岩陰で
リディアはうずくまりしくしくと泣いていた
皆行ってしまった・・・・
ギルバートも
アリーナも・・・・・
「私をひとりにしないでよぉ~!!」
「1人にするわけが無いでしょう」
そんなリディアの慟哭に答えるように、声が聞こえる・・・この声は!!
そう、かすり傷だらけだったが声の先にはアリーナがしっかりと立っていたのだ
たまらずリディアはアリーナにすがり付き泣きじゃくる
「もう、もう会えないと思ってた・・・・・もうだめだと思ってた~~」
「私も本当はもうだめだと思ってた・・・・・でもそのとき助けがきたのよ」
そんなリディアの髪の毛を撫でながらアリーナは何が起きたかをリディアに語った。
どうして倒れないの?
目の前の男にはここまでかなりのダメージを与えているはず、しかし奴は大して応えてないようだ
何だか痛みとかそういう感覚とは無縁のような感じがする、まるで人形のような・・・・・・・
こんな相手と戦ってしまえば、いずれは押しきられてしまう
だからといって苦し紛れに一発KO狙いに行けば間違い無くカウンターを喰らう
手をこまねいているアリーナへと
スコールはまた刃を一閃する
袖口が切り裂かれ血が飛び散る・・・・・すぐ背後には断崖が迫っている
アリーナは追い詰められつつあった。
そしてスコールがトドメの刃を振るう、アリーナは観念したかのようにその場にへたり込む
(ごめんね・・・・・・リディア)
しかしその直後響いたのはスコールのうめき声だった。
凄い。
アリーナは突如現れた少女をただ眺めていた
ふるふるとゆれる大きな胸も凄かったが、何よりその拳法の腕前は明らかに自分以上だった。
スピードはこちらが勝っているかも知れないが、パワーは確実に彼女が上だろう
「見てる場合じゃないわ、加勢しなくちゃ!」
そしてアリーナのスピードと少女のパワーが絶妙のコンビネーションを織り成し
みるみるうちに今度はスコールが断崖へと追い詰められていく
そしてついに少女のサマーソルトがスコールの顎に入る
空中に吹っ飛んだその身体にアリーナがトドメの掌底を入れ
スコールは切り揉みしながら遥か下の海面へと姿を消した。
「大丈夫?」
少女はアリーナへと手を差し伸べる
その手を握りながらアリーナは少女に名前を尋ねた
「
ティファ、ティファ=ロックハートよ」
そう名乗った少女の胸がまた誇らしげにぷるるんっと揺れた。
「で・・・そのティファって人はどうしたの?」
「うん・・・・探さなきゃいけない仲間がいるからって先に行っちゃった」
アリーナの表情は浮かない
彼女はまた1つソロに関して気がかりな話を聞いてしまった
彼がそれと知らず危険な兵器を持ち歩いているというのだ
それに加えてギルバートの話もある
別れ際にソロのことは任せてとティファと約束しただけに・・・・・・・・こちらも急がないと
だが、その前にやらなくてはいけない事があった。
「行きましょうリディア、私たちはここを去る前にギルバートさんのお墓を作らないと・・・・・」
それを聞いてまた、リディアの瞳から涙が溢れ出す
「やっぱりダメだったんだ・・・ギルバート」
再び泣きじゃくるリディアを抱きしめるアリーナの瞳からもまた、涙が止めど無く溢れていた。
【アリーナ 所持品:イオの書×4
リフレクトリング
第一行動方針:ギルバートを弔う
第二行動方針:ソロを探す】
【リディア(混乱気味) 所持品:なし
第一行動方針:ギルバートを弔う
第二行動方針:仲間を探す】
【現在位置:封魔壁南西の岬】
【スコール(生死不明) 所持品:
氷の刃
最終行動方針:皆殺し】
【現在位置:封魔壁南西の岬】
【ティファ 所持品:ボムのかけら×5
第一行動方針:
クラウドたちを探す】
【現在位置:封魔壁南西の岬→封魔壁監視所へ】
最終更新:2011年07月17日 22:10