主人公(無双風花雪月)/シェズ
天涯孤独の身で、
レスター諸侯同盟の田舎でとある女性に養われて育った。
独り立ちして傭兵となりベルラン傭兵団という団に所属していたが、ジェラルト傭兵団との戦闘にて「
灰色の悪魔」の恐るべき強さの前に団は壊滅、
自身も討死寸前だったが、そこで
ラルヴァの声を聴き覚醒。辛くも灰色の悪魔を退けて生き延びる。
PVでは「歴史の狭間に消えるはずだった傭兵」と称されており、無印の世界ではこのような流れで普通に死んでいたのかもしれない。
灰色の悪魔に勝つことを目標とし修行に励んでいたところ、
ルミール村近くで3人の若者と「偶然の出会い」を果たし、
彼らを助けたことをきっかけに
ガルグ=マク大修道院士官学校に生徒として入学……するが直後に戦争が始まってお流れになり、そのまま傭兵として三国の一つに属して戦う。
傭兵主人公であるベレトスや
アイク、その他ワイルド系の主人公にも「主人公っぽい」気質が少なからずあったが、シェズはそうした部分も少なめ。
情がないということは決してないのだが、基本的には物事に深入りせず、どこか能天気に死と隣合わせの日常を生きる、典型的な傭兵キャラをそのまま主人公にしたようなさっぱりとした人間。
そんな人間性ゆえもあってか、物語としても個人としてもベレトスほど重要な存在としては扱われず
級長にとって「信頼できる仲間で部下」くらいの立ち位置に収まっている異色の主人公。そういった部分は
クリスに近い。
ラルヴァの声を聴くことや不穏な名前の専用スキル「造られしもの」、ただの平民とは考えにくい育ての母など、素性には多くの謎が散見されるが、結局のところ作中ほとんど謎のまま終わっており、外部媒体での補完なども今のところ特にない。
初期兵種の「フリューゲル」、
ソードマスターを経由する最上級職扱いの専用兵種「アスラ」の2つの専用兵種を持つ。
戦闘中に自軍の砦に瞬間移動できる「無間の瞬動」が運用上の大きな特徴。
最終更新:2025年09月20日 23:02