キャインクーク
概要
分類 |
亜竜・嘴翼竜系 |
主な生息地 |
緑豊かな森林 |
知能 |
動物並 |
属性 |
木・風 |
危険度 |
C++ |
備考 |
血液に強力な毒を持つ |
亜竜の一種。
猛禽類のような双眸と嘴、黄土色の鱗を持つ翼竜。
平均的な個体で体長7m近くになり、翼竜としては中型の部類。
主に温暖な森林など食物の豊富なところに生息している。
前足が変化した巨大な翼を持つが、飛行能力は然程高くない。
その一方で強靭な脚力を持ち、時速80km以上の速度で走ることができる。
知能は犬やネコなどと大差なく、性質も警戒心が強くやや臆病。
雑食性かつ非常に悪食で木の実やキノコ、動物や人間、弱った魔物までなんでも食べる。
消化酵素も強力で有毒植物や腐肉などを食べても問題なく栄養にしてしまう。
また、毒物は体内にある「毒袋」と呼ばれる器官に蓄積させており、戦闘時はこれを用いた猛毒のブレスを吐く。
血液にも有毒な成分が多量に含まれており、迂闊に返り血を浴びると毒に侵されてしまう羽目になる。
食物を求めて集落を襲うこともあり、その一方で駆除もやや難しい厄介な魔物。
低温に弱いため春から夏にかけてのみ活動し、秋と冬は冬眠しており巣穴から動かない。
このためキャインクークを討伐するのは秋と冬、遠距離から攻撃するのがよいとされる。
周辺の集落に被害をもたらすため周辺からは駆除されているものの、森林の奥深くにはまだまだ多数のキャインクークが生息している。
また、その他の地域でも変異種が発見されている(詳細は後述)。
ファフラーマ種
分類 |
亜竜・嘴翼竜系 |
主な生息地 |
ファフラーマ島 |
知能 |
動物並 |
属性 |
金・風 |
危険度 |
C++ |
備考 |
血液に強力な毒を持つ |
ファフラーマ島(魔界の入り口)に生息し、瘴気により汚染され独自の進化を遂げたキャインクークの変異種。
眼、口(嘴ではなくなっている)、鼻が不揃いに配置された異形の顔面、毒々しい紫苑の鱗を持つ。
アースガルド大陸のキャインクークに比べて体躯が一回り大きく、性質も非常に凶暴。
悪食な性質は変わっておらず、毒物を持つ魔物も平気で食べる。
またブレスや血液の毒性が変化しており強烈な溶解作用を持つ。
そのため武器に付着した血液がその武器を痛め、返り血が攻撃するものを溶解するという非常に厄介な魔物。
技・魔法
ウイングアタック
翼でなぎ払って攻撃する。
ジャンププレス
飛翔して頭上から踏みつけ押しつぶす。
毒のブレス
木属性のブレス攻撃。植物性の猛毒のガスを吐きつける。
ファフラーマ種は使用しない。
金のブレス
金属性のブレス攻撃。強烈な溶解作用のあるガスを吐きつける。
ファフラーマ種のみ使用する。
経歴
由来
TVゲーム「モンスターハンター」に登場する「イャンクック」の捩り。
「イャン」が「いやん」という響きを連想させるので「キャイン」にしてみた。
余談
TVゲーム「モンスターハンター」シリーズに登場する「イャンクック」が元ネタ。
2008年当時は実物を見たことがなかったので、参考にしたのは外見のみ。
強敵というほどではないが、「厄介な敵」を目指して作った魔物。
後にイャンクックよりはゲリョスに近いことを知る。
最終更新:2021年11月23日 13:22