オンラインセッションについて - frostar@wiki

オンラインセッションとは

オンラインセッションとは、チャットを利用してオンラインでTRPGを遊ぶことです。
オンセと略されることもあります。
これに対し、実際に会ってプレイすることはオフラインセッション、オフセと呼ばれることもあります。

オンラインセッションの利点

人が集まりやすい

オンラインセッションでは、参加者同士の都合さえつけば、時間や場所の制約にとらわれずにプレイすることができます。
また、オンセをやりたい人同士で集まっているサイト(オンラインセッションサイト)もネット上に多くあるので、
知らない人同士でゲームをプレイすることも可能です。

RPがしやすい

キャラクターのRPは人によってはなかなか難しいと感じる人も多いです。
特に異性のキャラクターではなかなか演じるのが大変だったりもします。
しかし、チャットだと基本的にはテキストでキャラクターの感情を表すことになるので、演じやすいと感じる人が多いようです。(実際、私はそう思います)

オンラインセッションの欠点

ルールブック・サプリの統一

オフセでもルールブックは基本的に使用するものは１人１冊所持していることが望まれますが、１冊だけでも借りてデータを見ることが可能です。
しかし、オンセではそういうわけにはいきません。
そのため、使用したいデータが記載されているルールブックやサプリメントは自分で所持している必要があります。
また、必須のルールブックの範囲が決められている場合もあるので、その場合はそこまでルールブックをそろえなければ遊ぶことができません。
ただし、多くのルールブックやサプリメントを必須にすることは参加者に対して金銭的な制限をかけることにつながるため、最低限基本ルールブックのみ、
所持していればある程度のルールブックまで使用してもよいという形をとることが多いようです。

意思疎通の難しさ

オンセでは、文字だけのチャットで状況を伝えることが多くなるため、言おうとしていることが正確に伝わらないこともあります。
ちょっとした勘違いがセッションの失敗につながることもあるため、正確に発言することが重要になります。
また、サーバや環境によって発言が遅れたりすることもあり、上のこととも関連してオフセよりも１回のセッションに時間がかかります。
オンセ３倍則(オンセはオフセの３倍時間がかかる)などといわれるくらいです。

オンラインセッションのやりかた

オンラインセッションをやるためには、ルールブックとチャット環境が必要です。
ルールブックは必須のものはそろえましょう。サプリメントなどは何回かプレイして余裕が出てきてからでも遅くないです。
チャット環境はダイスを振る機能などがあるといいです。スカイプなどでボイスチャットを使ってプレイしたりすることもあるようです。
オンラインセッションサイトなどの場合は、そのサイトに使うチャット環境についても記載されていると思うのでそれをよく読みましょう。
IRCを使うことが多いようです。

オンラインセッションのマナー

ネチケットを守る

ネット上のマナーであるネチケットは最低限守りましょう。
具体的には、挨拶をちゃんとする、他人を呼び捨てにしない(さん付けする)、くだけた表現・ネットスラング・顔文字などを使いすぎない、などです。
特にはじめての場所では気を使いましょう。

利用規約、ハウスルールを守る

オンラインセッションサイトではサイトごとに利用規約やハウスルール(そのサイトでのルール、たとえばルールブックの使用範囲など)が決められています。
それらをよく読み、そのルールの中で遊びましょう。
わかりづらい場合には他の参加者の方に聞いてみるのがいいです。

マナーが悪い人、ルールを破る人と遊びたいという人はいません。そのサイトのマナー、ルールを守って楽しく遊びましょう。