雨を宥める少女


概要

ヴァルヴォートの土着信仰に伝わる人身御供の儀により生贄にされた“少女の霊”。
豪奢な部族の礼装に身を包み、頭部と両目からだくだくと血を流し、首がへし曲がり、全身が無残に切り刻まれた10代前半ほどの少女の姿をしている。
元はヴァルヴォートを訪れた観光客であったものの、両親や友人とはぐれた挙句こんな目にあった不幸な少女。
その為怨念も非常に強く、彼女の強い思いが穢れの浸食により苦しむ泉の精やその中に渦巻いていた怨念とリンクし、水妖セドナを産む結果となった。

セドナの核であった際は様々な怨念と泉の精の力により力がかなりブーストされていたが、
元はなんてことのない観光客の少女であるため少女自身の戦闘力は低い。

自分たちが生み出した怪物、セドナの手により泉に訪れた人々を血に染め上げていたが、
浄罪の泉を求めて神殿へ足を運んだ銀鏡ら一行の手によりセドナが倒され、少女の怨念だけの状態で襲い掛かろうと黒いもやの姿となり一時撤退。
しかしながらセドナとしての力を失った少女に一行をなんとかできるわけもなく、夕星の一撃で消滅していった。

主な技・魔法


ゴーストの固有能力。恨みの力で相手に強い衝撃を与える。

「亡者の叫喚」
金切り声のような亡者の声。聞いたものに恐怖の感情を与える。
強い精神力を持つ者や恐怖に強い者、精神を持たないものには効かない。

主な特殊能力・技能


「悪霊」
アンデッドに分類されている種族。怨念をためこみ、さまざまなものに被害を加える悪い霊。
他のアンデッド同様浄化やお経、洗礼などに弱く、直射日光にも弱い。
核は特にない。

ちなみに


  • 今回の欝成分。彼女は普通に生きたかったのでしょう。
最終更新:2012年09月09日 20:19