概要

格闘スキル100で覚えられる。四回の連続攻撃が特徴。
5つの職業が格闘スキルを持ち、習得が容易なため低レベル帯前衛職のメインスキルとしてよく使われる。
しかしレベルが上がるにつれ武器の攻撃力が上昇し強力な特技が使えるようになるため相対的に弱体化し、
高レベルキャラではメタル系を倒す時以外で見かけることはほぼなくなる。
覚えてさえいれば素手になれば全職で使えて便利な特技ではあるが、当然ながら武器枠の汗と涙の結晶は取れないため、結晶稼ぎによる金策面には向いていない。

ver1.0

まだこのころは会心率が異常に低いのと、スキルを振れる盗賊・武闘家が大体ツメと職業スキルに回されていたこと、そしてまわりの格闘に対する価値観が「武器を持ってない=攻撃力が落ちる」だったため、
格闘スキル自体が地雷扱いされて、まったく見かけない特技だった。

ver1.1

格闘スキルの特技の全般が会心率が底上げされたことで注目を浴び始める。
その異常さは装備に錬金効果をフルでつけてると、四回に一回は必ず会心が出るほど。
スキルポイントもレンジャーが解放されたことと振り直しが実装されたことで余裕ができ、習得しやすくなった。
武器を持っていなければ全職で使えるので、パッシブスキル獲得のレベル上げやパラディンやレンジャーといった新職業の育成に大いに貢献した。

ver1.2

【魔法の迷宮】が実装。
メタスラやはぐメタのコインも同時期に実装されたため、
メタル系モンスターを相手にするために、迷宮では素手プレイヤーが爆発的に増殖した。
僧侶も魔法使いのような後衛も、本来の役目を忘れてみんなこぞってばくれつを連発する。
常時ばくれつけんを打つのは地雷といわれてもおかしくはないので、僧侶や旅芸人なら回復という役目を忘れずにしておきたい。
ばくれつけんを使うのはメタルと会った時だけでもいいのだ。

ver1.3

迷宮でのみメタルスライム系の逃走確率が低めに設定されなおしたこともあり、迷宮でのメタル狩りは更にエスカレート。
ばくれつ4の肉入りでのはぐメタ持ち寄り回しなども考案され、
メタルと対峙するときにばくれつが無い=地雷という風潮まで誕生する。

ver1.4

性能がバランスブレイカーだったため、ついに運営の目に留まり会心率が下方修正されてしまった。(ただし、ver1.0の時よりは高いが)
今まで流行っていたばくれつプリンなどは潰されてしまったものの、
「四回攻撃できる」という点は残っているので、迷宮ではメタルを倒すために人気が高い。
しかし、Lv60以上になってくると会心が出ないと武器ありの通常攻撃程度の威力しか出ないので、
高Lvの迷宮では道中でのばくれつのみは職に関わらず嫌がられる事が多い。

ばくれつけんをするレベルではすでに格闘攻撃力+70のボーナスがついており、武器スキルにもよるが他の武器に転向する場合は少なくとも
 武器攻撃力+スキルによるボーナス > 70
でないと転向する意味があまりない。
(特技そのものだけでカバーする場合は別だがそれだと賢者のブーメランなどの例外を除き、戦闘時MPが追いつかないリスクが大きい)
武器スキルが低い場合は攻撃力70以上の武器を買わなくてはいけないので、他職で少しずつ武器スキルを上げた上で転向するか高い武器を買うためにコツコツ貯金するなど、計画的な対応が必要。

武器スキルを上げるために格闘スキルをやり直しの宝珠でゼロにするのも手だが、元々複数の職業で分散して格闘スキルを上げていた場合は、目的の武器が使えない職業におけるいわゆる死にポイントが増えるだけになったりして非常に悩ましい。
また、転職してレベルが低いうちに強敵にあった際や低レベル迷宮でにおいては、ばくれつけんのありがたみが身に染みるので、おいそれと格闘スキルをゼロにリセットするのは躊躇するところ。

人それぞれであろうが、やはりお金をコツコツと貯めて一気に値段も攻撃力も高い武器を買って転向し、武器スキルを少しずつ上げていくのが確実であろうか。
最終更新:2014年03月04日 07:20