ネルソン - ファイアーエムブレム用語辞典

ネルソン

覚醒外伝10に登場する敵将。クラスは賢者。
元ヴァルム帝国将軍のならず者であり、村から財産を奪っていた他に、セレナから指輪を奪って従わせていた。
立ち絵はワカメのような長髪に、死んだ魚のような目。僧衣のようなものを着て毛皮の手袋をし、金色の髑髏が付いた杖を持っている。
覚醒は立ち絵の流用が多く、ネルソンのそれもまた、外伝８のカチディスと同じ。

前述のセレナの他に、ホラントというモブ村人も従えており、当然だが従順とは言えない彼に対して、
無視された回数を城壁に刻んでいる旨を仄めかしたりと、性格は非常に陰湿。
それでいて、クロム達が向かってきていることを知るや否や、炎の台座を奪って王になる夢を、
散り際の台詞では、大陸制覇の野望を語るなど、無駄に野心家である。
そんなわけで、キャラ説明でも人望がないと書かれてしまっており、戦闘時には部下が使えない旨を喚き、
クロムには、一番使えないのが自分だと考えるべきだったとバッサリ切り捨てられている。

武器はトロン。ドロップアイテムに魔よけ。
ネルソン自体は大したことがないのだが、前述のセレナとホラントの状況が特殊で、
NPCのセレナは敵軍のホラントに話しかけることで仲間になるため、彼女をサポートするのが結構大変。
セレナは全速力で敵軍に突っ込んでいくが、高難易度では一発食らうだけで平気で即死するため、
レスキューや、彼女のルートに自軍ユニットを置いて邪魔をするなど、独特の進軍が必要になる。
ちなみにセレナが鍵開けのスキルを父親から継承していた場合、途中にある扉を開けてショートカットするという、思わぬ変化が発生する。

余談として、指輪を奪われた件について、セレナ曰く、油断したところを盗られたとのことだが、
英語版では、寝ている間に盗まれたと言っている。状況はともかく、ネルソンはけだものではなかったようだ。