ロガシオン/蓋し所与の問答


■性別
無性

■学年
その他

■所持武器
答え,もしくは問い

■ステータス
攻撃力:0/防御力:0/体力:9/精神力:1/FS(自律自動):20

■コスト
8

特殊能力:『ログロガルタ/中断するための問い』

効果:状態異常【解答権】付与 ※
範囲+対象:ルール
時間:一瞬(単発)
スタイル:パッシブ

制約なし


キャラクターが死亡した時に同マスにいる敵味方全てに永続的に状態異常【解答権】を付与。この状態異常は重複する。
【解答権】を付与されたキャラクターの死亡時、同マスにいる【解答権】を既に3個以上所持するキャラクターは以下のいずれかの効果を受ける。

  • 付与解除&カウンター解除
  • 精神力ダメージ5
  • 永続行動不能を付与(精神攻撃)
  • 上記の3つ全てを同時に適用

死亡非解除が付いていないため、このキャラクター死亡後に【解答権】が新たに付与されることはない。
ただし、術者死亡と同時に状態異常が解除されることはない。

発動率:100% 成功率:100%

能力原理

『生命』とは何か、『死』とは何か。
その問いは知的生命体が世界を認識し、過去の死者と現在の生者を比較するために繰り返された。
山河、路傍の石、草木、動物、その違いを確かめるために探求は続けられた。
答えを得るための優先度そのものは時と場合により変化するにしても、問いそのものは常に眼前にあった。

意識して目を背け続けた果てに、答えることを諦め続けたその果てに、問答は価値を失い、同時に生命と死は価値を失う。

キャラクター説明

ROGATION

直径0.6m、高さ1.5m程度の水晶質シリンダーが2本繋ぎ合わされた装置。
片方の筒内は栄養液で満たされ、底部に封された特殊な胚細胞が無限に分割を続け、ヒヨコ様の生物を生産する。
急速に成長したその生物はシリンダー同士を繋ぐホースに吸い上げられてもう片方の筒へ移し替えられ、速やかに丁寧に全身余すことなく原子分解を遂げる。

上記の工程を秒5回単位で繰り返す、ただそれだけの存在であるが、シリンダー基部に取り付けられた空気噴射機構は何らかの基準で装置が移動することも可能にしている。

かつてこれとよく似た装置は古代文明の遺跡からいくつも掘り出された。
それらは既に破壊され、何のために、誰が、どのように作成したものか、明確にはなっていない。

自らを見つめ得る全ての者へ「生きるとは何か」「死ぬとは何か」と問い続けている、それだけは確かである。

納得するような答えを出して問い続けることを諦めた者は、狂って死ぬ。


最終更新:2023年08月18日 20:05