ達を 守るように言われて来たの | |
| キョウカ | |
| アンタ達をウイルスから守れって | |
| キョウカ | |
| ……………… | |
| JJ | |
| 影響を受けてしまった人達は 治るんですか……? | |
| ルピコ | |
| ……正直言うと、分からない 今調べてるところよ | |
| キョウカ | |
| 私、知ってる…… | |
| ヴィヴィ | |
| どういうこと? 何か思い出したの? | |
| JJ | |
| そのウイルスの……こと…… それは、そのウイルスは…… | |
| ヴィヴィ | |
| 侵略……ウイルス…… | |
| ヴィヴィ |
敗北時
| ああもうっ! すばしっこくて 鬱陶しいわね! | |
| JJ | |
| 忍者の動きに ついて来れるわけないだろ! | |
| 忍者 コタロウ | |
| 私達も闘うしか……! | |
| ルピコ | |
| どうせ躊躇うんだから 出しゃばらないで | |
| JJ | |
| アタシがやるって 言ってるでしょ! | |
| JJ |
