銀鏡


1: 名前


雁来月 鏡子(かりくづき きょうこ)

天狗になってからは銀鏡(しろみ)と名乗る

2: 年齢


80歳(見た目は十代中頃)

3: 性別


女性

4: 種族


大天狗
驕りや慢心、怠慢、欲望へ墜落するなどして修験の道から外れた修験者の成れの果て。
他の天狗と比べても強大な霊力を持つ。元人間の魔物。

5: 外見


銀色のショートヘアにアメジスト色の瞳。肌色は黄色。
色気に欠けたスレンダーで中性的かつ少年のような顔つきと体型。いろいろなものが足りない。
髪型は前髪を前で分けており、額には黒いヘアバンドをつけている。

服装


左側に紅葉の模様の入った狩衣のような白い袖なしの上着に、同色の袖。
その上に赤い陣羽織のようなものをちゃんと肩にかけずに肩だしするように着ている。
紫苑色のかぼちゃパンツのような丈の短い袴。
足袋は膝下靴下のような白いものと、丈の短い黒いものを重ね履きしており、靴は赤の一本歯下駄。
両手には紫色の薬指と小指の部分だけを切り落とした手袋のようなものをつけている。

戦闘時は矢筒を装備する。他に防具らしい装備は見られない。

身長、体重


身長→155cm/体重→50kg

6: 性格


大人びた雰囲気で無神経、中性的でがさつ、男勝り通り越してもう男なじゃじゃ馬。
金にがめつく、呪術に対するプライドも高い為依頼者に法外な代金を叩き付けることもしばしば。
大雑把であけすけ、素直で正直者であり、良く言って裏表が無く悪く言って全く気の聞かない性格。
見た目は少女然としているが、長年の修行により、悟りを開いており達観した思考を持ち合わせる。

ゲームや外来文化。占いなどにも興味があり、飲酒も喫煙も平気で行う不良元修験者だが、かつての生活の影響からかストイックで、変に禁欲的な面を持つ。
とはいえ周囲の男性陣に女性扱いされないことは傷つくらしい。乙女心は複雑である。

7: 過去


ラケルタ島生まれの元修験者。
教えに基づいて禁欲的な生活を過ごし修行に励んだが、外界の文化に溺れ修行をほったらかしにしてのめりこむようになる。
気づいたら修験の道から大きく外れていた銀鏡はわずか18歳で魔人化。
修験者の成れの果てである大天狗へと変貌し、人としての生を失い、異形として生きることを強要されることとなった。

素性を隠し世界を放浪しながら、見聞を広めていたがとある傭兵ギルドにスカウト。
ギルド所属の傭兵として腕を振るうこととなった。

カミラ傭兵ギルド所属の傭兵としては同じくラケルタの剣士である霊幻 松芭同様古参の分類に入る。
とはいえ一線で活動する傭兵ではなく修験者、呪術師としてのスキルや知識を活かして味方のサポートにあたることが多い。

8: 職業


【傭兵呪術師】
ギルド所属の傭兵として腕を奮う呪術師。
呪いも憑き物祓いも祈祷もアイテム作成も戦闘もなんなくこなす。

9: 口調


まるで口の悪い少年のような口調。女らしさのかけらもない。
「〜ぜ」、「〜だぜ」を多用する要するにボクっ娘とか俺娘の類である。
声のトーンも女性にしては非常に低く、男っぽさに拍車をかける。

会話例

「俺は銀鏡。銀の鏡って書いて、しろみって読むんだ。面白いだろ?」
「人を呪わば穴二つ。用心するに越したことは無いぜ」
「占い信じてバカみたい?ばかだな、信憑性のある占いは信じた方がオトクなんだよ」
「今日は仏滅…か。日が悪い、また明日にしようぜ!」
「ケッ!紳士のつもりか?!変態紳士の間違いだろ!バカヤロウ!!」
「ガキ扱いすんじゃねえ!このすっとこどっこい!!!!」
「予言する。お前はその自分のすごーい力で自滅する。いやね、これ経験談からきてるから説得力あるぜ」
「今夜は無礼講だぜ!!そら、ガキんちょ共ものめのめ〜!」
「黙って聞いてれば好きなことをペラペラ抜かしやがって!お前はこいつらの事を理解しようとしたことあんのかよ!?」
「別に信じるも信じないもお前次第じゃないか。みんなが言うからお前も信じるのか?そんなんじゃ、神託はこないぜ」
「少しは気の利いた言葉かけろって?ムリムリ、性分だからな!」
「お互い腹を割らねぇってことはソレ以上の関係にゃなれないってことだ。」
「よし、僕に運の流れが来た。今なら負ける気がしねーぜ!!勝負だ!!」
「俺に挑むとは身の程知らずなやろーだな!」
「もっとさ、可愛いとか!綺麗とかそういう感想ねえのかよ!!!お前ら!!!!」

