「これでは動けぬな。」
滝のように降り注ぐ雨。視界はゼロに等しい。
このようなときに動き回ると体力は瞬く間に失われるだろう…
封魔壁の入り口。
辺りは闇に落ち、光という光は見えない。
まだ、中のほうが溶岩で明るかった。
パパスは剣を油断なく構え、辺りを見回す。
「…気のせいか?」
ふと足元を見る。犬が全身を震わせて濡れた体から水を飛ばしている。
…首輪がある。この犬も「
参加者」であるんだな。
「このような犬まで…。ここでは寒かろう。奥に行こうぞ。」
トーマスは尻尾を振りながらパパスの後についていった。
【トーマス 所持品:
薬草×10 鉄の爪 手紙 トム爺さんの分の食料 碁石(20個くらい)
基本行動方針:生き残る
最終行動方針:トム爺さんの息子に一言伝える】
【パパス 所持品:
アイスブランド
第一行動方針:とりあえず暖を取る
第二行動方針:
バッツと双子を捜す
最終行動方針:ゲームを抜ける】
【現在位置:封魔壁の洞窟】
最終更新:2011年07月18日 06:20