アースガルド大陸における「魔法」とは「魔術」と「法術」の総称。 両者は「超常現象を起こす」という点では共通だが体系的には全く異なる似て非なるものである。
「詠唱」とは魔法を行使する際に述べる言葉で、魔法の多くのには詠唱が存在する。 詠唱は大きく二つのタイプに分かれる。
詠唱をすることにより自分自身が行使する魔法のイメージをより鮮明にし、より高い効果を発揮するために行われるタイプ。 詠唱の内容は完全に個人の自由で、詠唱自体も必須ではなく、詠唱を行わなくても魔法を発動させることは出来る。 魔術の多くはこちらのタイプ。
言葉そのものに何らかの魔法的な力(「言霊」とも呼ばれる)を含ませているタイプ。 こちらは魔法の発動の際に詠唱が必須で、詠唱を行わなかったり、詠唱の内容を間違うと確実に不発に終わる。 法術の多くはこちらのタイプ。