10: 一人称、二人称


【一人称】 俺、僕
【二人称】 お前、あんた/呼び捨てがほとんど。

名前がわからない見上の相手をおっさん、にーさん、おばさん、ねーさんなど言うこともある。

11: 好きなもの


占い、吉日、勝負事、ゲーム、味噌汁、修行

12: 嫌いなもの


凶日、勝負事で大敗すること、金欠、くさや

13: 好きな人


居ない

14: パートナー



15: 属性



16: 苦手な属性


無、機、浄

17: 戦闘スタイル


接近戦は薙刀、遠距離は和弓を扱うオールレンジに対応した戦闘が可能な中衛。
ただしそれぞれの技術を極めた専門家に勝る部分はない器用貧乏。
とはいえ幾ら戦士とはいえたかが女性、それも少女の腕力と侮っていると長柄武器特有の慣性を利用した火力の高い一撃が待っている。

術は生来及び異形化により強化された強力な神通力による呪術が主体。どちらかというと補助やデバフの方が得意。
とはいえこの中では弓が一番得意で、止まっているものにならほぼ確実に命中させることができるほどの腕前を持つ。
その為、この弓術技能と呪術を組み合わせた射撃攻撃をメインウェポンとしている。

18: 精神力


既に悟りを開いた身である為、非常に強靭。
のらりくらりとしており、掴みどころがあまりない。
呪詛による対策の恩恵もあり、精神攻撃への耐性はとてつもなく高い。

19: 戦闘熟練度


★★★★☆

20: 技や魔法


武芸


薙刀を扱う武術。女性の身ながら長柄の武器を器用に扱う。
華奢な見た目に似合わぬ重く、強烈な一撃が特徴。


「骨断ち」

薙刀を振り回して慣性と回転運動の力で断ち斬る。
その名の通り骨をも容易く両断する。


「霊脈絶ち」

霊力を纏わせた薙刀で相手を切り裂く。
相手の魔法を断ち切ることが可能で、魔法障壁ではこの攻撃を防ぐことは不可能。
霊体や精神体をも切り裂くことが出来る。


呪詛


まじない。太古からラケルタ地方で使われた不思議な術。
魔術と同義と定義されているが、より禍々しく神秘的なものであると言われている。
天候や吉凶を占う占いや祈祷、人を呪い癒す力などプラスにもマイナスにも働き、古くから畏怖されなおかつ重宝される存在。


「望月一矢・破魔」
【属性】

霊力を纏わせ、まじないの込められた矢を放つ。
物理ダメージに加えて魔力によるダメージを相手に与える。
アンデッドや魔物に高い威力を誇るが、反射には気をつけたい。


「望月一矢・怨恨成就」
【属性】

霊力を纏わせ、まじないの込められた矢を放つ。
矢が命中した相手に呪いの傷(呪いの解呪を行わないと癒えない傷)を与える。


「望月一矢・火雷天神」
【属性】,

霊力を纏わせ、まじないの込められた矢を空に向けて放つ。
矢が放たれた天空から小規模の範囲に炎+雷属性の稲妻の雨が降り注ぎ、発火する。


「望月一矢・禍津蛇神」
【属性】

霊力を纏わせ、まじないの込められた矢を放つ。
矢が命中した相手をまじないが蝕み、石化させてしまう。
時間経過で石化は自然治癒するが、治癒する前に石像が砕けてしまうと修復不能。


「望月一矢・悪霊憑依」
【属性】

霊力を纏わせ、まじないの込められた矢を放つ。
矢が命中した相手に霊を憑依させ、憑依している間素早さを低下させ徐々に魔法ダメージを与える。
かけられた側も抵抗可能で、精神力が高いものには効果は薄い。


