ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

子供の使い魔-3

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食堂にルイズが着いたのを1人の生徒が気がついた

「あ、『平民』を召喚したゼロのルイズじゃないか」
すると・・・
「本当だ、平民を召喚するなんて流石だな!」
「そこに痺れないし憧れないぃ!」
次々とルイズを侮辱する言葉が飛んできた
「な・・・・な、こ、こいつはただの召使いよ!」
「へー 召使いって名前の平民なのか」
「なな・・・なんで知ってるの!?」

散々侮辱され流石に酷いんじゃ・・・と思ったが
昨日の自分の受けた扱いを思い出しその考えを取り消した

また、今回の原因は今朝赤髪に話したせいだと思ったが嫌な予感がしたので黙っている事にした

そんな事を考えながらルイズの席を引いて座らせ、自分も座ろうとすると
ルイズは無言で床を指差した。そこに皿が一枚と焦げたパンが置いてある

「これは何ですか?」
「あのね、ホントは使い魔は、外。あんたはわたしの特別な計らいで、床」

エンポリオはその一言で全てを理解し・・・・今度こそ心が折れそうになった
そして、そのルイズ様から頂いた素晴らしい食事を食べ終え外へ行こうとすると

香水が転がってきた けれど無視して行こうとした・・・・が
(な、なんだ? ここで香水を拾わなければいけない気がする・・・・)
そして香水を拾い転がってきた方向を見ると

「なあ、ギーシュ! お前、今は誰と付き合ってるんだよ!」
金色の巻き髪にフリルのついたシャツを着た、キザで見るからにマンモーニなメイジがいた。
薔薇をシャツのポケットに挿している。どうやら友人らしき人物と話をしているようだった。

「誰が恋人なんだ? ギーシュ!」
「つきあう? 僕にそのような特定の女性はいないのだ。薔薇は多くの人を楽しませるために咲くのだからね」

「会話中にすみませんがこれ、落としましたよ」
すると周囲に居た友人らしき人の1人が
「おや? それはもしや、モンモランシーの作っている香水じゃないか?」
「ああ、この特徴的な色合いは間違いないな。彼女が調合している香水だ」
「つまりギーシュは、今モンモランシーと付き合っているのか」

そのマンモーニが何か言いかけたとき、近くの席から茶色のマントをつけた少女がギーシュの席にやってきた
「け、ケティ……。違うんだ、これは…」

ケティと呼ばれた少女は弁解をしようとしたギーシュの頬を思いっきりひっぱたいた
そして涙を零しながら去っていった

するともう一人少女が近づいてきた こちらがモンモランシーだろうか?
その少女はマンモーニの前に立つと・・・・スープを顔面に叩き込んだ

「嘘つき! 二度と顔を見せないで!」
そう言うと その少女もまた、去っていった

呆然とその光景を見ていると
「どうしてくれるんだ? 君のせいで二人のレディの名誉に傷がついたんだぞ!」
そのマンモーニが言いがかりとしか思えない発言をしてきた
「え?ぼ、僕が悪いんですか?」

「当たり前だろう! 君が香水を拾うからこんな事になったんだ!」
流石マンモーニ その考え方には尊敬してしまう
「でもマンモーニさn・・あ、えっとギーシュさんが二股をしていたのが行けないんじゃ・・・」

その言葉に周囲から「子供に言われてるよ・・」などと失笑が漏れる プライドが高いのだろうか?怒りで表情を歪めている
「確か君はミス・ヴァリエールの使い魔だったな・・・・ いい機会だ 彼女の変わりに僕が躾けてやる!」

その言葉には流石にカチンと来る
そしてエンポリオは・・・・・
モンモランシーと同じように、スープを、叩き込んだ!

少しの静寂の後周囲に爆笑の渦が広がる
「き・・・き、き 貴様 許さん!決闘だ!!! 死ぬまで痛めつけてやる!!」
周りが 子供相手に何を言ってるんだこのマンモーニ っていうかマンモーニって何?
という視線にも全く気がつかずギーシュは目を純血させながら激怒していた

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その頃のルイズ・・・・校舎裏で今日も真面目に魔法の勉強中(マンモーニ事件は知りません 


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