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不動無明剣

ベクタに向かう険阻な山道、そのほぼ頂上でティファは一息ついていた
相変わらず誰にも出会わないが・・・・
やはりアリーナたちと同行すべきだったか・・・そう思いながら
少し溜息をつく・・・その時だった。

ガサガサという、わずかな草ずれの音と同時に背後の茂みから斬撃
紙一重で交わしたが、わずかでも遅れていれば危なかっただろう
ティファが振り向いた先には金髪の女剣士がいた
「ちょっと待って、私は戦うつもりはないの」
「問答無用だ!貴様になくとも私にはある」
何とか説得をしようとしているティファにはかまわず、アグリアスは呼吸を整え、技の体勢に入る

「命脈は無常にして惜しむるべからず、 葬る! 不動無明剣!」
アグリアスの誇る必殺の聖剣技、今までこれを避けた者はいない、だが・・・
「何っ!」
ティファの身体を斬り裂くはずの刀身はその目前で止まっていた
ティファは避けられないとみるや、とっさにアグリアスの手元を掴んでいたのだ。

「わ、私の剣を止めただと、だがっ!!」
アグリアスはそのまま力任せに押しきろうとする、ティファもまた負けじと押し返す
力比べがしばらく続く、だが、ティファは力を入れつつも何かを狙っているようだった
アグリアスがより一層、剣に力を込めたと見るや、ティファは力を抜きその身体を
アグリアスの懐へと滑りこませる

力の行き場を無くし、たたらを踏むアグリアス
ティファはすかさずその身体を抱え込むとそのままフロントスープレックスの要領で
山道へと投げ飛ばした、ごろごろとアグリアスの姿が崖下に転がっていくのが見える
やがてその姿は闇の中に消えて見えなくなった
傾斜こそ急だが、下には一面に草が生えているので死ぬことは無いだろうが・・・・・

しかし彼女を投げ飛ばしたティファの方も肩を押さえてうずくまっている
「メテオドライブをかましてやるつもりだったけど・・・・痛っ」
ティファの左肩には刃の形をした痣が出来ている
直接斬られたわけでも無いのに・・・・もし受けとめることが出来なければ
文字通り真っ二つになっていただろう。
左腕が上手く上がらない、どうやら筋だけでなく骨までやられてしまったらしい。

誰かに治療してもらわなければ・・・・
そう思いながらティファはふらふらとベクタの方へと歩き始めた。

【ティファ(負傷) 所持品:ボムのかけら×5
 第一行動方針:傷の治療
 第二行動方針:クラウドたちを探す】
【現在位置:ベクタに向かう山道途中】

【アグリアス@ホーリーナイト(アビリティ:時魔法)
 所持品:スリングショット ダイヤソード なべのふた
 基本行動方針:ゲームにのる
 最終行動方針:生き残る】
【現在位置:ベクタ東南の岩山】
※彼女の負傷の度合いに付いてはお任せします、運が良ければ無傷かも


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最終更新:2011年07月17日 19:42
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