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Dr.ルートの試練 後編
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dmps_fun
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ストーリー
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【プレイヤー】さんに 足りないもの……? |
| ルピコ | |
| その様子ではルピコ君だけでなく 【プレイヤー】自身も 自覚がないようじゃの | |
| Dr.ルート | |
| ま、そうだろうと考えたから こうしてお前さん達を 呼び出したわけじゃがな | |
| Dr.ルート | |
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で、ですが 【プレイヤー】さん ほどのデュエリストなんて…… |
| ルピコ | |
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デュエマシティでもそうそう いないと思いますけど 足りないものって一体……? |
| ルピコ | |
| 確かにのぉ デュエマの腕だけで見れば そやつは十分に強い | |
| Dr.ルート | |
| じゃが、この先現れる脅威は 今までのようにデュエマを通して 相互理解ができる相手とは限らん | |
| Dr.ルート | |
| そんな相手に対しては、時に 問答無用で叩き潰すような 非情さが求められることもあろう | |
| Dr.ルート | |
| 【プレイヤー】…… おぬしにはそれが まるで足りておらん | |
| Dr.ルート | |
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非情さ…… そ、それは確かに…… 持っていないかも知れませんが |
| ルピコ | |
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で、ですがこれまでも そんなものなしに闘い抜いて 来ました! |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】さんが 非情さを身につける 必要なんて…… |
| ルピコ | |
| ふむ 【プレイヤー】も 同じ意見かの? | |
| Dr.ルート | |
| じゃが、例えば今の勝負も ルピコ君に使ったのが冗談半分の くすぐりマシンじゃなかったら? | |
| Dr.ルート | |
| そう、もっと危険な、 大怪我では済まないような 罰をワシが用意していたら―― | |
| Dr.ルート | |
| 同じことが言えるかのぉ? | |
| Dr.ルート | |
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そ、それは…… |
| ルピコ | |
| まあ、いい 今からそれを試すとしよう | |
| Dr.ルート | |
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えっ、今の音は…… |
| ルピコ | |
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ああっ! 研究所の扉が閉まってます! あ、開かない……!? |
| ルピコ | |
| ワシに勝たん限りその扉は 開かんぞ そして…… | |
| Dr.ルート | |
| 次は実戦と同じように相手を してやろう | |
| Dr.ルート | |
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ど、ドクターの手が光って…… まさか!? |
| ルピコ | |
| そうじゃ、これからは クリーチャーを召喚して闘う | |
| Dr.ルート | |
| まともに攻撃を受ければ、 命の保証はできんぞ | |
| Dr.ルート | |
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ぴぃ!? ドクターの目、本気みたいです! |
| ルピコ | |
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って、 【プレイヤー】さん こんな時までワクワクして…… |
| ルピコ | |
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わ、分かりました! そういうことなら 私も覚悟を決めます……! |
| ルピコ | |
| ほっほ、 準備はできたみたいじゃの では――行くぞ | |
| Dr.ルート |
勝利時
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や、やりました! 【プレイヤー】さんの 勝ちです! |
| ルピコ | |
| ……まさか、あそこまで 見事に対処されるとはの | |
| Dr.ルート | |
| 【プレイヤー】 おぬしは何故こうまで まっすぐに闘えた? | |
| Dr.ルート | |
| 実体化したクリーチャーに 襲われる恐怖を感じなかった わけではないじゃろう | |
| Dr.ルート | |
| だと言うのに、最後まで 目をそらさずに笑みさえ浮かべて | |
| Dr.ルート | |
| ……いや、愚問じゃったな お前さんのその顔を見れば 聞かんでも分かるわい | |
| Dr.ルート | |
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ふふっ、そうですね デュエマする時は、いつも こんな顔ですから! |
| ルピコ | |
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それに、この人はどんな相手でも デュエマを通じて分かり合えると 信じて闘ってるんです |
| ルピコ | |
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きっとそれは、ドクターの言う 非情さに負けないくらい 強い気持ちだと思います! |
| ルピコ | |
| なるほどの…… デュエルを楽しむ気持ちと 相手すら信じる心…… | |
| Dr.ルート | |
| 確かに、非情さはなくとも 時にそれらが力になるのは 確かなようじゃの | |
| Dr.ルート | |
| いいじゃろう 【プレイヤー】 | |
| Dr.ルート | |
| おぬしが見せてくれた強さを ワシも信じてみるとしよう 修行の内容も変えるとするかの | |
| Dr.ルート | |
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やりましたよ 【プレイヤー】さん! あのドクターに認められました! |
| ルピコ | |
| さて、お前さんのスタンスを 理解したところで、それが困難な 道であることには変わりない | |
| Dr.ルート | |
| ならば、修行の内容は 決まったようなものじゃ | |
| Dr.ルート | |
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……って、あれ? あの、ドクター? なんでまだ手が光って……? |
| ルピコ | |
| なぁに、簡単な話じゃ | |
| Dr.ルート | |
| 一歩間違えれば死ぬような、 瀬戸際の闘いすらも楽しめるほど 強くなればいいだけのこと! | |
| Dr.ルート | |
| この道に近道などないぞ? さあ、ガンガン鍛えてやるから 覚悟しておけ! | |
| Dr.ルート | |
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そんな無茶苦茶な!? ただのスパルタじゃないですか! |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】さんも なんでそんなに乗り気 なんですか!? |
| ルピコ | |
| ほっほっほ 久々に叩きがいのある 生徒じゃわい! | |
| Dr.ルート | |
| ゆくぞ? デュエマ・スタートじゃ! | |
| Dr.ルート |
敗北時
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ぴぃっ!? クリーチャーの攻撃で壁が…… |
| ルピコ | |
| 今の攻撃はわざと外した 見ての通り、当たれば痛いでは 済まんぞ? | |
| Dr.ルート | |
| さて、これで 終わりではないだろう? おぬしの本気を見せてみよ | |
| Dr.ルート |





