概要

Ver.1.5からプレオープンした【コロシアム】で起こっている問題についてまとめておく。

バージョン共通

暴言

対戦ゲームということで熱くなるのでついカッとなって暴言を飛ばすプレイヤーもいる。
提案広場で白チャット禁止とまで言う人も出る始末である。
対戦前のメッセージや「コロシアム プレオープン!」のページの最後の部分で【クラーク】が大きな文字で注意をしているが……。
一方で、試合後の「お疲れ様」にまで腹立てるような少々神経質な人もいる。
こちらにもあるように【暴言】は、DQ10利用規約においても人が嫌がる行為として禁止事項として定められている。プレオープンとはいえ最悪オンラインモードがプレイできなくなる可能性もあるので、言葉は慎重に選ぶようにしよう。

白チャットについては公式ページにて「ネタバレ防止」を設定したり「ブラックリスト」を使用することで対応してほしいと掲載された。
他のプレイヤーの発言が気になるときは
なお、このまま暴言が収まらなければ「まわりに」チャット自体を禁止する事も検討されてるので注意されたい。


Ver1.5後期(プレオープン開始)

一部の特技、職業が強すぎてパーティ募集の弊害に

武闘家のSHTでのタイガークロー、魔法使いの魔力覚醒、魔法戦士のバイキルト・ギガスラッシュ、回復役の僧侶
このテンプレ構成がすでに確立され他の職、武器の持ち主の場合はロビーでのパーティ募集にはかからない。
たまに壁役としてパラディンが呼ばれる程度。
1人でエントリーすることも可能だが、バラバラのパーティに放り込まれ上記のパーティで予め組んだメンバーと当たってしまう確立が高い。
また、種族固有の耐性の差から火耐性のオーガと氷耐性のウェディが有利になっており、他の種族は断られる事も出てきている。
これについては後から人間以外変更できない種族で差別されるのは望ましくないとして修正される事が検討されている。

特技・魔法の威力に対してHPが低いため一撃死ゲー

HPやみのまもりは上記の特別ルールによりパッシブが適用されない為非常に脆いのに対し、バイキルトタイガークロー、ギガスラッシュや覚醒メラミ、マヒャドは威力が調整されてないので喰らったら即死、または瀕死する。
一応対策として属性攻撃は竜のおまもりといったアクセサリーでダメージ軽減、魔法にはマホカンタなどで対抗することも可能だが、発動速度も優秀なタイガークローの対抗手段がスクルトでダメージ軽減、武器・盾ガード率やみかわし率を上げて運よくかわすぐらいしかなく、タイガークロー以外のツメスキルの中には必ず命中する必中拳や補助効果を消し去るゴールドフィンガーといった豊富なバリエーション持っているためツメスキル持ち自体が止めにくいのが現状である。

リスキル

戦闘不能になってから20秒間蘇生されなかったらスタート地点で復活するのだが、これがスタート地点に位置固定の為
一度崩されるとあっさり自陣まで追い詰められることになる。しかも自軍地はセーフエリアで無いためいくらでも入り込まれる。(【リスキル】
一応復活してから無敵時間はあるのだが、復活したてはこちらはバフもかかっていないのに対し
追い詰めたほうは復活するまでの間に回復・バフのかけ直しとしっかり準備できる。
加えて無敵時間はコマンド入力できる頃には終わってるので動き出したらやられるのみである。

圧倒的僧侶不足

直接相手を倒さないとポイントが入らないルールであるため、回復や補助に徹した場合獲得ポイント0ということがよくあり、
僧侶は重要なポジションの割に評価されない傾向にある。
そのためか野良で僧侶で行く人が少なく、いたとしてもロビーで引っ張りだこなので、前衛職が1人で申し込むとなかなかマッチングしないという事態を引き起こしている。
賢者でも回復役はできるが、一撃死を防ぐのに重要な【聖女の守り】が使えないためやはり回復役としては力不足と判断される。

