武官貴族

貴族制度を文官(官僚)・武官(軍人)に分けた場合の武官のほう。
これらが未分化である貴族制度も多い。

東洋(日本・中国・韓国・ベトナム等)で一般的な分け方で、大体は文官が上位、武官が下位であり
武官がクーデターで政権中枢の上位に立った時も即座に文官に転身するのが普通だが、
日本の鎌倉幕府や韓国の武臣政権のように武官のまま主導する政権も稀に生まれる。

現場で戦う戦士階級が分化し、中央政権に残ったほうは武官とは名ばかりの「戦わない中央官僚」になってしまうこともしばしば。
(例:日本の江戸時代、「羽林家」に属する堂上家など。キャリアは大名と同じ武官(近衛兵の隊長など)だが実際にはただの「お公家様」であった)
FarenAfter70四大将軍もこの類かも知れない。
最終更新:2024年12月19日 14:28