「穢れし聖女」セドナ
概要
地元宗教の儀式により殺害された観光客の
少女の霊が、
浄化の霊水を求め辿りついた旅人・冒険者・巡礼者達が払い落とした(霊水に肩代わりして貰った)様々な穢れに染まり、怨念渦巻く泉と呼応し魔物化した存在。
様々な怨念によりただの少女が本体の癖に凄くパワーアップしてる。
その外見は膨大な汚染水で象られた巨大な上半身だけの妖艶かつグラマラスな女性で、
水の鎧の中には少女が落命する前に身につけていた小さな人形と、無数の亡骸と廃棄物、残留品、魚、怨念が漂っている。
水霊、アクアエレメント同様そのボディは水で構築されており、普通の物理攻撃は効きづらい。
この姿は少女の願望に基づくもので、本来はこのような妖艶かつグラマラスな美女に憧れていたのだろう。
なお、彼女の体内を漂う人形は彼女の核であり、これを破壊すると水の鎧を保てなくなる。
穢れを払い落とす為に捨てられた、殺害された、穢れを受け入れすぎて耐えられなくなった怨念が渦巻いており、
生者を見ると断罪の為か復讐の為か、それとも憂さ晴らしか。その水の肉体で無慈悲に襲い掛かる。
主な技・魔法
「聖女の抱擁」
内部に取り込んだ相手を凄まじい水圧で握りつぶす。
「水妖の髪」
水のボディの触手で対象を薙ぎ払う。
他にも捕縛して体内に取り込むことも可能。
スピード、破壊力共に強め。
「祈りの声」
水の波動を放つ。魔法攻撃。
「断罪の大鎌」
自身の内部に漂う異物を研磨剤とし、切れ味抜群のウォーターカッターを放つ。
魔法攻撃。
他にも様々な技・魔法を使う。
主な特殊能力・技能
「霊水の鎧」
膨大な霊水によりボディを構築している。
また霊水の性質により、炎という事象に干渉。大幅に弱体化させて相殺してしまう。
「現世の不浄」
体全体が汚染水で構築されている。
触れた者、水を体内に取り込んだ者を猛毒状態にし、精神的にもダメージを与え続ける。
なお、影響が酷くなると器官の融解、破損、一時発狂など深刻な状況を引き起こす。
「物理攻撃無効」
殴られたり衝撃を受ければ体が崩れるものの、核にダメージはない。
核自体を狙う物理攻撃は有効。
「再構築」
失ったボディを水や水素から復元する。
復元スピードはある程度の速度があるが、弱点である浄化攻撃・直射日光を浴びると速度が激減する。
「水妖」
水から生まれた水の魔物。
しかし、セドナの場合は誕生経緯が精霊・悪霊の力によるものなのでどちらかというと精霊・アンデッドに近い性質を持つ。
浄化攻撃と直射日光を苦手としており、また精霊や精神体に特別な効果を齎す技・魔法・能力の影響を受ける。
「浄化耐性」
浄化攻撃に滅法弱い。
ちなみに
- 元ネタはゼルダの伝説時のオカリナの「モーファ」と大神伝の「濡女」。千と千尋の神隠しも影響アリ。
- 名前の由来はイヌイット神話の恐ろしき海の女神「セドナ」から。
最終更新:2012年09月09日 19:57