アイリス・フォン・ルズィフィール

「―――せっかく蘇ったんだ。今度は好きにさせてもらうさ。」


  Data

【名前】アイリス・フォン・ルズィフィール
【性別】♀
【年齢】人間基準で17歳
【種族】真祖の吸血鬼
【身長/体重】162cm/4○kg
【B/W/H】88-57-88
【役職】一夜城城主
【能力】魔眼『断絶の魔眼』
【武装】アイリス・エゼル

  Profile

都市がある世界とは違う世界の出自。歪みでフラリとやって来て以来、居心地の良さに居ついてしまった。
貴族の血筋だが、本人の口からポロリと漏らすことがあるだろうがアイリスの出自を知るのは一部の者だけである。
話しかけるが、聞く側に立つことが多い。
アーリル・フォン・ルズィフィールに自身の『血と力』を与えた為に死亡したが、アイリスの遺髪から焔リンネの能力により蘇った。
蘇生の際の材料である髪が女性時のものだったため女性として新生した。ついでに若返った。
蘇りを経て『真祖として段階が上がった』力を持ち、ちょっとせくちーになった…気がしなくもない。
交友関係・行動範囲共に狭いながらも浅く広く。母親に雰囲気が似てきたらしい。
千夜学園高等部在籍時に闇祓騎士団の襲撃を受けたことがある。この際、自分以外の生徒を巻き込まないために退学した過去がある。
機会があれば再び通おうと思ってはいる、ようではある。
闇祓騎士団の件で種族を問わず知り合いが増え、同族ということで吸血鬼達とは深い付き合いをしている。
王権の証明は保有しているが絶対王権は発現していない

  Figure

色白で柔らかく、艶やかな金髪。鮮血の様に赤い瞳、は虫類を思わせる黒い虹彩を持つ。左目の下に泣きボクロがある。
白磁の肌や顔を見れば『精巧な造り物』の様だが、実は『デザインされた』容姿である。デザインされた容姿であっても、父母の特徴をある程度残しているため違和感を持つ可能性は少なくされている。
モデルの様な華奢な体つきだが、お胸は数値以上のド迫力。今も着々と成長を続けており、お尻も随分とご立派になった。
長く伸ばしている髪は余剰魔力を伸ばした髪にたっぷりと溜め、礼装に加工する素材にするためである。
手間だからという理由でシンプルな服装を好む。黒ストッキングは標準装備。

  Skill

  • 魔眼『断絶の魔眼』
アイリスが保持する『傷つける線』と『断つ点』を視る魔眼。能力行使の際、虹色に瞳の色が変わる。
産後からの幾度の死を経て『血と力』の譲渡から蘇ってから出力が上昇している。
ごく一部の間ではバロールの魔眼との関連性が疑われている。
『脳のチャンネル』を変えた時(=瞳の色が変化する時)が能力使用時に該当するため、能力の発動時が分かり辛い。
+ 【能力詳細】
『線』と『点』は『脳のチャンネル』から『目』を通して視えるものであり、なぞる、或いは突くだけで結果が現れる。
能力発動の際は瞳の色が変化し、アイリスの視界は点と線に覆われる。少しずつだが成長を続ける特殊な魔眼である。
この魔眼の存在のせいで多くの吸血鬼が持つ『魅了の魔眼』がアイリスには存在しない。
『線』をなぞれば撫でた程度でも切れ、『点』を突けばサイズを問わずに切断することが可能である。
あまりにも鋭い傷になるため、治癒が早くなる特徴もある。
  • 武術の嗜み
物心ついた頃に母と叔母に教えられた武器の扱い方。
流派の名すら本人は知らない。身につけたのは基礎程度である。
現在、萌葱アテナを師と仰ぎ格闘術の基礎の突きから習得しようとしている。
  • 朱いナニカ
詳細不明
  • 魔術行使
一族に伝わる魔術と呼ばれる術を行使する能力。
日常生活の補助するものから戦闘用のものまで幅広い術式が存在する。
アイリス自身は魔眼の出力が上昇したため現在は『生活魔術』と言われる『あると便利な魔術』以外はほぼ使用できない状態に陥っている。
  • 眷属行使
コウモリを使役出来る力と、コウモリを呼ぶ力が複合されたもの。
アイリスの血液を飲ませることで使い魔にも出来るが、使い魔にしても戦闘能力を持つことは無い。
アイリスに情報を伝えることのみが可能となる。
情報といっても非常に大雑把なもので、大きな出来事すら把握出来ない為、情報収集としての側面は期待できない。
『自動書記』等の何かを媒体に挟む術式を通す場合や記録媒体に残す場合、ミミズが這ったような記号にしか見えないものが残る。
最近お使いが出来るようになった。
  • 黄金律
人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命。
母から受け継いだスキル。生まれながらにして大金持ち

