日本(ヒノモト)から伝来した優美なカーブを描く刀身を持つ刃物の一種。「折れず、曲がらず、良く斬れる」の三要素を同時に実現させるため編み出された独自の製法を用いて作られる。また、刀身の美しさに美術的価値を見出す人も多い。旧スクルド王国領に愛用者が多い。アースガルド大陸の刀は鋼鉄製、またはミスリル製のものが主流。
元々はスクルド王国に日本(ヒノモト)の刀匠が流れ着き、彼の作る刀とその性能に感銘を受けた国王が刀を愛用し、国内で刀の量産をはじめたことがアースガルド大陸に刀が広まるきっかけとなった。今日でも刀匠たちは伝統の製法を守り通し、日本(ヒノモト)産のモノに見劣りせず、西洋の文化にも染まっていない品質の高い刀を生み出している。
本来、「刀」とは片刃の刃物武器全般をさす言葉だがアースガルド大陸では「刀」は日本(ヒノモト)から伝来したいわゆる「日本刀」のみをさし、シャムシールなどは「日本刀以外」の「刀」は「剣」に分類される。
もっとも一般的な刀。刃長(*1)が60cm〜90cmのもの。
刃長が30cm〜60cmの刀。予備の武器として携帯されることが多い。60cmに近いものは「小太刀」とも呼ばれる。
刃長が30cm未満の小さな刀。護身用として携帯する人も多い。
刃長が90cm〜120cmのもの。打刀に比べると反りが強い。主に騎乗した際に用いる。
別名「大太刀」。刃長が120cm以上になる雄大な刀。長身の者や力自慢の者が愛用する。
90cm以上の柄と120cm以上の刀身をもつ刀。長大な柄に刀身を取り付け、騎乗時に用いることもある。
*1 切っ先から棟区までの直線距離