まとめwiki ~ 「♀29匹のボックスに♂1匹を入れてみた」
01話 - その名は『ロリせんBOX』
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「じゃあな、仕事が終わったら必ず迎えに行くから」
僕は突然、ボックスに預けられることになった。
なんでも、主人はポケモンの卵を孵化するという大事な仕事に行かなければならないとのことで、しばらくの間僕の面倒を見られないからということだった。
大事な仕事だし、仕方ないよね。
先ほど、仕事のお供にと連れ出されたマグカルゴ君が羨ましいのは内緒だ。
沢山の命をこの世に送り出す仕事。うん、凄く立派だ。僕も誇らしくなる。
主人には頑張ってほしい。心から応援したいと思う。
僕は突然、ボックスに預けられることになった。
なんでも、主人はポケモンの卵を孵化するという大事な仕事に行かなければならないとのことで、しばらくの間僕の面倒を見られないからということだった。
大事な仕事だし、仕方ないよね。
先ほど、仕事のお供にと連れ出されたマグカルゴ君が羨ましいのは内緒だ。
沢山の命をこの世に送り出す仕事。うん、凄く立派だ。僕も誇らしくなる。
主人には頑張ってほしい。心から応援したいと思う。
噂では、カイリキーだらけのボックスや、メタモンしかいないボックス、神と呼ばれているポケモンだらけのボックスがあるらしい。
カイリキーだらけのボックスに預けられたビーダル君は引き取られた後、何でか物凄く腰を痛そうにしていたから心配だ。ただでさえ格闘タイプは苦手だし、恐ろしい。
とにかく、言われた場所に行ってみないと分からない。
カイリキーだらけのボックスに預けられたビーダル君は引き取られた後、何でか物凄く腰を痛そうにしていたから心配だ。ただでさえ格闘タイプは苦手だし、恐ろしい。
とにかく、言われた場所に行ってみないと分からない。
僕はボックスの前で呆然としていた。
――ロリせんBOX――
同じPTにロリーパーってポケモンがいたんだけど、彼の名前の由来は『ロリコン+種族のスリーパー』らしい。主人曰く、『ろりこん』って言うのは小さな女の子が大好きって意味だとか。
確かにロリーパー君、小さな女の子トレーナーや進化前の♀ポケモンを見てはニヤニヤしながらハァハァ言ってたからなぁ……。主人も、同じ趣味だったのかな?
いや、偶然だよね! あんなに立派な仕事をしている主人がそんなこと……。
とりあえず、入ってみなければ分からないし、意を決して入ってみることにする。
確かにロリーパー君、小さな女の子トレーナーや進化前の♀ポケモンを見てはニヤニヤしながらハァハァ言ってたからなぁ……。主人も、同じ趣味だったのかな?
いや、偶然だよね! あんなに立派な仕事をしている主人がそんなこと……。
とりあえず、入ってみなければ分からないし、意を決して入ってみることにする。
「失礼します!」
『あ、だれかきたよ!』
『あ、だれかきたよ!』
ボックスに入ると、そこは小さなポケモンだらけだった。