ラウンド進行

 それでは、ラウンド進行の詳細な手順、各プロセスのルールと解説を行なっていく。


■セットアッププロセス
 GMは新しいラウンドの開始を宣言し、シーンに存在するキャラクターを確認する。


▼登場判定
 シーンに新たに登場するキャラクターがいる場合、登場する。


▼未行動
 シーンに登場しているすべてのキャラクターは未行動になる。


▼スキルの使用
 スキルの中には、セットアッププロセスに行動や使用を宣言するものがある。
 複数のキャラクターが宣言する場合は【行動値】の高いキャラクターから順に宣言し、処理を行うこと。


■イニシアチブプロセス
 [未行動状態]か[待機状態]のキャラクターの中で、誰が次のメインプロセスでアクションを行なうかを決定するプロセス。
 もっとも【行動値】の高いキャラクターがアクションを行なう。
 もっとも【行動値】の高いキャラクターが複数存在する場合は、PC→NPCの順番でアクションを行なうこと。
 PC同士で【行動値】が同じなら、PCが決定する。
 もし、すべてのキャラクターが[行動完了状態]であれば、クリンナッププロセスに移る。


■メインプロセス
 イニシアチブプロセスで決定されたキャラクターがアクションを行なう。


●行動の放棄
 プレイヤーは望むのであればメインプロセスを行なわず、行動を放棄することができる。


●アクション
 キャラクターがメインプロセスに行なえる、攻撃やスキルの使用などの能動的な行為のことをアクションと呼ぶ。
 アクションを行なうと、キャラクターは[行動完了状態]になる。
 アクションは以下の3つの段階に分けられる。

▼ムーブアクション
 キャラクター移動することができる。
 移動しない代わりに、行動済みにならない程度のアクションを行える。
 また、[タイミング:ムーブ]のスキルを使用できる。

▼メジャーアクション
 攻撃やスキルの使用など、行動済みになるアクションを行うことができる。


●各アクションに該当する行動

▼所持品の使用
 使用にアクションを必要とする所持品を使う。
 特に明記されていない場合、ムーブアクションで使用する。

▼[装備部位:手]の武具を装備する
 マイナーアクションで、ひとつだけ所持品の[装備部位:手]の武具を装備できる。
 装備部位が埋まっている場合、先に装備していたものを地面に落とす。

バッドステータスの回復
 各アクションを消費することで回復できるバッドステータスの回復を行う。

▼その他
 GMがアクションに相当すると考える行為、行動。


●フリーアクション
 上記のアクションとは別に、メインプロセス中であればいつでも宣言できるアクション。
 [タイミング:パッシブ]のスキルの効果の適用・非適用、味方の使用した支援スキルの効果の解除を宣言できる。


●メインプロセスの終了
 メインプロセスが終了したら、アクションを行ったキャラクターは[行動完了状態]となる。
 イニシアチブプロセスに戻り、戦闘を続行すること。


■クリンナッププロセス
 クリンナッププロセスでは、ラウンドの終了にともなう処理を行なう。処理の順番は次のとおり。
 それらの処理が終わった後に、まだ戦闘が継続するならば次のラウンドのセットアッププロセスへ移行する。

▼バッドステータスの処理
 一部のバッドステータスの処理を行う。

▼スキルの効果が終了する
 ラウンド終了まで効果が持続するスキルの効果が終了する。

▼スキルを使用する
 [タイミング:クリンナップ]のスキルを使用する。

▼その他
 GMが認めた行為、行動。



最終更新:2013年04月06日 22:23