アパオシャ
概要
分類 |
魔獣・角馬系 |
主な生息地 |
日当たりのいい山野 |
知能 |
動物並 |
属性 |
炎 |
危険度 |
C++ |
備考 |
肉が美味い 旱魃(かんばつ)を引き起こす |
魔獣の一種。
黒色の体毛と額に小さな角を持つ大柄な馬で、雄は赤い鬣を持つ。
普通の馬よりも鋭い凶悪な顔付きをしている。
アサルトパイクとは近縁種の関係にある。
主に木々が少なく、日当たりのいい平野部に生息している。
草食性だが乾いた枯草を好んで食べるという、一風変わった生態を持つ。
これは体内に枯草を高効率の栄養分に分解する、特殊なバクテリアを保有しているため。
蓄えた炎のマナの影響で体温が非常に高く、周囲には常に強い熱気を放っている。
この熱気で周囲の地面を乾燥させ、草木を枯らしてしまう。
そのためアパオシャが住み着いた地域の大地は乾燥し、最悪の場合旱魃(かんばつ)になってしまう。
群れは作らず単独で生活する。
夏の中頃に繁殖期を迎え、雄はより一層強い熱気を放って雌にアピールし、雌に気に入られれば子孫を残すことができる。
この際、雄同士で雌を奪い合うこともあり、この際にも強い熱気を放ち合って力比べを行う。
雌が妊娠すると子供が産まれるまでは番で行動し、雄は外敵の排除などを行う。
無事に子供が産まれると、雄は新たな子孫を残すべく別の雌を探して旅立つ。
雌は子供が産まれると子供がある程度成長するまでは子供を引き連れて行動する。
角は誕生直後は生えていないが成長と共にゆっくりと成長する。
気性が荒く攻撃的で、縄張り意識が強め。
外敵には普段より強い熱気を放って威嚇を行う他、逞しい脚での踏みつけも強烈。
一方、体温が低下すると大人しくなる性質があり、特に気温の下がる冬場は比較的大人しくなる。
これは少しでも余計なエネルギーの消耗を抑えるための習性だと言われている。
また、冬場は枯草が増えるため、食料の確保が容易で攻撃的になる必要がないのも理由だとされている。
戦闘能力そのものは脅威ではないが、土地の荒廃などの原因になるという意味で危険な魔物である。
そのためアパオシャが増えると、近隣の住民から行政や傭兵などに駆除が依頼される。
肉質は硬めだが美味で栄養価も高いため酒や酢に漬け込み、柔らかくしてから調理したものが人気。
技・魔法
ヒートフォース
全身から強い熱気を放ち、全方位を攻撃する。
経歴
2012年11月17日平原討伐
平原に生息する賊や魔物として
ギョウらと共に登場。
ルダと交戦するがあっさり倒された。
2014年10月23日平原討伐なりチャ
平原に生息する魔物として
ソンシと共に登場。
ロッジュ、
サイプレスと交戦するが歯が立たず痛手を負い、逃走した。
由来
「アパオシャ(Apaosha)」…ゾロアスター教の旱魃の悪神。星と慈雨の神ティシュトリヤの宿敵。黒い馬の姿をしており、アパオシャが空にいる間は地上は日照りに悩まされ続けるという。
余談
最終更新:2025年06月08日 11:09