アルメド星人メルシャント
「死の商人?その言い方は私を的確には表していない…私は武器を売っているだけだ。死をばら撒くのは買った奴らさ」
概要
宇宙遥か彼方に存在する「ディアト惑星系四番星アルメド」よりやって来た武器商人。
故郷の惑星では中堅程度の存在だが、その為に自らを肥大化させ大手武器商人に伸し上がるべく遥か彼方の他星系へと進出。
様々な星で取引をする事により技術の吸収や資材の収集などを幾つも行って来た。
様々な技術を吸収する事に成功したが、まだまだ自分の目標とする水準には達していない。
次の標的は、故郷から遥か離れた惑星「聖域(サンクチュアリ)」。
混迷を極め、様々な技術、物質が渦巻くこの惑星はまさにメルシャントの求める星であった。
この星でも今まで渡り歩いて来た星と同じ事をする為に、戦いを求める者に自らの蓄えた武器や技術等を売り捌いている。
その姿は基本的な「ヒト」とはかけ離れた物で、聖域の「ヒト」からすれば化け物じみている。
ヘルメットのような黒い額を持つ半円形の前頭部からはナイフのような鋭い銀色の角が三本立ち上がり、側頭部に黄色く光る三角形の目が一つずつ付いている。
首から下は基本的につるつるした緑色の肌で、手首や足首にふさふさした茶色と白の混じる体毛が生えている。
全身を自らの扱う商品の一つである最高峰の品の一つ「ゲノキッドゲアル」という強化アーマーによって包んでおり、銀と黒灰色のパーツに包まれている。
更にその上から首もとの金色の輪を中心に垂れ下がった黒い防御用エネルギー波放出ローブ「ブラクルテイン」で包んでいる。
ヘルメットのような頭部の上からは更に銀色の流線型ヘルメットを被っており、マスクは灰色、バイザー部分は黒。
その為、本来の姿はほとんど人前に現していない。
性格は冷酷で自己中心的。自らの目的の為には他人の犠牲を省みない。
紛れもない悪人だが、これは彼が特別悪辣なのではなく、アルメド星人にはこのような気質の物が多い。
冷酷で自己中心的な一方、気紛れに他人に施しを授ける事もあり、気分屋の一面も有る。
本人の戦闘力は「ゲノキッドゲアル」のお陰も有って驚異的だが、強化装備が無くとも戦闘力は高い。
アルメド星人は元々武力による統治のみで育った歴史を持ち、ある時を境に武力をばら撒く死の商人となった。
能力・技
「ゲノキッドムスクル」
ゲノキッドゲアルから繰り出される驚異的な筋力。
戦車を軽々と持ち上げて投げ飛ばす事が出来るが、裏に潜む彼にはあまり有用な機能ではない。
「ゲノキッドレシスタンセ」
ゲノキッドゲアルに搭載された各主耐性。
科学、天然、色々な由来の毒素から身を守る。
「その他諸々」
ゲノキッドゲアルにはその他色々な機能が搭載されているらしい。
宇宙からやって来た死の商人語録
「死の商人?その言い方は私を的確には表していない…私は武器を売っているだけだ。死をばら撒くのは買った奴らさ」
自らの手は汚れていない、と言いたいのではなく、「人の死になど興味は無い」と言いたいらしい。
「私の興味の有るものは、金、技術、羽振りの良い客、気前の良い客だ」
それもこれも自分が成り上がる為に大切なものだとか。
「私はお前達を見下してはいない。私の認める技術を持っている。それだけで立派な知性体だ。取引に値する」
冷酷ではあるが、相手を侮る事はしない主義。
「死に行くと分かっている者には優しくしても構わんだろう。私には余裕が有る」
戦場に一人捨て置かれた子供に銃を与えての一言。
彼の気分屋な面はこう言う所で発揮される。
「武器を売る。戦乱が起こる。結構な事だと思わんか?闘争とは進化の歴史だ。星単位で物事を考えれば、私は感謝されてもいいくらいではないか?」
あまりに恐ろしい理論。
しかしアルメド星人は基本的にこう言う考え方をしている者が多い。
「死ぬ事も有るだろう。生きる事も有るだろう。負ける事も有るだろう。勝つ事も有るだろう。武器とは持つ者によって価値が違うのだ」
しかし価値を生かせぬ者にも、生かせる者にも、彼は見返り次第でどんな者にでも武器を売る。
由来
アルメド…Armed、武装した、を意味する英語から。読み替え。
メルシャント…Merchant、商人を意味する英語から。読み替え。
ディアト…Death、死を意味する英語から。読み替え。
ゲノキッドゲアル…大量殺戮を意味する英語「Genocide」及び伝動装置を意味する英語「Gear」から。
この他にもメルシャント関連の名称は基本的に英語を適当に読み替えたもの。
なお某エージェントのパクリのもよう。
最終更新:2016年05月10日 01:14