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第9話 宇宙
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ストーリー
| …………うぅっ | |
| 火の守護者 グレン | |
| ここは、どこだ……? | |
| 火の守護者 グレン | |
| 確か……俺は…… そうだ、アイツにクリーチャーで やられて、そのまま…… | |
| 火の守護者 グレン | |
| グレンさん! 目が覚めたんですね! | |
| ジャスミン | |
| ……お前達がここへ 運んでくれたのか? すまねぇな | |
| 火の守護者 グレン | |
| ……そうだ! みんなはどうなった!? レース会場は!? | |
| 火の守護者 グレン | |
| それが…… | |
| カスミ | |
| グレンさんがやられた後 更に大変なことが起こって しまって…… | |
| ジャスミン | |
| グレンは辺りを見渡す | |
| 自分が居る場所は レース会場ですらない 地下に急造された避難所 | |
| 自分以外にも 傷を負った一般人の姿がある上 皆衣服に気を遣う余裕がない様子 | |
| デュエマシティが かなり追い込まれている状況 なのは明らかだった | |
| そうか…… 詳しく教えてくれ | |
| 火の守護者 グレン | |
| ――革命軍、侵略者 侵略ウイルス……それに 牛次郎やザキラ…… | |
| 火の守護者 グレン | |
| レース場にやってきた バサラだけじゃなかった ってことか…… | |
| 火の守護者 グレン | |
| くそっ…… そんな事が起こってたのに 俺は気を失っちまってたのか | |
| 火の守護者 グレン | |
| そんなに気負わないでください この街の人、みんなが 同じような状況です | |
| カスミ | |
| 的確に守護者を狙い この街を機能不全に 陥れたんですから…… | |
| カスミ | |
| お陰でルカさんとグレンさん 以外の守護者の行方も 分かりません | |
| カスミ | |
| グレンさんがこうして 無事でいるだけでも私達にとって 大きな意味があります | |
| カスミ | |
| そうか…… 不安にさせちまって すまねぇ | |
| 火の守護者 グレン | |
| ……もうっ 謝ってばかりなのは グレンさんらしくないですよ | |
| ジャスミン | |
| 私達にとっては 残された数少ない希望なんです もっとしっかりしてくれないと! | |
| ジャスミン | |
| へっ……そうだな お前からそんなことを 言われる日がくるなんてな | |
| 火の守護者 グレン | |
| とにかく……行かねえと! この状況をなんとかしねぇとな | |
| 火の守護者 グレン | |
| 待ってくださいグレンさん 目覚めたばかりでまだ 身体も万全じゃありません! | |
| ジャスミン | |
| そうですよ、それに 作戦を考えないと……! | |
| カスミ | |
| 身体は……まぁ大丈夫だ これまで寝てたんだ 十分動くさ | |
| 火の守護者 グレン | |
| 状況を聞く限り、のんびり していられる時間もねぇ | |
| 火の守護者 グレン | |
| 皆出られない状況なだけで 通信は生きてんだろ? | |
| 火の守護者 グレン | |
| いつでもやり取りはできるんだ 行動しながら考えようぜ | |
| 火の守護者 グレン | |
| うぅ……わかりました | |
| カスミ | |
| 私の端末からも監視カメラの データにアクセス できるようにしたので | |
| カスミ | |
| できる限りグレンさんをここから サポートします | |
| カスミ | |
| あ、あの! 敵のウイルスに だけは気を付けてくださいね! グレンさんが敵になったら…… | |
| ジャスミン | |
| 大丈夫だって ウイルスって言っても空気感染 するなら既にアウトなはずだ | |
| 火の守護者 グレン | |
| そうなってないってことは 敵に見つからなきゃ 大丈夫なはずだぜ | |
| 火の守護者 グレン | |
| その敵に見つからなければ ってところが不安なんですが…… | |
| カスミ | |
| まぁ、何もしないよりは マシかぁ…… | |
| カスミ | |
| そんじゃ、ここは任せたぜ 俺もまだ無事な奴を見つけたら ここへ行くように伝えておく | |
| 火の守護者 グレン | |
| じゃあな | |
| 火の守護者 グレン | |
| よかったんでしょうか 行かせてしまって……ここに 居てもらった方が安全なんじゃ | |
| ジャスミン | |
