ゼロの奇妙な使い魔 まとめ

偉大なる使い魔-15

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匿名ユーザー

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姫さまは顔を真っ赤にして、両手でお尻を押さえていた
カワイイ!コレはもう犯罪レベルね!
・・・犯罪って、姫さまを言葉であんなにも辱めて
重罪? 極刑? 死刑? 爵位剥奪?
「も、申し訳ありません!使い魔の不始末は、わたしの不始末です!
っていうか、あんたもほら!謝りなさいよ!」
「い、いいのです。忠誠には報いるところがなければなりませんから」
体を小刻みに震わしながら、姫さまが頷いた。
そのとき、ドアがバターンと開いて、誰かが飛び込んできた。
「きさまー!姫殿下にー!ナニを言ってるかーっ!」
ギーシュ!って、此処は女子寮よ
「なんだ、お前」
プロシュートはギーシュを睨みつけた
「ギーシュ!あんた!立ち聞きしてたの?今の話を!」
しかし、ギーシュは完全に無視してまくし立てた
「薔薇のように見目麗しい姫さまの後をつけて来てみればこんな所へ・・・
それでドアの鍵穴からまるで盗賊のように様子を伺えば・・・
平民が姫さまを言葉責めに・・・」
ギーシュは薔薇の造花を振り回して叫んだ
「決闘だ!バカチンがぁああああ!」

プロシュートは、ギーシュの顔に肘を叩き込んだ
バキィ ドグシャー ドカッ ボコボコボコ
以前、中庭で見た光景がそのまま再現される
「ひ、卑怯だぞ!こら!いだだだ!」
「どうする?こいつ、誰にも話しちゃいけねえんだろ!口封じしとくか?」
この男が言うとシャレにならない、慌ててプロシュートを止めに入る
「ちょ、ちょっとまって!」
その隙をついてギーシュは立ちあがった。
「姫殿下!あなたのケツを・・・じゃない、その困難な任務、是非とも
このギーシュ・ド・グラモンに仰せつけますよう」
ええええええええええ!
何を言ってるのギーシュ?
それにしても、頭巾を深く被った姫さまを遠目から見つけるなんて
こいつ・・・侮れないわね

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