「望月一矢・朔月」
【属性】

霊力を纏わせ、まじないの込められた矢を放つ。
矢が命中した相手の魔法全般への耐性を大幅に低下させる。


「望月一矢・虚弱呪印」
【属性】

霊力を纏わせ、まじないの込められた矢を放つ。
矢が命中した相手の体力(生命力)を低下させ、物理防御力を大幅に低下させる。


「望月一矢・深淵恐慌」
【属性】

霊力を纏わせ、まじないの込められた矢を放つ。
矢が命中した相手に恐怖の精神ダメージを与えつつ一定時間精神攻撃への耐性を低下させる。


「望月一矢・解呪」
【属性】

霊力を纏わせ、まじないの込められた矢を放つ。
矢が命中した相手をまじないが蝕み、相手にかけられている魔法や呪いを打ち消すディスペルの効果を持つ。


「望月一矢・呪詛封印」
【属性】

霊力を纏わせ、まじないの込められた矢を放つ。
矢が命中した相手をまじないが蝕み、直前に使用した技・魔法を封印する。
封印はしばらくすると勝手に解けてしまう。


「連環の呪印」
【属性】

指定した2つの対象に呪いをかけ、傷の状態、状態異常をリンクさせる。
例えばリンク状態にある相手の片方が傷を負うともう片方の相手も同じ部位に傷を負い、片方が四肢を欠損すればもう片方の相手の四肢も欠損する。
なお、無機物と生命体など対象にできる組み合わせはいろいろある。
そのため人形と相手などと指定し、人形を傷つけその傷つけた部分を相手に共有、手を触れることなく大打撃を与えることもできる。


「大石の呪」
【属性】

相手を金縛りにあったかのように硬直させ、動けなくしてしまう。
魔法防御が高い相手には成功率が下がる。


「呪詛返し」
【属性】

相手の呪詛のエネルギーを何倍にもして跳ね返す。
状態異常発生系の魔術、呪詛限定の反射技。

「怨霊調伏」
【属性】

印を結び呪文を唱えつつ十字を切ることで発動するまじない。
対象となった魔物に強力な呪術をかけてその力を弱体化させる。
やっぱり反射には気をつけたい。

他にもいろいろ使える。

21: 特殊能力・特殊技能


能力

「魔人」

魔物化した人間。もはや人間や亜人とは違う正真正銘の異形。
銀鏡の場合は人間然とした姿をしているが、その気や性質は異質そのもの。

「状態異常耐性」

状態異常全般に対して高い耐性を持つ。(無効化ということではない)


「病魔返し」

自身が対象となった状態変化・状態異常を反転して相手に返す。
上記の耐性とこの能力により実質状態異常に対しては滅法強い。
弱点は味方の有益な状態変化(攻撃力UP)等も反転してしまうことで、強化魔術などの恩恵を受けることが出来ない。


「神通力」

修行により高い霊能力を有する。霊感も強い。


「霊力浮遊」

神通力の力で自由に浮遊できる。
ただし浮遊している間は徐々に霊力を消費する。


「霊子防護」

自身の周囲に霊素のオーラを発生させ、物魔両方の防御力を上昇させる。
銀鏡が防具らしい防具を身につけないのはこの霊素による防護オーラがあるためである。


「素養」

シャーマンとしての素質に優れる。


「霊干渉」

霊体に生身で触れることが可能。霊をむりやり成仏させたりもできてしまう。


「明鏡止水」

修行の中で既に悟りの境地へ達した身。精神攻撃全般の効力を大幅に軽減する。


「魔物特効」

魔物特効及び浄化技に滅法弱い。


特殊技能


「浄霊術【中】」

霊魂を鎮め、元の輪廻へ導く浄霊の技術。
アンデッドに対し、攻撃力上昇。


「呪術知識及び技能」

呪術に関しての知識が豊富。なおかつある程度の呪術ならば一人で行える技量の持ち主。
バリエーションにも詳しく、様々な呪術が使える。
また一般に伝わっている呪いならば造作もなく解呪可能。ただし限度はある。


「お払い」

簡単なお払いから本格的な祓まで可能。
くれぐれも反射には気をつけること。


「交信術」

ラケルタ独自の魔術形態で魔力と呪文を持って霊界と直接交信し、精霊や霊と交信する術。
銀鏡曰く、困ったときの精霊頼みらしい。


「弓術【中】」

弓を扱う心得や技術を習得している。一般の弓使いと同等くらいのスキルの持ち主。


「棒術【中】」

槍や棒等長柄武器を扱う心得や技術を習得している。一般の兵士・騎士と同じ位の知識、技能を有する。


「神仏知識」

聖域各地の神仏についての見解が深い。


「修験道」

森羅万象に命や神霊が宿るとする複数の東方の宗教が融合して生まれた宗教。
各地の霊山を修行の場と設け、深山幽谷に分け入り厳しい修行を行うことによって超自然的な能力「験力」を得て、衆生の救済を目指す。
銀鏡はこの修験道の修行により神通力と霊能力を開花させた。


