―――朝のやわらかい光が窓からこぼれる。その光がベッドで寝ている
アリーナとアニ―の横顔を照らす。
天使のような寝顔。このゲームにはふさわしくない。とても。
『バゴヲオオオオオオン!!!!』
耳をつんざくような爆音が静寂を切り裂いた。二人はあわてて身を起こし、
窓の外を見下ろす。視線の向こう、ちょうど町の中心部で大きな爆発があったようだ。
アリーナはベッドから飛び出し、乾かしておいた服を着た。――半渇きだったが。
「
アニー、なにしてるの!早く服をきなさい!」
「へ?えあ、アリーナさん!ここどこ?なんではだかなんですか!?」
「濡れたまま寝てたらカゼひくでしょ! 服はソコにあるから!
それに、ここはツェン!夜明け前にたくさん走ってここまでに来たでしょ!」
「って、なんで二人で寝ちゃってたんですか!」
「しょうがないじゃない!寝ちゃったんだもん!」
そうイイながらもさっさと手袋をしてお気に入りの帽子をかぶる。アニ―も手早く服を着て、マントをつける。
「準備できたわね?いくわよ!」
アリーナは言いきる前に既に駆け出していた。アニ―もいそいでそれを追う。
「扉の場所わかるんですか?」
「そうゆうのはたいてい町の真ん中にあるって決まってんのよ!」
「…真ん中って、さっき爆発あったトコじゃないですか!」
「大丈夫よ!一気に飛び込むわよ!」
そう言うとアリーナはアニ―を抱え、高く跳躍し屋根に乗る。
「しっかり掴まってなさいよ!」
アリーナはいくつモノ屋根を跳躍して、最速でまっすぐ町の中心へ向かう。
「…あった!アニー、一発空に魔法ぶちかまして!」
「はい!イオラ!!」
あさっての方向に大きな爆発が起きる。誰かいたとしても、コレで目をそらせるはずだ。
タイミングはバッチシ。アリーナは広場の中心に渦巻いている扉に向かって大きく跳躍した。
「このまま跳びこむわよ!」
「キャアアアアアアアアアア………」
アニ―の悲鳴を残して、アリーナは寸分違わず
旅の扉に跳びこんだ。
【アリーナ 所持品:イオの書×3
リフレクトリング
第一行動方針:アニーを託せる人物を探す
第二行動方針:ソロを止める(倒してでも)】
【アニー 所持品:マンゴージュ
第一行動方針:
クーパー、父親さがし】
【現在位置:新フィールドへ】
最終更新:2011年07月17日 22:13