「どうしよう……」
アルブルクの街並みをやたらと遠くに感じながら、
クーパーは
ため息をついた。
熟睡中で、蹴っても叩いても起きない
バッツ。過労で倒れて気絶中の
ピピン。
エーコが起きてくれたのは不幸中の幸いだが――子供三人で大人二人を引っ張り、
時間中に
旅の扉に辿りつけというのは、いくらなんでもキビし過ぎる。
おまけに、エーコの話だと、あの
デスピサロが町にいるかもしれないというではないか。
もし戦闘になれば、今の状態じゃ勝ち目があるとは思えない。
悩むクーパー……そんな彼の後ろ姿を見ながら、
リディアとエーコはこそこそ話し合う。
(あのね、エーコちゃん……(ひそひそ)
(本当? 実はね……(こそこそ)
(それじゃあ……(ひそひそ)
(うん、大丈夫だと思う……(こそこそ)
二人は互いに微笑み合うと、クーパーに話しかけた。
「わたし(エーコ)たちにまかせてちょうだい!」
アルブルクの町。
デスピサロと女魔法使い――
サマンサが、クーパー達のすぐ傍を通りすぎていく。
(すごいね)
二人の後姿を見送りながら、クーパーはエーコにそっと耳打ちした。
(まぁ、このエーコ様にかかればこんなものよ♪)
得意げに胸を張る。……その姿は、まるで小人のようにちっちゃい。
エーコが使ったのは、ミニマムの魔法。
最初はバッツとピピンだけを小人化し――小人状態なら、子供3人でも十分運べる――、
町に入ってから、全員で小さくなった。
流石に歩くスピードは遅くなるが、エーコはヘイストも知っている。併用すれば問題ナシだ。
後は気付かれないように、物陰に隠れながらそっと進んでいくだけ。
(旅の扉は見つかった?)
(うん。そこを曲がって、すぐみたい)
サイトロで辺りの様子を探っていたリディアが答えた。
(よし、行こう!)
角を曲がってから、エーコがミニマムを解除する。
その気配にデスピサロが気付き、イオナズンを唱え始めたが、
呪文が完成する前に、クーパー達はは旅の扉の中へと姿を消していた。
【デスピサロ 所持品:
正義のそろばん 『光の玉』について書かれた本
第一行動方針:腕輪を探す
基本行動方針:所持している本を手がかりに進化の秘法を求める
最終行動方針:なんとしてでも生き残る】
【サマンサ 所持品:勲章
基本行動方針:デスピサロを手伝う】
【現在位置:アルブルクの街】
【ピピン(気絶、負傷) 所持品:なし
第一行動方針:???
第二行動方針:
ジタンを探す、できれば他の仲間にも会う】
【エーコ 所持品:なし
第一行動方針:???
第二行動方針:ジタンを探す、できれば他の仲間にも会う】
【バッツ@魔法剣士(アビリティ:時魔法、睡眠)
所持品:
ブレイブブレイド
第一行動方針:
パパス、
アリーナ、
アニーとの合流
第二行動方針:レナと
ファリスを探す
基本行動方針:非好戦的だが、自衛はする
最終行動方針:ゲームを抜ける】
【クーパー 所持品:
天空の盾、ロングソード
第一行動方針:父親、アニーとの合流】
【リディア(幼児化・記憶退行) 所持品:なし
第一行動方針:
セシルを探す?】
【現在位置:新フィールドへ】
最終更新:2011年07月17日 21:33