| 安全……とも言い切れませんよ 敵の総力に対処する力は 誰にもありません | |
| カスミ | |
| ここが見つかるのも 時間の問題です…… | |
| カスミ | |
| ここには動けない 状況の方も居ます | |
| カスミ | |
| 闘えるグレンさん達が 動いて、突破口を見つけて 行くしかないのかも…… | |
| カスミ | |
| そっか…… そうですね…… | |
| ジャスミン | |
| ここは皆さんを信じて 私達はここから サポートしましょう | |
| カスミ | |
| ほら、ジャスミンさん 動いて動いて | |
| カスミ | |
| はっ、はい! | |
| ジャスミン | |
| うぅっ…… | |
| ルピコ | |
| サンマッドさんの一撃で 凄く飛ばされちゃいました…… | |
| ルピコ | |
| 地面ごと吹き飛ばすほどの パワー……樹の枝がクッションに なってなかったら危なかった…… | |
| ルピコ | |
| くっ…… みんな、無事……? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| な、何とか…… | |
| JJ | |
| こっちも、大丈夫…… でもキョウカお姉ちゃん達と はぐれちゃった…… | |
| ヴィヴィ | |
| そうね…… S級侵略者がいるし 早く戻らないと…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 見つけた―― | |
| アダムスキー | |
| 噂をすれば、追ってきたのね S級侵略者……! | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 私達に追い打ちをかけに……! | |
| ルピコ | |
| 【プレイヤー】さん まだ、頑張れますか……? | |
| ルピコ | |
| ………… | |
| アダムスキー | |
| 眼前に現れたS級侵略者に 身構えるルピコ達 | |
| しかし、アダムスキーと 呼ばれた少女はどこか 虚空を見つめたまま動かない | |
| ……あれ? 動かないよ? | |
| ヴィヴィ | |
| こちらの出方を 探っているんでしょうか……? | |
| ルピコ | |
| 他のS級侵略者に比べて 随分慎重ね | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| …………………… | |
| アダムスキー | |
| ……ああもうっ! じれったい! | |
| JJ | |
| そっちが来ないなら こっちから行くわ! | |
| JJ | |
| 面倒…… | |
| アダムスキー | |
| でも、これも星の巡り コンタクトを行いたいなら 止めは、しない | |
| アダムスキー | |
| ……無重力の中 貴方達は輝きを、維持できる? | |
| アダムスキー | |
| 何わけわかんないこと 言ってんのよ | |
| JJ | |
| JJお姉ちゃん! か、身体が……浮かんでいくよ! | |
| ヴィヴィ | |
| な、なにこれ? どういうこと!? | |
| JJ | |
| 【プレイヤー】さん! こっちへ……! 飛ばされたら危険です……! | |
| ルピコ | |
| まさか…… 本当にここ一帯を無重力に? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| こんなことが可能な クリーチャーも居るの……!? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ええい、動きにくいわね! だけどやることは変わらないわ! ぶった斬る! | |
| JJ | |
| 待ちなさい、JJ 迂闊に動くと取り返しの 付かないことになるわよ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 空へ吹き飛ばされたら終わり…… デュエリストじゃない限り 戻ってこれないわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| とはいえ、遠距離攻撃が 主なクリーチャーは反動で 自分も吹き飛んでしまう…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 皆で弾き飛ばされないよう フォローしながら闘うしかないわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ヴィヴィさん、飛ばされないよう キョウカさんから貰ったロープで お互いの身体を繋ぎましょう | |
| ルピコ | |
