長寿と繁栄を・・・前編 9KB
※俺設定
※東方オリジナルの設定をほとんど無視します
※人間が出ます
※ゆっくりが賢い(?)です
※虐待は少しだけです
※作者は低学歴なので、日本語がおかしいです
ゆとり乙と罵ってください
※前編、後編に分けます
長寿と繁栄を・・・前編
20××年
人類は科学技術は飛躍的に進化すると思われたが・・・。
さほど進化はしなかった。
恐らく行き詰っているか、もしくは、限界を迎えているのか、
そのどちらかだろう。
タイムマシンはおろか、空飛ぶ車もない。
携帯電話が今の半分くらいの大きさになったくらいだ。
目新しいモノというのは・・・。
そんな中、ゆっくりという生物(なまもの)は、
人間とは違い、今までの常識を覆す発展を遂げた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とある山奥の朝、ゆっくりの巣にて・・・。
「ゆっくりおはよう!!!れいむ!!!」
「ゆっくりおはよう!!!まりさ!!!」
「「「ゆっくちおひゃよう、ぴゃぴゃ!!!みゃみゃ!!!」」」
どこにでもいる、親れいむ・親まりさの番、赤れいむ2匹、赤まりさ1匹の5匹家族。
「ゆゆ~ん!!!おちびちゃんたち~かわいいよょおおお!!!」
「「「ゆ~☆きゃわいくてごみぇんにぇ!!!」」」
「みんな!!!あさごはんさんだよ!!!ゆっくりたべてね!!!」
「「「む~ちゃむ~ちゃ、ちあわちぇ~☆」」」
「れいむ。そろそろおちびちゃんたちのあかちゃんことばをなおさないと・・・。」
「ゆぅ、そうだね。せいご1かげつだもんね・・・。あと1かげつしかないね・・・。」
「「「「ゆぅ~?にゃにをいっちぇるにょ??ぴゃぴゃ??みゃみゃ??」」」
「ささっ!!!まりさもおちびちゃんもそろそろすぃーがくるよ!!!」
「ゆっ!?もうそんなじかん!?みんなゆっくりしないではやくするよ!!!」
「「「ゆっくちりきゃいしちゃよ!!!」」」
「これはおひるごはんさんだよ!!!みんな!!!わすれずにもっていってね!!!」
「ゆっくりりかいしたよ!!!」
「「「ゆっくちりきゃいしちゃよ!!!」」」
そんなことをしていると巣の前に一台のすぃーがやってきた。
「ゆっくりしていってね!!!」
すぃーの運転をしているまりさが、この家族に挨拶をした。
「「ゆっくりしていってね!!!」」
「「「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」」」
それに対して、挨拶し返す家族たち。
「それじゃあ、ゆっくりいってくるよ。れいむ。」
「「「ゆっくちいっちぇきみゃす!!!みゃみゃ!!!」」」
「ゆっくりいってらっしゃい!!!」
すぃーに乗った家族を見送るれいむ。
その姿が見えなくなったら・・・。
「ゆっ!!!はやくおうちのおそうじをしなきゃ!!!」
と、巣に急いで帰るれいむ。
この光景を見ると、
まるで人間の家族と全く同じに見えるだろう。
朝食を用意する母親。
職場に向かう父親。
学校に向かう子供たち。
そう・・・。全く同じなのだ・・・。
ゆっくりたちの"進化"。
それは人間のライフスタイルと同じになったことだ。
先ほどのすぃーは、なんと、人間の住む街に向かい、高層ビルが立ち並ぶビジネス街にやってきた!!!!
