LUNの拡張手順(同期対象のディスク拡張)

前提として、本番環境と災対環境として同期しているディスク(LUN)の拡張手順を記載する
大まかに以下の手順で実施する(下記の手順で正しいかはやや疑問)

同期停止 → 整合性グループから削除 → ミラー解除 → スナップショット削除 → LUN拡張 →
ミラー再設定 → 同期再開 → 整合性グループに追加 → 拡張したLUNを割り当てているサーバでサイズ変更を反映

1. 同期停止

2. 現在の設定内容確認
 ・ボリュームリスト確認(本番)
   # cd /opt/IBM/IBM_XIV_Strage_Management_GUI
   # LANG=C
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list cg=[整合性グループ名] | grep [拡張対象LUN名(本番)]
    ※ 拡張対象のLUNが存在する事を確認
 ・ミラーリスト確認(本番)
   # ./xcli -m [アドレス] mirror_list | grep [拡張対象LUN名(本番)]
    ※ ミラー設定がされていることを確認
 ・ボリュームリスト確認(災対)
   # cd /opt/IBM/IBM_XIV_Strage_Management_GUI
   # LANG=C
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list cg=[整合性グループ名] | grep [拡張対象LUN名(災対)]
    ※ 拡張対象のLUNが存在する事を確認
 ・ミラーリスト確認(災対)
   # ./xcli -m [アドレス] mirror_list | grep [拡張対象LUN名(災対)]
    ※ ミラー設定がされていることを確認

3. 整合性グループから削除
 ・整合性グループから削除
   # ./xcl -m [アドレス] cg_remove_vol | vol=[拡張対象LUN名(本番)] -y
 ・削除後の確認
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list cg=[整合性グループ名] | grep [拡張対象LUN名(本番)]
    ※ 何も出力されないことを確認

    ※ 本番だけでいいのか???

4. ミラーリスト削除
 ・ミラーリスト削除
   # ./xcli -m [アドレス] mirror_delete vol=[拡張対象LUN名(本番)] -y
 ・削除後の確認
   # ./xcli -m [アドレス] mirror_list | grep [拡張対象LUN名(本番)]
    ※ 何も出力されないことを確認

5. スナップショット削除(本番)
 ・削除前の確認
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list vol=last-replicated-[拡張対象LUN名(本番)]
    ※ スナップショットが存在することを確認
 ・スナップショット削除
   # ./xcli -m [アドレス] snapshot_delete snapshot=last-replicated-[拡張対象LUN名(本番)]
 ・削除後の確認
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list vol=last-replicated-[拡張対象LUN名(本番)]
    ※ No volumes match the given criteriaと表示されることを確認

6. スナップショット削除(災対)
 ・削除前の確認
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list vol=last-replicated-[拡張対象LUN名(災対)]
    ※ スナップショットが存在することを確認
 ・スナップショット削除
   # ./xcli -m [アドレス] snapshot_delete snapshot=last-replicated-[拡張対象LUN名(災対)]
 ・削除後の確認
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list vol=last-replicated-[拡張対象LUN名(災対)]
    ※ No volumes match the given criteriaと表示されることを確認

7. LUN拡張(本番)
 ・拡張前のLUNサイズ確認
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list vol=[拡張対象LUN名(本番)]
 ・LUN拡張
   # ./xcli -m [アドレス] vol_resize vol=[拡張対象LUN名(本番)] size=[拡張後サイズ(GB)] -y
 ・拡張後のLUNサイズ確認
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list vol=[拡張対象LUN名(本番)]
    ※ サイズが変更されたことを確認

8. LUN拡張(災対)
 ・拡張前のLUNサイズ確認
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list vol=[拡張対象LUN名(災対)]
 ・ロック解除
   # ./xcli -m [アドレス] vol_unlock vol=[拡張対象LUN名(災対)]
 ・LUN拡張
   # ./xcli -m [アドレス] vol_resize vol=[拡張対象LUN名(災対)] size=[拡張後サイズ(GB)] -y
 ・拡張後のLUNサイズ確認
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list vol=[拡張対象LUN名(災対)]
    ※ サイズが変更されたことを確認

9. ミラー再設定
 ・ミラー再設定(一例)
   # ./xcli -m [アドレス] mirror_create vol=[拡張対象LUN名(本番) slave_vol=[拡張対象LUN名(災対)] ¥
    init_type=offline type=ASYNC_INTERVAL rpo=600 remote_rpo=600 target=[災対XIVのホスト名] ¥
    schedule=[スケジュール] remote_schedule=[スケジュール名]
 ・設定後確認
   # ./xcli -m [アドレス] mirror_list | grep [拡張対象LUN名(本番)]
    ※ ミラー設定が表示されることを確認

10. ミラー有効化
 ・ミラー有効化
   # ./xcli -m [アドレス] mirror_activate vol=[拡張対象LUN名(本番)]
 ・設定後確認
   # ./xcli -m [アドレス] mirror_list | grep [拡張対象LUN名(本番)]

11. 同期開始

12. 整合性グループに追加
 ・整合性グループ追加
   # ./xcli -m [アドレス] cg_add_vol cg=[整合性グループ] vol=[拡張対象LUN名(本番)]
 ・設定後確認
   # ./xcli -m [アドレス] vol_list vol=[拡張対象LUN名(本番)]
     ※ 整合性グループに追加されていることを確認

13. 拡張したLUNを割り当てているサーバでサイズ変更を反映
 ・拡張前VGサイズ確認
   # lsvg [拡張対象VG名]
    ※ TOTAL PPsを確認する
 ・変更反映
   # chvg -g [拡張対象VG名]
 ・拡張後VGサイズ確認
   # lsvg [拡張対象VG名]
    ※ TOTAL PPsを確認する

以上
最終更新:2014年03月18日 13:29