| 私と【プレイヤー】で JJをフォローしながら闘うわ | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| だけど忘れないで 相手の力はまだ未知数よ 慎重に闘いましょう | |
| 闇の守護者 ルカ |
勝利時
| ――エネルギー低下 このボディは、限界…… | |
| アダムスキー | |
| ぴぇ……? あっさり倒せちゃいました | |
| ルピコ | |
| S級侵略者が何よ フワフワさせるだけで 思ったほどじゃないじゃん | |
| JJ | |
| 縦横無尽に動き回って行う 遠距離攻撃をかいくぐるのは 大変でしたが…… | |
| ルピコ | |
| 懐に入り込んだら あっさりでしたね | |
| ルピコ | |
| すごい、すごいよ JJお姉ちゃん! | |
| ヴィヴィ | |
| だけど不気味ですね 倒されてなお、顔色一つ 変えないなんて…… | |
| ルピコ | |
| ……まだ何か奥の手がある? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| デッドゾーンとサンマッドが あれほどの力を有していたのに この程度のはずがない…… | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| え……!? | |
| ヴィヴィ | |
| こ、こんな…… そんなことって……! | |
| ヴィヴィ | |
| 森の奥から アダムスキーと同じ気配が こっちに近づいてきてるよ……! | |
| ヴィヴィ | |
| アダムスキーと同じ気配……? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| ど、どういうことでしょう 双子とか、そういう? | |
| ルピコ | |
| ううん 全く同じ感じだよ……! | |
| ヴィヴィ | |
| 魂は巡る まるで星の巡りのように | |
| アダムスキー | |
| あ、アダムスキーさんが いっぱい出てきましたよ!? | |
| ルピコ | |
| これ、私だけじゃないですよね? 【プレイヤー】さん にも見えてますか? | |
| ルピコ | |
| これってまさか、幻覚とか? | |
| JJ | |
| ち、違う…… この気配、全部本物だよ! | |
| ヴィヴィ | |
| イグザクトリー これは全て、本物 | |
| アダムスキー | |
| 私にとって、身体はただの器 | |
| アダムスキー | |
| 侵略者さえいれば いくらでも「私」をコピーできる | |
| アダムスキー | |
| 貴方達がいくら私を 倒しても、無駄な労力…… 無限に私が、現れるだけ | |
| アダムスキー | |
| 貴方達のスペクトルが 私に届くことは、ない | |
| アダムスキー | |
| 惑星規模で見れば 戦闘は面倒なだけ サレンダーを、オススメしておく | |
| アダムスキー | |
| 侵略者に自身をコピー……? 自分の意識をインストール させるってこと? | |
| 闇の守護者 ルカ | |
| 意識を他者にコピーできるなんて SFですよ……! 意識どころか、身体まで! | |
| ルピコ | |
| じゃあ、この中のどこかに居る コピー元の本体を叩けば もうコピーはされない | |
| JJ | |
| 面倒だけど この程度の奴なら何とかなるわ! | |
| JJ | |
| コピー元……? 全て本物だと言った、はず | |
| アダムスキー | |
| 私にコピー元、なんてない | |
| アダムスキー | |
| 惑星を破壊しても 宇宙が崩壊することが ないのと、同じ | |
| アダムスキー | |
| どれもが「私」で 全てが「私」になる | |
| アダムスキー | |
| 侵略者が居る限り復活してくる ……侵略者を倒しきらないと アダムスキーは倒せない……? | |
| ヴィヴィ | |
| デタラメよ! 本当だとしても…… 全部ぶった切れば終わることよ! | |
| JJ | |
| はぁ……面倒 真実を伝えればサレンダー してくれると、思ったのに | |
| アダムスキー | |
| 面倒なことは嫌い これ以上続けるのも 非効率……今度は手加減ナシ | |
| アダムスキー | |
| 貴方達に ハビタブルゾーンは、存在しない | |
| アダムスキー | |
| 無限に生じる私のスペクトルで 無重力の空へ落してあげる | |
| アダムスキー |
敗北時
| これが希望? 足りない―― | |
| アダムスキー | |
| こいつっ! 顔色が変わらなくて ムカつくわね! | |
| JJ | |
| だけど、確実に 押していますよ! このまま攻め切りましょう! | |
| ルピコ |