「ゆっくりとうちゃくしたよ!!!みんな、きょうもおしごとさんをゆっくりがんばってね!!!」
「「「「「ゆっくりがんばるよ!!!!」」」」」
と、すぃーから降りるゆっくりたち。
れいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりー、ちぇん、らん、みょんetc・・・
先ほどのまりさもその中にいた。
彼らが向かった先、
そこには・・・「ゆっくり製菓株式会社」と書かれた看板がある大きなビルであった。
ゆっくりたちが急ぎ足でそのビルの玄関に向かう。
自動ドアの玄関を抜けると・・・。
「ゆっくりしていってね!!!」
受付の美ゆっくりのありすが、挨拶をした。
「「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」
ありすに対して、一斉に挨拶をするゆっくりたち。
職場に入ると、そこにはゆっくりサイズの机と椅子が置いてあった。
そして、一番奥には、ドスまりさがいた。
「ゆっくりしていってね!!!これからちょうれいをはじめるよ!!!」
と、ドスが話し出した。
「ゆっくりふーどのうりあげがさがってきてるよ!!!れいむ、これはどうしてなの?」
「ゆぅ・・・。このだいふきょうで・・・
かいぬしさんがゆっくりのえさだいがはらえなくなってきているんだよ・・・。」
「そんなことはわかってるよ。それのたいさくをどうとっているのか、
そして、どこまですすんでいるのか、そういうことがききたいんだよ。
まあ、うりあげがさがっているじてんで、あまりすすんでいないのはわかるけど・・・。」
「どす、ゆっくりごめんなさい。いろいろとうりこんでいるんだけど・・・。
にんげんさん、かってくれないんだよ。」
「うりこんでいったって、みんなおかねがないんだから、かってくれるわけないでしょ!!!
ばかなの??しぬの??もっとあたまをつかってね!!!!」
「ゆぅ。じゃあ、どうすれば・・・。」
「かかくをやすくするとか、かってくれそうなゆうふくなぶるじょわじーなかいぬしさんをさがすとか、
ほうほうはたくさんあるでしょ!!!!どぼぢでぞんなにあたまがわるいの!!!」
「ゆぅ・・・。でも・・・。かかくをやすくすると、もとがとれなくなるよ。
あとゆうふくなぶるじょわじーなかいぬしさんは、れんかなゆっくりふーどをかわないよ。」
「それをなんとかするのがれいむのしごとでしょ!!!!
いいわけがおおいと、りすとらしちゃうよ!!!」
と、どこにでもありそうな会社でのやりとり。
人間そっくり。
いや、人間とそっくりすぎる・・・。
まりさの仕事は、ゆっくり製菓株式会社という営業のようだ。
ゆっくり製菓は、加工所からの餡子や生クリームを利用した菓子だけでなく、
飼いゆっくり用の食料まで販売しているゆっくり産業界の中では、
最大手の企業だ。
しかし、昨今の大不況のせいか、売り上げが芳しくなく、
リストラも時間の問題であった。
まるで人間、人間の社会と一緒・・・。
しかし、人間の社会と違う点がひとつだけある。
それは・・・。
その日の昼食時間・・・。
それぞれの番が用意してくれた弁当を食べるゆっくりたち。
「きいた?まりさ?あのれいむ。ついにりすとらされるんだって・・・。」
まりさの同期入社したれいむが、まりさとちぇんに話しかける。
「ゆぅ!?あのれいむって・・・。あさ、どすにおこられてた?」
まりさたちは一斉にびっくりした表情になった。
「ゆんやぁあぁあああ!!!つぎはちぇんだぁああ!!!きょわいよぉおぉお!!!」
慌てふためくちぇん。
「ゆっくりおちついて!!ちぇん!!!りすとらなんてうそだよ!!!たぶん・・・」
まりさは、自信なさげにちぇんを慰める。
「あのれいむだけ、さんかげつまえからのるまたっせいできなくて・・・。
こんげつは・・・ついにいっけんもちゅうもんをとれなかったって・・・。」
れいむは不安そうな顔で話しかける。
「ゆぅ。こんげつだって、のるまをたっせいできたゆっくりのほうがすくないのに。
それに、のるまたっせいしたゆっくりだって、ぎりぎりのるまをたっせいしたっていうのに・・・。」
まりさも不安そうな顔になった。
「ゆびぃいぃいいぃいい!!!!らいげつはちぇんだぁああ!!!らんしゃまぁぁああ!!!たしゅけてぇえええ!!!」
このちぇんは、自身の成績の悪さを自覚しているせいか、次は自分がリストラの対象になるのでは、狼狽していた。
なぜ、このゆっくりたちが、これほどまでにリストラを恐れるのか・・・。
人間の場合も、リストラを恐れるが、生活苦に陥るか、路頭に迷うくらい。
世知辛い世の中で、どうしようもなくなった、もしくは、どうしようもなくなったと思った人間が、
追い詰められて自殺をすることは多分にあるが、リストラ自体が命を奪うということはない。
しかし、それは人間の場合である。
ゆっくりの場合、その楽観的思考で、リストラされてもこの先なんとかなると思うだろう。
だから、リストラくらいで自殺なんて考えないだろう。
それに、リストラされたからと言って、ゆっくりにとって、会社勤めを辞め、
従来通り、山奥で狩りをして生活していけばいいだけだろう。
だが、ことはそんなに簡単ではないのだ・・・。
昼食時間が終わり、各自職場に戻ると・・・。
「おねがいでずぅううぅ!!!でいぶにもういっがいじゃんずをぐだざいぃいい!!!」
「もうけっていしたことなんだよ!!!れいむ!!!ゆっくりりかいしてね!!!」
ドスと朝礼で怒られたれいむが叫んでいた。
れいむの方は、顔から汗、目から涙、口から涎を垂らしながら、
今まで見たこともないような苦しそうな顔で、泣き叫んでいた。
「ゆんやああぁああああ!!!じにだぐないぃいい!!!じにだぐないぃい!!!」
「ゆふん!!!うらむなら!!!れいむのむのうさをうらんでね!!!にんげんさん!!!