22: 必殺技


「破邪一閃」
【属性】

大幅に霊力を消費し、矢に纏わせ放つ渾身の一撃。
相手の精神をも蝕むそれは、魔力及び精神力をも傷つける。
アンデッドや魔物、精神体に高い威力を誇る。反射にはめっちゃ気をつけよう。


「逢魔時」

集中力を高め、周囲の音や声を媒体に霊的に覚醒した状態=トランス状態になる。
トランス状態では通常の感覚が消失する為痛覚や五感が失われるが、代わりに超常的な第六感がそれを補う。
魔法攻撃力・回避・命中を大幅に上昇させる。

23: 能力


 体力:C+
 魔力:A++
  魔法攻撃力:A++
  魔法防御力:A
 腕力:B
  物理攻撃力:B++
  物理防御力:C+
 知力:B
 素早さ:B
 命中:C++

24: 武器やアイテム


「月影」
【装備効果】 とくになし
【特殊能力】 とくになし

銀鏡の得物である薙刀。流石に小柄な彼女が片手で振り回せるわけもなく、両手装備。
長柄武器の宿命として、狭所での取り回しは難しい。


「望月」
【装備効果】 魔法攻撃力上昇
【特殊能力】 魔除けの音色(弦を弾いて鳴らすことで周囲に簡易の魔除け結界と同等の効果を齎す),魔術補助(魔術の発動を安定させてくれる)

銀鏡の所有する和弓で、霊験あらたかなご神木から作られた梓弓。
弦を弾いて鳴らすことで周囲に魔除けの音色を響かせて魔の眷属を祓うことができる。


「狂神賛歌」
【装備効果】 精神汚染(矢を所持するだけでも微弱な精神汚染効果が継続する)
【特殊能力】 禍津神に捧ぐ賛美歌(命中した相手の精神力を削り、霊魂を傷つける)

天使、ショゴスの神聖なる情報により狂気に満たされた水霊を宿した矢。
聖なる天使の御姿や声により齎された狂気が命中した相手の精神力や霊魂を削ってしまう。


「毒龍神の牙」
【装備効果】 瘴気汚染(常に瘴気を振りまいている。長く所持していると様々なバステを引き起こす)
【特殊能力】 蛇神(かがち)の牙(命中したものを猛毒瘴気で汚染し肉体を蝕む)

ホヤウカムイの骨から作られた矢。
死属性+水属性のダメージを与え、猛毒瘴気で命中した相手の肉体を蝕む。


「霊樹の矢・改」
【装備効果】 地霊の加護(地、木属性上昇)
【特殊能力】 人間特効(人間に対し攻撃力が跳ね上がる),万病の特効薬(命中対象にかかっている状態異常、能力変化をリセットする)

折れた霊樹の枝から作られた浄化の矢に討伐され、討伐隊により持ち帰られた木霊強硬派が持つヤドリギ玉のヤドリギを寄生させた矢。
浄化の力は失われたものの、強力な力を持つ祝福された矢である。


「霊水」
【効果】 なんてことない普通の水のようだが……。
【特殊能力】 悟りの力(悟りを開いた修験者や術師が飲むと精神を安らげ、気力を奮い立たせることができる),霊媒(様々な呪術の媒体となる)

霊験あらたかな水。飲んでもただの水だが、呪術の触媒になる。
また、銀鏡には貴重な回復薬でもあり、何故か精神が安らぎ、気力が沸くという。


「形代」
【効果】 とくになし
【特殊能力】 霊媒(様々な呪術の媒体となる)

呪術の媒体となる人形の紙の人形。
多数所持。


「呪符束」
【効果】 とくになし
【特殊能力】 非防水(水に濡れると使えない)

東洋呪術の一種、符術に扱う呪符束。
戦闘補助用に数種を持ち歩く。


25: その他

  • 名前の由来は雁来月(かりくづき、かりきづき)→8月(葉月)の異称から、銀鏡→銀鏡神楽(しろみかぐら)から
  • リメイクしたら作者の趣味により弓メインの槍サブに。
  • 水で回復はマザー2のあの人から。
  • 元(人間だったころ)の属性は闇と光。

最終更新:2012年11月21日 23:07