  Equipment

  • 直剣アイリス
以前の短剣から所有者に合わせて大きく改修された。
目立った装飾は見当たらないが、切れ味鋭い直剣。刃の付け根に家紋、柄頭には菖蒲が描かれている。
帯剣用に鞘も存在する。
材料は『オリハルコンと云われるもの』と母と叔母とアイリスの血液、アイリスの肋骨。
魔術的補助具の側面もあるが現在では戦闘用に使用できる魔術は存在しない為、その分のリソースを『剣』としての機能に割り振っている。
+ 【使用を限定する武器】
  • 短剣エゼル
刃渡り約30cm
材料は『ダマスカス鋼らしきもの』を使用。祖国から素材を取り寄せ、銃寺森クロスに作成依頼をして誕生した短剣。
かつて存在した自身の名を関する短剣と重さと重量配分を同じにしており、取り回し自体は慣れている短剣と変わりはしない。
目立った装飾は無いが、美しい木目状の模様を消し去るように剣身にびっしりと刻まれた禍々しい紋が装飾代わりとなっている。
紋の効果は『痛覚倍増』
この術式が乗る武器で斬られると、傷口から術式が流され強制的に痛覚を過敏にさせる。
衣擦れや風すらも痛みと感じさせるようにすることが出来る。
『痛覚を鈍化させる』術式等、痛覚を感じさせなくするような術式でマイナス補正を加えることが出来る為、重ねがけで効果を大幅にダウンさせることが可能。
闇祓騎士団対策に作成した為、使用は闇祓騎士団限定。武器の名はアイリスの実家がある世界の古語『呪い』から。

  Another

  • 空間操作
時が止まった倉庫。
現在、自分専用の空間を開き物置にする程度しか出来ない。
武器も収納している。
  • 黒い羽根
父から教えて貰った魔術。点から点へ移動する、現代でいう『空間転移』と呼ばれる魔術。
父の魔術に自己流の改良を施した。基本的に外出先から一夜城への一方通行である。
  • 使い魔
魔改造された元黒猫現使い魔キルリス
黒猫の成猫サイズでありながら、中身と人格は古龍という不思議な使い魔。
最大の特徴は蒼と紅のオッドアイの瞳。
完成した短剣エゼルを受け取りに行った際に銃寺森クロスの血液をグラスに入れ飲まされたもの。
飲んだ直後は何も影響を与えなかったが、どのような意図でアイリスに飲ませたのか、どのような効果を齎すのか、今後どのような影響をあたえるのか。
それらすべてが不明である。全てを知るのは銃寺森クロスのみである。
  • 飲血
吸血鬼としての本能とも象徴ともいえるもの。
必要な際は、吸血のように一部だけを貰うのではなく対象の体を巡る血液を全て飲み尽くす。
身内の血液を飲み尽くした時に限り、何かしらの結果が現れる。
一部の吸血鬼に見られる『吸血した相手の能力』は使えるようにならない。
+ 【真祖の吸血鬼】
  • 真祖の吸血鬼
生まれながらにして吸血鬼である。生きる吸血鬼。尊き真祖。
吸血鬼に噛まれ吸血鬼化した者、後天的な者との決定的な違いは『吸血鬼の弱点』とされるものに対し、個体差はあれど、ある程度の耐性を持つことである。
アイリスの属するルズィフィール家は古くからヒトのように婚姻し、子を設ける『家』制度を持つ少ない家系の一つ。
ある事情により血を吸う相手は限りなく少ないが、その質は非常に良いものであるため血を吸う機会は少なく、一般的な吸血鬼像と比べて吸血鬼らしくないとも言える。
中の人の独自設定である為、参考にならない。
  • 関係者
アーリル・フォン・ルズィフィール
いとこ
キルリス
使い魔

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最終更新:2019年10月31日 23:01