ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

アヴドゥルさんの放浪記-1

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これの続き(多分作者は違う)

タバサを救出する為アーハンブラ城に来た一行、いろいろあってルイズと才人の2人で探索。
才人「夜のお城は不気味だなぁ。やや、あんなトコに人影が」
ルイズ「188cmの大男ね。締め上げてタバサの居場所を吐かせましょ」
アヴドゥル「いきなり切りつけるのはやめてくれたまえ。桃色の髪…そうか君がルイズナントカ、虚無の担い手か
才人「このおっさん両手に肘まである手袋をしてるぞ。女みてぇ」
アヴドゥル「そして君がガンダールヴのヒラガサイト君、か。君がどこから来たか当てようかね
ルイズ「きっと毛でボーボーなんだわ、脱がしちゃえ」
アヴドゥル「地球の日本だろ。そう私も地球のエジプトからこの世界に来たのだ
才人「うわっ両方とも義手じゃん、きめぇ。ルイズ、失礼だぞ」
アヴドゥル「元の世界に戻るためにはルイズ君、君の協力が必要なのだ
ルイズ「・・・そう言えば聞いたことがあるわ。両手が義手で杖を使わず見えない炎を操るメイジ、ゆえに二つ名を見炎」
才人「ダジャレかよ」
アヴドゥル「聞けよ」
ルイズ「というわけで、サイトやっちゃって」
才人「OK、パパ」チャキーン
アヴドゥル「ちょ!マジシャンズ・レッド!」
デルフ「アッツッチィィィィィィィ!!」
才人「熱!どうしたガルフ?今の何だ?」
アヴドゥル「ム、溶けないとは・・・その剣、魔法がかかっているな」
デルフ「見えないのか相棒!?鳥頭のヤツが出てきて火を出しやがった、離れろ!」
才人はルイズを脇に抱くとアブドゥルから離れようと飛び上がった。
アヴドゥル「マジシャンズ・レッドの射程距離は20m、届く!C・F・H(クロス・ファイヤー・ハリケーン)」

デルフ「飛んできたぞ!避けろ!」
マジシャンズ・レッドから飛ばされた「♀」の形をした炎は才人たちに当たる前に消滅したが、その衝撃波で才人たちの体を吹き飛ばした。
アヴドゥル「間違って殺すわけにもいかん」
ルイズ「痛っ…ホントにミエンだわ、サイトなんとかしなさいよ」
才人「んなこと言ったって…おいデルフ、なんでお前には見れるんだよ」
ガルフ「そんなの後だ!俺を構えろ!」
再びC・F・Hが襲い掛かってきたがデルフブリンガーが吸収した。
アヴドゥル「ほう、私の炎を吸収するとは。スタンドを見ることも出来る、実に興味深い」
才人はアヴドゥルへ駆け出し、剣の間合いに入ったと思った瞬間
アヴドゥル「レッド・バインド!」
一瞬にして縄状の炎が才人の体を縛り上げた。もちろんルイズたちには見えないが。
才人「ぐぅぅぅぅぉぉぉおおおおおお!」
ルイズ「サイトォ!」
アヴドゥル「まだサイト君が死ぬことは無い。しかしこのままにしておけば…さぁルイズ君、私に協力して欲しい」
ルイズ「…………」
デルフ「相棒を助けられるのはお前さんだけだ、この炎を解くんだ」
ルイズはアヴドゥルに歩み寄った。その口元は何かブツブツと動いていた。
そして途中でぴたりと止まると杖を振り上げた。
ルイズ「ユル・エオ・イース!」
「解呪」の呪文が完成すると才人に向かって杖を振り下ろした。

才人「うおおぉォォォ!!!」
才人はレッド・バインドが解けるとすぐさまアヴドゥルに向かって横凪に一閃した。
とっさに身を翻してかわしたアヴドゥルはあわてて距離を取る。
アヴドゥル「虚無とはこれほど恐ろしいものなのか…スタンドの力すらも支配するとは」
ルイズ「サイト大丈夫なの!?」
才人「なんとかな。へへっほんとに鳥人間が見えるな。しかしデルフの視覚ってこういう感じなのか」
デルフ「俺の視覚を繋げることが出来るのをすっかり忘れてた」
才人「遅いんだよ、ったく」
アヴドゥル「その剣が吸収出来ない程の炎を見せよう、C・F・H・S!(クロス・ファイヤー・ハリケーン・スペシャル)」
数多くの炎が才人に向かってきた。
が、才人はステップで次々と避けていく。
アヴドゥル「速い!」
そして一気にアヴドゥルへ飛び掛った。
アヴドゥルは躊躇した、次の瞬間
マジシャンズ・レッド「キェェェェェェェェ!!」
アヴドゥルが才人を焼き殺すことを躊躇したときマジシャンズ・レッドが袈裟斬りにされたのだ。
アヴドゥル「ぐ…見事だ少年。私の負けだな」

そういうと背を向けて去ろうとする。
ルイズ「待ちなさいよ、タバサ・・・じゃなくてシャルロットはどこなの」
アヴドゥル「後ろの人間…人物に聞けば良いだろう」
と言うとさっさと姿を消してしまった。
ルイズたちが振り返るとエルフが立っていた。
ルイズ&才人「げぇ!関羽!」
エルフ「ウサギじゃないよエルフだよ」
才人「ではウサギさん、タバサを出してください」
エルフ「はいはいわかりました、ラミパスラミパスルルルルル~」
寝ているタバサ母子が出てきました。
才人「やや、でかいタバサと小さいタバサが出てきたぞ」
ルイズ「ちっちゃいのを持っていきましょ」
才人「大きいほうがお得じゃん、肉付きもいいし」
ルイズ「卑らしいわね、小さいほうが持ち運びに便利でしょ」
才人「じゃあ両方持っていこうぜ。邪魔になったら捨てればいいし」
ルイズ「あら、あんた冴えてるわね、片方を売ればいいんだわ」
才人「それじゃあ、ありがとうございました。さようなら」
エルフ「また来てねー」

アーハンブラ城編 おわり

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