フサリア

ポーランドで発達した重装騎兵の一種。
重く・早く・強いうえ、翼まで生えており、主に近接戦闘(突撃)で戦う、ロマンの塊。

領主層が武装したものであるのは日本の武士や西欧の騎士と変わらず、
また元々はハンガリーのユサールと同じく遊牧民を真似た軽騎兵であったが、
  • 平原が多く障害の少ない土地柄ゆえ、騎馬突撃の有用性が非常に高い
  • 軍用馬の飼育の先進地帯であり、大柄で力の強い軍馬を得られる
  • 裕福な中小領主が多いため、フル装備の騎兵が大量に密集して一斉に突撃することができる
  • 対モンゴルの最前線に立っていたことで遊牧系の重装騎兵の戦法も取り入れている(背中の羽根は「投げ縄で馬から引きずり下ろす」戦法対策とも言われる)
といった特徴のため、どんどん重装化してゆき、
騎兵として史上他に例を見ないほど騎兵突撃に特化した活躍を見せた。

近世をモチーフにした歴史系シナリオではほぼ間違いなく取り上げられる存在。
最終更新:2025年03月06日 10:47