このむのうなあんこをはやくかこうじょにつれていってね!!!めざわりだよ!!!」
と、ドスが叫ぶと、黒い服にサングラスをかけた人間たちが現れた。
「だずげでぐだざいぃいぃい!!でいぶばじにだぐないぃいい!!!」
「ゆるじでぐだざいぃいい!!!でぃぶにじゃんずをぐだざいぃいい!!!」
体を人間たちに押さえつけられ、台車に乗せられるれいむ。
ケツをプリプリと振りながら、体中からいろんな液体を撒き散らし、
苦悶の表情で暴れるれいむ。
ゆっくりにとってのリストラとは、単純な解雇ではないのだ。
加工所へ送られて、菓子やゆっくりフードの原材料にされることをリストラというのだ。
しかも・・・。
「ぜめでぇええぇえ!!!!ばでぃざどぉぉおお!!!
おちびじゃんだぢだげでもぉおぉお!!!だずげでぐだざいぃいいい!!!
おちびじゃんだぢばぁぁあああ!!!うばれだばがりなんでずぅううう!!!!
ぜめでぇえええ!!おちびじゃんだげでもぉおおぉお!!!!!
おちびじゃんだぢばぁあああ!!!ゆっぐりざぜでぇえええぇええ!!!!」
「ゆ!?なにをいっているの?
れいむのむのうなあんこだけで、こんかいのそんしつをうめられるとおもってるの?
ばかなの?しぬの?
それに、れいむやれいむのおくさんのまりさのあんこは、ふるくてかちがひくいよ!!!
ぜんぜんたらないよ!!!そんなこともわからないの?
むしろ、おちびちゃんたちのあんこのほうがしつがよいからおちびちゃんのあんこを
うらないことにははなしにならないんだよ!!!
ゆっくりりかいできなくてもいいよ!!!はやくかこうじょであまあまさんになってね!!!」
なんと、このれいむだけでなく、このれいむの妻のまりさ、そして、子供たちまで、
加工所送りになるのだ・・・。
これが人間だったらと考えると、
あまりにも苛烈すぎるリストラだ。ゆっくりたちにとって、リストラ=死刑なのだ。
読者の中には、
『どぼぢでごんなごどずるのぉおぉおぉおおおお!!!!』
と叫んでいる方もいると思う。
それについては・・・。
後編にて説明しよう・・・・。
あとがき
ゆっくりが人間と同じライフスタイルだったら・・・
っていう想像がこんな話になったよ。
あと、あまあまさんちょうだいね!!!
なんでくれないの?
ばかなの?しぬの?
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- ゆっくりを雇用しても人間が働く場所が減るから批判されて潰れると思う -- 2016-02-17 00:40:46
- ↓それな -- 2015-11-13 17:58:57
- てかドスは何かやってるのか?
口だけの上司なら加工所行きでいいんじゃね? -- 2011-11-17 15:02:03
- どぼぢでごんなごどずるのぉおぉおぉおおおお!!!! -- 2011-04-06 13:12:25
- こういうの好き -- 2010-08-05 22:45:50
最終更新:2009年10月23日 01:43