さらにこれは、ポイントに現れない部分を評価するための投票システムが上手く機能していない(単純に高ポイントの人に投票する人が多い)という問題も含んでいる。

Ver.1.5.4e後期

ゾンビゲー

プレオープンから一週間たった11月14日Ver1.5.4eとしてアップデートが行われ、主にコロシアムの調整が行われた。
  • 復活後の無敵時間が2倍に
  • ザオ系の有効範囲距離の拡大
  • 一部メッセージの変更
このアップデートにより、リスキルは過去のものとなったがこれが別の問題を生み出す。
技術的な問題で、リスポンとザオの復活が同じ扱いであるため僧侶が【天使の守り】切らさなければ無敵であり
復活後の無敵時間延長を活かして一気に立て直すことも可能になった。
僧侶の層が厚いほどポイントが移動しない、ゾンビ戦術が話題になった。
(これはver.2.0で改善された)

そして天使状態を解除することが戦術として重要視されはじめたが、これを解除できるのが【ゴールドフィンガー】【零の洗礼】のみであり
天使を解除しつつダメージを与える爪がさらにコロシアムでの立場をあげていくことになった。

Ver.2.0

追加パッケージの発売のタイミングで正式オープンされるという大方の予想を裏切ってプレオープン継続。
(ver.2.0で正式オープンするとは言っていないためこれはプレイヤーの早とちりなのだが)
それほどに対人戦というのは調整の難しい分野であることを痛感させられるが・・・

パーティの偏り

マッチング高速化の為に迷宮のようにかならず回復役が入る、という仕様を改め
完全にランダムでパーティが決まる仕様に。
結果、僧侶4 v.s 武闘家4、というような極端な偏りすら起こる自体に。
この点については後のバージョンで改善が予定されている。

ボンバーマン

いまいちパッとしなかった盗賊の為にテコいれが入る。
【おたから】スキルの【メガボンバー】がコロシアム限定で超強化。
複数設置でき、防御無視で400以上を叩き出す大ダメージ。
盗賊PTでボンバーマンをするのが流行りだした。

ためる弱体化?

2.0バージョンアップ直前に宣言された「ためるの成功率低下」
しかし、あまり功を奏してないようでSHTからのなぎ払いが猛威を振るっている。

レベル差

2.0でレベルキャップが80にも伸びているがコロシアム参加は50から可能。
レベル差がそのまま力差になるのでカンスト以外はお断りというイメージが出来上がってしまっている。

篭城戦

こちらから相手に攻撃を仕掛けず、自分の陣地で周到な用意をしながら待ち相手が来たら
武のためるからのなぎはらいなどで一掃する戦法。
非常に強力なので攻めるプレイヤーがおらず、両方のチームが篭城戦ということもあり、
とてもつまらない試合で終わってしまうこともある。

Ver.2.1

最速で2.1グランドオープンという運営サイドの情報があったが、さらにプレオープン継続。
また、セカンドシーズンの他のコンテンツの調整の忙しさもあってか、初期の頃にあった頻繁な調整は鳴りを潜めてしまっている。

加速する即死ゲー

初期の頃からあった問題だが、2.1で行われた特技の大幅な調整により、攻撃を受ける=死、という図式が成り立つほどの大味な戦闘になってしまっている。
弱体化されたタイガークローは元より、強化された【天下無双】【オノむそう】【蒼天魔斬】などHPに対してオーバースペックな特技のオンパレードになっている。


総評

プレオープンということでバランスに難があるのは仕方ないとしても
コロシアムで目立つスキル・職が出てくるという前情報に対し結局タイガークローと魔力覚醒が猛威を振るうという、いつもと変わらない結果だけが待っていた。
しかし、上記のように対応策はあるので必勝ではない。立ち回りも重要なのでウデを磨いていこう。

運営もプレオープンの間に様々な改修を施すと言っているので提案広場にどんどん投稿して
今後のバージョンアップと正式オープンに期待したい所である。


最終更新:2014年03月24日 11:57